Glade House 朝の風景


Glade House の朝は、ゆっくりです。7:30からランチのサンドウイッチをつくり、朝食を済ませてもまだ暗く、暫らくして、夜明けを迎えます。8:45出発の準備を終えHouse前に出ると眼前に新雪の峰が浮かび上がりました。44人のハイカーは、ガイドに装備の点検を受け、見送られ、三々五々クリントン川の吊り橋を渡り、16km先のPompolona Logdeを目指しました。

写真説明: 9:00出発時のGlade House前の景色です。眼前をクリントン川が流れています。 浮かび上がるドームはザ・センチネル1478mと思われます。



←サンドウィッチづくり
今日からランチは、自分でつくります。バターを塗り、おいしそうな大きなハムときゅうりの ピクルスを挟みました。

おやつ→
おやつは、好きなだけ紙袋へ入れて、パックに収めます。私は、干しぶどうとオレンジ2個いただきました。 ペットボトルに水道の水を入れ替えます。そして、8:00から朝食をとりました。




←クリントン川
Glade Houseは、このクリントン川の左岸です。

出発記念→
峠に至るMilford Trackは、ここから吊り橋をわたり、クリントン川の右岸を分け入ります。



←クリントン川
谷は深く、川面に日がさすのは何時ごろか?
行く手に、”世界一美しい散歩路”の予感。

ブナの巨樹→
Trackにバックパックが置き去りにしてあります。誰かが、わき道に入ったようです。 200m程入りこんだジャングルに、ご覧の巨樹が聳えていました。 樹齢は、およそ600年?やがて、彼らは倒れ、朽ち、原生林は活き伸びるようです。



湿地帯散策
ウエットランドの標識です。わき道に入ると展望が開けて散策用の木道がありました。
ドーム(ザ・センティネル)は近いようでまだまだ先です。



←クリントン川風景
10時頃でしょうか?やっと川面に陽がさしました。そして、また、朝もやが立ち込めます。

休憩地点→
かなり歩いたので、1/3位来たかと思い休憩することにしましたが、 防水マップで調べると1/5程でしたので、慌てて出発しました。 ここから、800mくらい進んだ時に、ストックを置き忘れたことに気付き、 走ってとりに戻った思い出のクリントン川原です。


←コケ類
NZのコケ類は、約550種あるという。温帯性雨林のコケは、このようなカーペットもあれば、 垂れ下がるカーテンもありました。

猿の腰掛→
NZには、猿はいないが腰掛はありました。名前をガイドから聞きましたが、忘れました。
その腰掛の下に、かって、電話線を引いた碍子が残っていました。半世紀前までは活躍していた と思われます。


秋の風情
日のあたる草地は、ススキ?がなびき、僅かな花が夏の終わりを告げていました。
白銀の峰は、3〜4日前降った新雪のようです。

←Hirere Falls小屋
私は、この小屋で、Coleyに紅茶を入れてもらい、サンドウイッチを食べました。
Hirere Falls→
小屋の前は、クリントン川で、対岸がHirere Fallsです。その上は氷河?


←好奇心旺盛なケア
滝を見て、小屋に戻ると、私のジャケットをケアがつつきます。 ランチも狙われていました。

Hidden Lake→
標識に従い左に草地を進むとこのようなLakeが隠れるようにひっそりと現れました。 岩壁めがけて小石を投げましたが、どうしても届きませんでした。 筋力の衰えを痛感しました。


←Pompolona到着
Day2のウオークは、暑くも寒くもなく、雨も降らず、まずまずの天候で無事に終了しました。

ロッジ風景
登山靴を脱ぎ、テラスの出ると、見事なU字谷が迫っていました。 雲の流れに不安を感じます。


←洗濯
皆さんは、せっせとお洗濯です。私は、さほど汚れもなく、厚い靴下だけ洗って、手絞りで乾燥室へ。しかし、翌朝になっても乾きません。手回し脱水機を使わないと。

パノラマロビー 氷河のつくった渓谷が迫る素敵なロビーです。スナックと紅茶でほっと一息しながら、国際親善が始まります。



←ディナー
夕食前に、ガイドからスライドを使って翌日の説明会がありました。 そして、現在低気圧前線が急接近している、 明日の峠は暴風雨か吹雪になるという。峠越えは、安全を考えて、複数で歩けと指示が出ました。

したがって、明日の天候を気にしながらの夕食になりました。
その夜は、これまでの疲れが出たのでしょうか、一杯のワインで熟睡しました。 翌朝は、7:00にツアーガイドにたたき起されました。出発30分前です。



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