高齢者向き  安・近・鍛ハイキングコース No:23
巴川コース・6.5Km
豊田市九久平町・中垣内町(名木めぐり)

@ マップ : 松平交流館前のR39沿い巴川左岸の”名木の森”を振出に、名木8箇所を訪ねます。
 一周所要時間:3時間30分(休憩・昼食含) ・マップ:田村氏ポータブルナビ編集版


A 巴川コースの見どころ
・はじめに
巴川コースは、足助街道(R39新・旧)沿いの名木めぐりです。松平交流館前の”名木の森”を振り出しに、 九久平町・中垣内町内の散策コースです。

普段は、車で通過するエリアですが、歩いてみれば、そこは、巴川の流れが育んだ人々の暮らしと自然が一杯です。 名木を訪ね、その歴史に思いを馳せ、高齢者用、究極の”安近鍛”松平の里・半日コースをお楽しみ下さい。

写真は、”名木の森”下流の宿木の森、両岸の高木に沢山生息していました。

・松平の語り部

酒呑(シャチノミ)城址近くにお住まいの先輩です。昭和初期の松平の自然と生活を伝えます。



・クルミの木

クルミは、里山のおやつです。この実をとって、地中に埋め表皮が腐ったら掘り出して川で洗う。



・旧岩倉尋常小学校校庭

このイチョウは、10年前?に、樹齢100年です。

明治中期、先輩が校庭に植えたイチョウの苗木です。この木を見て、学び、高齢者となった参加者もいます。 子孫が木陰で語らい。テニスを楽しんでいました。



・春光寺

巴川の縁へ出て、暫らく下ると、岡崎の大樹寺の末寺という古刹です。 門前には、ザクロの実がはじけ、栗の実が収穫期でした。

本堂では、檀家の長老が集結、読経が続きます。

トイレ休憩、



・市杵嶋神社

樹齢150年のクロガネモチが聳えます。旧足助街道は拡幅され、神社は移築されたようです。

しかし、脇道は、この木を避けて計画され生き延びたようです。 現在は、名木に指定され、後世に語りかけます。大事にしていただき有難うと、



・弁天社のイチョウ

樹齢150年というから、江戸末期です。

150回、新芽を出し、間もなく150回目の金色を迎えます。



・弁天社のお堂

イチョウは、このお堂の前に聳えています。



・参加記念

中村神社境内の、樹齢200年のモミと名木ツアー参加者14名、



・九久平小学校の校門

この校門は、往時の九久平の繁栄が偲ばれる。

往時の九久平は、巴川の水運もあり、山間地と平野部の物資の集積地で、活動映画館もあったとか、

この林道を進むと、小学校、更に進むと松平中学校へ出ます。

・東山学習園案内図

林道を進むと九久平小学校の東側にこのような案内図がありす。

あべまきコースと岩谷山の案内に従って歩くことをお奨めします。 岩谷山からは、三河平野が望めます。



・登山口標識

ここから、岩谷山の往復をお奨めします。(今回は、半日コースとしたためパス)



・松平中学校校庭

樹齢70年のナンキンハゼです。終戦後、前身の青年学校を卒業した参加者は、こんな木は記憶が無いという。 当時は、幼木であったので当然ですよね。

70年で、名木なら、われわれもそろそろ名人になれるかも、

あれこれ眺め、語り、究極の安近鍛は無事におわります。

後は、九久平の町並みと”松平まんじゅう本舗”と”志満屋”(栗きんとんを記念に買う、最高!)の前を通り、 松平交流館へ戻ります。

皆さん、お元気で、


B巴川コース関連リンク・・・ 《松平地区名木マップ 》

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