高齢者向き 安・近・鍛ハイキングコース
高嶺山1599m,長者峰1573.6m ハイキング
2013.7.20 ・ 8.7Km ・ 5 時間コース

サイトの見方:先ずコースマップをクリックし、マップを開きコース全体を確認
@コースマップ(GPS)  A高嶺山登山マップ(平谷村発行) 
BStart/Goal:道の駅『信州平谷』P   C参加者:17名

・Start ・道の駅『信州平谷』P 10:28

今回は、松平ウオークの夏季スペシャルで、豊田市の猛暑を避けて、『信州平谷』の高嶺山です。

スタート地点は、道の駅『信州平谷』P、通称”ひまわりの湯”から、清流”柳川”を渡り、諏訪神社の名木栃の木を眺め、 柳川を遡上し、登山口をめざします。 ここから、往復8.7Km 、標高差654m なかなかのコースで、かつ猛暑の登山です。 熱中症防止のため、後期高齢者は短縮コースとし、健脚はフルコースとし挑戦しました。 参加者17名のテクテク状況を報告します。



・柳川 10:35

道の駅の北側は、柳川が流れます。アユが跳ね、盛んに遡上に挑みます。



・登山口

柳川の側道から、林道へ分け入ると直ぐに登山口の看板を確認できます。

すこし進み、沢を渡り、よく整備された登山道に入ります。 3.2Km の連続登りで、途中、林道出会い3ヶ所で進路を確認、牛馬供養塔、平谷村ビューポイント、高嶺のブーナス(ブナの古木)を楽しみます。



・平谷村ビューポイント

コースの中ほどで、平谷村を眺め、一息入れます。ここまで登ると、涼風が吹上ます。




・平谷村ビューポイント アップ

中央を走る道路がR153 で、前方が平谷のスキー場です。

集落の左側手前のフラットな場所が、ハングライダーの着陸地点です。




・ブナ林を目指す

最初の林道出会いまで約2Km、汗ビショリです。

ここから、残りの1/3の登りが続きます。


・高嶺のブーナス?

初めて目にする言葉です。

周辺はブナ林、さては、高嶺の森のブナを女神(ビーナス)と崇め、平谷村の学童が”ブーナス”と命名した?



・ブーナス登場

登山道から、少し下がった所に、ブナの古木が聳える。

平谷の妖精・ブーナスに、近づいて、触れるように、村人が笹を刈込み、一行を迎えた? ありがとう。
(実は、7/9の下見登山時は、笹が茂り近づけなかった)



・本隊登頂 12:29

健脚部隊の登頂所要時間は、2時間ジャスト、アッパレです。

そこは、山頂まで林道が伸びる。

平谷村自慢の観光スポットで、山小屋管理棟、展望舎があり、近年、”平谷高原・高嶺自然プラネタリュウム”と呼ぶ。

ここが、長者峰1573.6m で、高嶺山の山頂は、尾根を北西に約1Km進む。(今回は、長者峰往復登山)


・昼食 12:54

長者峰には、展望舎があり、360度の大展望とハングライダーの飛翔が楽しめる。

昼食は、20℃の涼風に吹かれながら展望舎と周辺のベンチで、



・登頂記念 13:01

長者峰の三角点に全員集合、

後方の、大川入山は雲が湧きうまく入らず。




・大川入山 7/9下見で撮影 N提供

右が、大川入山1908m, 左が、恩田大川入山1941m,




・平谷村、茶臼山方面 11:16

中央から少し左寄りの饅頭山が、茶臼山です。



・ハングライダー

高嶺には、ハングライダーの滑空場があり、数人が次々と舞い上がる、




・高嶺自然プラネタリウムの記念碑

近年、長者峰には、広い駐車場があり、星座マニアは、車で登り夜空を楽しむ平谷村自慢の観光スポットとなる。

その記念碑には、 地元出身の天文学者小池淳平氏の名が刻まれる。




・丸太の樽

樽には、頑丈な蓋があります。

開けてみると、右は、高嶺山ハイキングマップと展望図、左は、7月中旬21時の星座が納められていた。


・入会林野記念碑(いりあいりんや)

長者峰の広場から村を見下ろす場所に、記念碑が建つ、

村の歴史と、入会林野整備事業の経緯を綴る。

・入会林野記念碑文

平谷村は、明治になってから再々の村々合併を繰り返し、山林を分割し、今に生きる。

入会林野(いりあいりんや・農林水産省専門用語) とは、

集落など一定地域の住民が昔からの「きまり」や「おきて」などの慣習に従って、木材、薪炭、まぐさなどを採取するために使用収益している山林原野をいい、 その使用収益する権利を入会権という。
「入会林野等に係る権利関係の近代化の助長に関する法律」(昭和41年7月制定)により、 入会林野の農林業上の利用を促進するため、権利関係を実質上、個人の権利として明確化する近代化整備を行っている。


・高嶺山姿

下山開始は13:15, 道の駅到着14:30となり。全員無事に下山し、ひまわりの湯に浸かる。

高嶺山は、麓の道の駅からは確認できない。

この写真は、平谷スキー場近くのテニスコート上Pから撮影、

中央のピークが、長者峰、左の肩が、高嶺山?

お疲れ様、おわり

次回(9月度)は、稲武町の名古屋市野外教育センターから、原生林経由井山1195m 約5.6Kmのハイキングです。 楽しいコースを準備中です。皆さんのご参加を!



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