高齢者向き 安・近・鍛ハイキングコース
舞木町集落センター&猿投山・632m・豊田市猿投地区
2013.3.16 ・12Km・6 時間コース

サイトの見方:先ずコースマップをクリックし、マップを開きコース全体を確認
@コースマップ  A棒の手ふれあい広場の案内板(参考) 
B地区巡りStart: 舞木集落センター C猿投山登山 Start/Goal:猿投・棒の手会館 D参加者:18名 

・地区巡りStart 9:25

今回は、松平ウオークの2013年度活動テーマ『地域を巡る』の2回目で、猿投地区(旧猿投村)を巡ります。

スタート地点は、舞木町の集落センタの展望台から、猿投地区自慢の桃畑と猿投山を眺めます。

猿投地区は『モモの里』と呼ばれ、モモの収穫量は県下有数!

当日は、モモの花には早すぎて四季桜がちらほら、あと1ヶ月もすれば山麓一帯にモモの花が咲き誇り、桃源郷のような世界が広がるそうです。

今回は、その下見です。


・集落センター展望台 9:29

参加者は、展望台に上がり、猿投地区の360°を確認します。

とりわけ、ここから眺めるモモ畑、猿投山とその山麓に広がる乙部ヶ丘住宅、南には松平の山並み、さらに村積山などを眺め、 猿投山麓を再認識しました。



・モモの栽培説明 9:31

松平の”柿王”Sさんから、モモの栽培の話を伺う。

絶えず若木を育てる必要があり、土地を耕し、有機肥料を施すという。

周囲を見渡すと、背の高いモモの木も少しはあるが、多くは若木のモモ畑で、耕運機が樹間を耕す。




・モモの見ごろ

4月に入り、桜が咲いた直ぐ後が見頃のようです。是非、再訪してご覧くださいね。

この写真は、豊田市観光協会が発行した『愛知高原国定公園・猿投山』パンフレットの表紙から抜粋、




・棒の手会館 9:50

ここが、今回の猿投山登山のStart/Goal 地点です。

猿投山登山は、普通は、猿投神社奥の登山者Pを利用しますが、近年は登山者が多く土日は満車です。

1.2Km 程と遠くなりますが、立派なPがあり安心です。 一行は、棒の手会館のホールに立ち寄ります。

広場横の『猿投断層』見学に先立ち、職員の配慮で、全員に猿投断層の文献Copy をいただく。


・猿投断層見学 10:06

棒の手会館職員のYさんから猿投断層の現地で説明を受ける。

現地は、断層の一部が露出しているが、多くは竹が生い茂り分かりにくい。

猿投断層は、猿投山塊南東側山麓部の花崗岩類と 藤岡・猿投地区の瀬戸層郡とを境とする、北東から南西方向に走る断層で、境川に沿って南西方向に延びる。

約30万年前の猿投山の造山運動も同時期と考えられる?

・猿投断層


・断層露出 10:07

現在も、竹藪の横に一部が露出している石灰岩の断層面、

お願い!
ここには、断層の説明版もない、
竹藪を整理して案内板を建て、猿投地区の自然遺産とし、広場・猿投山を訪れる多くの市民にも知らせてほしいと思った。

・猿投断層を後に 10:12

30万年前に隆起したと思われる猿投山を目指す参加者18名、





・山ガール 10:31

が、下山してくる? どうしましたか?

あま市から来たが、城ヶ峰コースの登山口が見当たらないので戻ってきたという。
Sさんが入り口まで案内し無事入山、



・トロミル水車  10:43
かって、陶器の上塗り原料を挽いたという。

この水車は僅かな水量で年中軽快に回っている。
登山者の多くが、このような僅かな水量だけで本当に回るのか疑問に思う。

今回の登山は、地区巡り(地区を知る)の一環です。

参加者全員に、水だけで回るのか?クイズを出した。皆さん考え込んで返事がない。

暫くして、山家育ちのY さんが、一桝に僅かな水でも、10個位つながっているので十分回ると回答した。 彼は、子供の時に実際に見ていたのだ、

正解:水の重さだけで回る。


・避難小屋 11:23

ここまでが、一番急な登りで中間点、全員異常なし、と思えたが、人員確認で1名が不足、携帯も繋がらず山頂でゲット、

先導者より、”先へ行くな”の徹底を怠る。

休憩&体温調整




・展望岩 11:39

ここは、市内の各地区のほとんどを見下ろすビューポイント、

眼下に猿投、そして石野、藤岡、足助、高橋、松平、下山、挙母、上郷の各地区を、その奥に奥三河の山々、




・アルプス展望窓 12;22

少し前に、山頂手前の尾根道に、アルプス展望窓ができた。

窓辺には、猿投山愛好者が設けた写真方位板が立つ、

お蔭で、春霞でも、黄砂が来てもOKです。

立木を間引き、登山者に気遣う。


・南アルプス方面 12:23

猿投山愛好者が設けた写真方位板と松平ウオークのシンボルステッキ

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・中央アルプス方面 12:23

猿投山愛好者が設けた写真方位板、

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・初登頂記念 12:51

松平ウオークとしては初挑戦です。

参加者18名中数名が初体験で、少し心配もしましたが全員で標高632mの三角点を確認、

また、近年普及している三角点(インテリジェント基準点)の"ICタグ"を全員で確認、




・山頂の展望 12:47

山頂からの展望が改善されました。

以前は、木立が多く、御嶽山をの覗き見でしたがご覧のように広域展望が可能となる。




・山頂の様子 12:53

松平ウオーク全員が引き上げた後の山頂の様子、以前より登山者も増え明るくなり、広々、

近年、間伐材利用のベンチ増、これは、登山愛好家のボランティア活動のお蔭です。

ありがとう!


・ランチ用ひな壇 13:09

常連は、この場所を『1号店』という、
土日は満席とあきらめていましたが、到着時間が13:09と遅くなり全員収まる。

少し下に、『2号店』があり、さらに『3号店』もあるという。

近年、高齢化の進展にともない年々賑やかになっています。



・下山 15:41

今回は、猿投神社から山頂間の東海自然歩道ピストン登山です。
このコースは急登もあり、初めての方には厳しいようでした。

・下山中、1名に膝痛発生、途中簡易サポーターで補強してのそろそろ下山となる。

予定時間をオーバーし、大悲殿をパス、猿投神社参拝も半数がパスしました。

下山後、神社横の郷中を巡ります。民家に咲き誇る”サンシュユの花”を眺めながら”棒の手会館へ向いました。

猿投山遠征、お疲れ様、

おわり、


・《編集後記》

土曜日登山に思う

編集者は、普段は平日に活動する、
今日は、元ヤングガールの他に、
・みよし市の北中生230名の、みよし市からの”猿投山周回30Kmハイキング”
・ファッショナブルな山ガール、
・ファッショナブルな山ボーイ、
・年中、半そでの元ヤングボーイ

にも出会えて、微笑ましかった。
高齢者は、土日も活動しないと、


《猿投山パンフレット》

豊田市観光協会の、猿投山情報は下記をクリック

@表紙・左の写真

A猿投山アクセス

B猿投山登山案内図

C猿投山登山案内

D猿投神社・猿投もつり・棒の手ふれあい広場





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