大谷山249m・豊田市小呂町(高橋地区) 2013.2.16 ・11Km・5 時間コース(含観光) 2017.3.3 ・山頂からのパノラマ写真、大谷山余話を追加 |
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・Start ・あじさい道P 9:08 今回は、松平ウオークの2013年度活動テーマ『地域を巡る』の初回です。手始めに、旧松平村に隣接する旧高橋村を巡ります。 スタート地点は、鞍ヶ池公園のあじさい道Pとし、園地・トヨタ鞍ヶ池記念館・大谷山・池田町・交通安全学習センター・ハイウエーオアシス・ を巡り、園内を一周する究極の安近鍛コースです。 当日は、好天で参加者19名、一行の足取りをレポートします。
園地の入り口にあるこの石は、
いぼ石の謂われ
英国庭園、観光牧場などを巡り園地中央の”さくら園展望あづまや”です。
朝陽をあび、鞍ヶ池を眺める一行、
湖面には、水鳥、対岸にはプレイハウス、中央奥に美しの塔、
近年、年間販売台数1000万台(世界初)を目指す、トヨタのルーツ。海外からの見学者も関心を寄せる。 当日の、『鞍ヶ池アートサロン』は、”荻須高徳画伯とパリの街角”
入場無料、開館 AM 9:30〜PM 5:00
この車は、トヨタものづくりの原点、創業者 豊田喜一郎氏の魂が宿る。
何事も、丸投げの時代、自らからの手で調べ成し遂げる大切さを学ぼう!
標高249mの大谷山を目指す。
園地中央のP入口の道を北東へ進み、池田町で大谷山標識を確認し、林道を含めて1.8Km先が登山口、
池田町から林道を進み、高速の高架下を抜けさらに進むとこのような標識に出会う。
”大谷展望を愛する会”の皆さんの思いがにじむ、
分かり易い標識です。ありがとう!
親切な標識です。 よく見ると、石野わくわく事業 小呂町 大谷展望を愛する会 とある、 峠を越えて来たので、旧高橋村から旧石野村へ侵入?
マップを紐解くと大谷山の山頂は旧石野村(小呂町)と旧高橋村(池田町)の境界のようで、
登山口は、石野地区の小呂町でした。
シイタケのホダ木サイズのコナラ?の丸太道、
山頂へは、愛する会の皆さんのおもてなしが随所に、ありがとう。
汗ばむ頃に、ありがとう。
標高は、248.72m 360度の大展望、地元の方は”ぼんぼ岩”と呼ぶ、
白い標柱は、国土地理院の二等三角点を示す。
この標識は、日本一精緻?地図の標高記載は、通常0.1m単位です。 Webで調べるとH21年、国土地理院が大谷山頂の二等三角点上面(水準点)にGPS計測センサー(IC タグ)を埋め込んだ、
北西に、高層ビルが浮かぶ、
北東に、御岳、さらに鉄塔の右に恵那山を確認、
大谷山は、市街地から車で10分で登山口、そこから歩いて15分でこの眺望です。 参加者の誰もが初体験です。 これぞ、究極の”安近鍛ハイキングコース”
大谷展望台を愛する会の皆さんへ 参加者19名です。皆さんの活動のお蔭で楽しいハイキングとなりました。
ありがとう!
二等三角点の上面が、248.72m 後方の、なだらかな尾根は、猿投丘陵、
近年、国土地理院が三角点にIC タグ埋設を進める。 タグの機能は、GPS で埋設地点の標高、位置の読み書き可能で、電源は不要という。 現在、二等三角点で全国で5000点埋設という。そのうちの一つ、 このような三角点を”インテリジェント三角点”呼ぶ、
林道を下り、池田町の辻へ、 白壁の土蔵、軒下のヘボ蜂の巣、鎮守の森の巨樹と共に暮らす家並を巡る。
名木No. 172 スギ
津島神社境内奥に鎮座、 幹事のSガイド、説明に力が入る。
この小山は、高見家のマイガーデンです。 一行は、同年代の御主人の歓迎を受け、案内いただく。
芝桜も咲き誇り、きれいになるよ、
奥に進むと。
更に奥へ進みます。 根回りを確認に行くと、あちこちに大きなギンナンの実が落ちていました。
主人の高見さん(右)は、 Sさんは、地域の活動を通して高見さんとは顔見知り、 テクテク歩けば絆は一層深まる、 一昨年、市内の”花のあり町づくりコンテスト ”に参加、 見事に優秀賞をゲット
おめでとう!
村はずれに差しかかると 奥の建物が、豊田市交通安全学習センター
岡崎からの参加者は、岡崎にもあるがこれほど立派でないという。 暖房完備のレストルームで小学生と同席で昼食、
館内を拝見し、鞍ヶ池へ、
この道は、擧母の町から矢並へ続く旧道と思われた。
住宅地のすぐ前ですが、牛舎の香りを懐かしみ、山茶花の名木や家々を眺め鞍ヶ池公園へ、
湖畔では、釣り人がワカサギを狙います。釣果をカウンターで確認します。 バケツを覗くと何百ものワカサギが輝く、
湖畔をくねくねと巡り、上がったり下がったり、
ハイウエイオアシスの展望台から大谷山を探す、 目を凝らすと、山頂のぼんぼ岩と看板ががかすかに覗く、
編集者のデジカメで、
オアシスから、直線距離で 1.5Km
オアシス敷地には、
小休止、しかし、まだ誰も疲れた様子はない。
左前方に鞍ヶ池 今年の梅の開花は?
1/29の下見:つぼみ固い
皆さん、足取りも軽く颯爽とGoalを目指します。 5時間11Kmの大寒ハイキングは、今年82歳になる長老を先頭にまだまだ続きそうですね。 ご参加ありがとうございました。
松平交流館自主活動グループ
A市民の皆さんへ @大谷山の山名が国土地理院の地図にない訳(2017.2.16地理院の説明) 国土地理院地図は各自治体が報告する地名、山名などを基に作成。 豊田市は、”大谷山”の山名を記入していなので、 国土地理院は地図に記載出来ない。 三角点は、国土地理院が定め△記号、標高を記す。 ・勘八山 171m、 十明山、炮烙山、六所山などは山名の記載がある。 ・大谷山、天下峯は、記載なし、 ・また、1/25,000 の地図に記入しにくい場合は割愛することもある。 A大谷山の地元・小呂町の長老 河原高則氏 S8のおはなし(2017.2.15) 地元では、大谷山は明治時代もそう呼んでいた。 当時、この山の地主は他村の扶桑町の人であった。 地主は、家から遠い(約一里)ので、地元の小呂の人に売りにだした。 当時の高橋村小呂は貧乏で、財産と言えば鍋、釜 そして女房と子供 くらいであった。 小呂の人は近くの山であり欲しかったが金はない。 しかし、当時の農工銀行で金を借りてでも欲しかった。 村寄合でなんども話し合ったが返済の当てもなく難航した。 最終的に10名が賛同し共同名義で明治末期に農工銀行の融資で購入。 その後、10名で分割登記の話が持ち上がり協議したがまとまらず。 現在も、当時の10軒が所有する私有地です。 B大谷山の標識 小呂町は、最近の地域活性化の”わくわく事業”で登山道を整備し、 山頂に標識・説明版をたて 近郊のハイカーに親しまれるようになった。 しかし、地主全員が賛同しているわけでもない。ハイカーは、心して歩こう! 《参考》
おわり。 取材 松平ウオーク 岡田邦雄
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