山ガール向き  安・近・鍛ハイキングコース No:31
風頭山(ふうとうさん)・597m
岡崎市石原町 (調査 2011.3.22)

@ コース概要 :
風頭山は、 岡崎市東部、くらがり渓谷西部の山頂の尖った急峻な山である。 その位置は、北に豊田市の巴山、南東に豊川市の本宮山と三角形をなす。 また、風頭山の尾根を東へ1.5K進むと岡崎市の最高峰と思われる大日山651.1mがある。

登山口へは、R37を東進、岡崎市石原町の宮崎小学校を目指す。そこから1Km先の左側奥の石原公民館Pに車を止め、 男川を渡り、鋭角に右折し林道の森林浴を楽しみながら、登山口標識を探しながら、 険しい山頂を目指し、長閑な山村の風景を楽しむルートです。

山域の特徴は、林道が多いが、山頂へは急登を覚悟して挑戦しなければならない。山頂近くの休憩所からの眺めは 南東に開け、本宮山と直下の山村風景を楽しめる。 シニアー向きというよりも山ガール向きハイキングコースです。

・往復7.2Km、所要時間:4時間30分(休憩・昼食含)
・マップ:カシミール3D編集版・ ルート断面図



A 風頭山コースガイド
・登山口は、石原公民館Pから1.5Kmほど林道を進み、写真の標識を確認する。

登山口近くに、未舗装の小さなPもある。その手前に、山村の往時を偲ぶ 『久保城址』がある。

・林道終点

林道を進み、沢にかかる橋を二つ渡り、終点には車の折り返し用のふくらみがある。 そこから、山道に分け入る、入り口の左側のケルンを確認し進む。

やがて、急登になり、林道出会いが近い、



・林道出会い

急登を登りきると、林道に出る。

右に少し歩き、写真の標識を見出す。ここからが一層の急登で、風頭山の尾根を目指す。アセビの群生が始まる。



・尾根上

尾根上の檜のプレートに左が山頂と矢印がでる。

山頂を目指す前に、右へ、鞍部を越し、大きな倒木が出るまで進み、四等三角点を確認する。



・四等三角点

国土地理院の文字を確認する。一帯は、アセビの群生地、

・宮崎小学校

尾根上の檜に戻り、緩やかな尾根道を進むと左側が開け、宮崎小学校を確認できる。

しばらく進むと急登となり、足元注意で山頂へ、



・山頂

山頂は、らくだのこぶの様に盛り上がる。

石柱は三角点ではない。標識は、左に休憩所(展望所)を示す。



・川瀬さんの山頂プレート

各地の山々で拝見した懐かしい山頂プレート



・休憩所(展望所)風景

休憩所は狭いが、展望は素晴らしい。

本宮山、西蔵、観音山を間近に見る。

・山村風景

眼下は、豊川市東川原町、川根の山奥で見るような深い谷間の山村と茶畑の風景です。



・茶畑

アップして見ると風頭山麓は茶畑でした、旧額田郡宮崎村は現在も茶所であった。



・梅林

下山は、林道を左へ進み、石原の集落へ、途中梅林越に宮崎小学校を眺め、村の営みを眺め、 広大な屋敷を守るご婦人と語らい、旧宮崎村の茶所の今を実感する。



・アセビ

登山口、石原町の農家の庭先のアセビが咲き誇る。

風の頭は、アセビも花芽もなかった。



・宮崎小学校校庭

郷中を抜け、風頭山を眺める春休みの小学校へ、

校長は、奥の尾根一帯を、地元では風頭山といい、以前は、高学年は全校生徒で登ったそうだが、 現在は、登れなくなったという。

子供の危険予知能力を鍛えるのに相応しい山と思いのだが、

・風頭山姿
帰路、麓を流れる、R37沿いの男川を数キロ下り、天恩寺付近から、風頭山の尾根を眺める。
今回の調査は、右三つのこぶを歩いた、左奥のピークは大日山651.1m・岡崎市の最高峰?のようだ、

B安近鍛調査コメント
・アクセスは、岡崎市街朝の渋滞を避けて、松平交流館からR301下山経由で60分、
・帰路は、岡崎市大平経由で交流館まで60分、
・風頭山は、安近鍛ですが、シニアーがぞろぞろ登るには危険な山であった。 そこは、登山靴に慣れた山ガールに相応しい山であった。



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