高齢者向き 安・近・鍛ハイキングコース
鞍掛山883m & 四谷千枚田
2013.6.15 ・ 5.9Km ・ 4 時間コース

サイトの見方:先ずコースマップをクリックし、マップを開きコース全体を確認
@コースマップ(GPS・Tさん編集) 
AStart/Goal:千枚田上鞍掛山登山口P   B参加者:23名

・四谷千枚田到着 10:36

懸案の鞍掛山登山です。田峯観音経由で到着した一行23名は、ここで、千枚田を眺め、歴史を学び、雲間に隠れる鞍掛けの高嶺を目指しました。

当日の天気は、曇りですが参加者23名と過去最多です。



・千枚田の説明 10:36

千枚田のビューポイントには、四谷地区・大代(おおしろ)の苦難の歴史を伝える。



・千枚田歌碑 10:43

県道R32で棚田の中ほどのビューポイントで車を止め、大代集落自慢の歌碑を確認します。

延命地蔵尊脇の歌碑標柱に誘われ、棚田の小路を少し進みます。



・勅撰歌の学習 N提供 10:50

民家の苔むす石積みに、

昭和54年歌会始佳作入選
御 題「丘」勅撰歌

『鞍掛山(くらかけ)の水ひく丘の千枚田代(しろ)かく頃か夜目(よめ)にもしるし』

当時の佳作入選24句は、下記の ”宮内庁HP”をご覧ください。
愛知県 山本太一 様の名前を確認できる。

また、棚田の中を巡ると、四谷の皆さんが詠んだ歌碑がいくつもありハイカーの心を和ませる。


・鞍掛山登山口P 11:12

棚田最上部の登山口Pです。

松平ウオークの今年のテーマは、”地域を巡る(知る)”ということで、いろいろ学びながら到着は11時を過ぎました。




・小水力発電の学習 11:18

登山口の横で、最後の学習です。

今月出来たばかりの
四谷地区・小水力発電施設
愛称:でんでんちゃん・新城市立連谷小学校

最大出力 1000W を見学、

この電気は、バッテリーに蓄え、コントローラー、小屋の照明、トイレの照明に利用中です。 今後は、浄化槽のブロアーや獣害対策の電気柵の電源に利用する。


・小水力発電全景 11:18

千枚田用の大切な沢水を調節し落差11m、水量10リッター/秒で水車を回し、発電し、再び棚田へ流します。

詳しくは、写真をクリック、

この小水力発電については、マスコミも取り上げ昨年度から度々新聞報道された。
直近の記事は下記を読んでくださいね。

”日本経済新聞(夕刊)2013.5.16 報道記事”
(記事が出たら、もう一度クリックすると拡大し読めます)



・かしやげ峠 N提供 11:32

入山10分、東海自然歩道に、歴史を伝える峠です。

道標の石碑あり、倒れた武田信玄が甲斐の国へ逃れり、山津波の受難者供養塔など数々の石碑が建つ、



・スギの人口樹林 N提供 11:50

鞍掛の山中、よく整備された杉の人工林にガスがこもります。




・コアジサイ 12:45

アジサイが雨を呼んでいます。梅雨のハイキングも素晴らしい。



・山頂近くの標識 12:46

鞍掛山は後半はかなりの急な登りが続きます。

ここまで上がればやれやれ、

・三等三角点 12:47

登山路脇の山中に、腐葉土に埋もれた標識が転がる。

よく見ると、山頂の三角点、


・登頂 12:51

松平ウオークが昨年12月の下見時に吊るした記念の看板、




・山頂のコアジサイ N提供 13:36

山頂のベンチで、このような風景を眺めながら遅い昼食です。




・登頂記念 13:39

ご婦人2名が燃料切れでバテてて遅れて到着、全員揃ったところハイポーズ、




・敢闘賞のK姉妹 13:42

妹が、燃料切れでダウン、姉がサポートし、途中で昼食を食べたら元気が出てマイペースで登ってきた、

その、頑張りと、姉妹愛に敢闘賞!

山登りは、空腹ではへばるようですので今後は注意しましょう。


・下山開始 13:44

大部隊の下山風景です。




・大きなスギ 14:00

山域は、戦後の植林時代のスギがほとんどでしたが、大先輩も健在でした。

100年後、全員このように育つことを願い、山頂を後にしました。

・かしやげ峠 14:47

どうやら、雨の降り出す前に下山できそうです。やれやれ、




・山津波受難供養塔

かしやげ峠には古道の道標や石碑が並ぶ、山津波受難供養塔碑文には、

明治37年7月10日、死者11名全員の氏名、家屋全半壊10ヶ、馬2頭、昭和31年7月10日、施主大代組建立、発起人2名の名を刻む、

受難52年後に、戦争も終り、棚田も復興し念願の供養塔を建立したと思われます。

・全員下山 15:04

千枚田上の登山口は誠に素晴らしい。
ハイカーが下山後に、靴の汚れを落とす洗い場が設けられ、タワシもあり、きれいなトイレも完備です。

参加者は、靴を洗い、さわやかな気分で、村人に感謝し、5台のマイカーに分乗して松平交流館へ、

お疲れ様、おわり、


・千枚田と鞍掛山 2012.11.12 15:09 ・下見にて

千枚田入り口のビューポイントからの眺め。

棚田の終点から、山頂を目指すルートは、後半はかなり急勾配となります。

時間に余裕があれば、ここから山頂を目指すのもお勧めです。


・鞍掛山山姿 2012.11.12 15:31 ・下見にて

田峯観音広場から眺める鞍掛山

ここからの眺めは、馬の鞍の形で、その名があると思われる。

次回(7月度)は、高嶺山ハイキングです。夏季に全員が楽しく登るのには、少し厳しいコースですので、 幹事6名で再度下見をしてよく検討します。下記の下見の下見レポートをご覧ください。

『高嶺山 1599m 長野県下伊那郡平谷村』





****《松平ウォークプラン》****

****《安近鍛目次》****