草津本白根山(2171m) と 草津の湯 Aug 24.25. 2014 |
・日本国道最高地点 ・8:30 そこは、志賀草津道路の渋峠から数百メートル群馬側の白根山ビューポイントである。 一行は、白根山ハイキングに先駆けて、この地点から旭光を浴びる白根山系をじっくり眺めた。 天候は、ハイキング日和、Nさんときめきの山岳ドライブで、白根火山ロープウエイ駅を目指した。
草津観光協会は、 冬ともなれば、多くのスキーヤーで賑わうロープウェイの駅前にある記念碑は、遠く日本武尊の伝説を伝えるために、 白根山の山頂で日本武尊が亡き弟橘媛を偲んで流した涙がシャクナゲになったという神話にちなんで建てられたと、 HPで紹介する。 ”山媛呼(やまびこ)の碑”
吾妻はや
・吉田一穂(いっすい)
駅舎には、大きなレストランがある。お昼はここで食事をしようと、コンビニ弁当なしで出かける。 何故、そうなったか? 前宿の万座温泉は、弁当はつくらない、コンビニもない、チケット売り場のレディーに相談すると 山頂駅のレストランがいいという。 深田久弥が予言した通り立派な観光地なのだ、 心配はいらない。
山頂駅前を進むと、リフトが待ち構える。観光客は、これで上がり、丘の上で白根山をながめる。 我々は、右側の針葉樹林帯の散策道から、本白根山を目指した。 リフトの係員に、登山届を持参したが受取るか、と尋ねたら、受け取らないし、捜索もしないという。
ここは、危険度、体力ともにランク1、丘を越えて、火口壁を巡るハイキングコースの入り口です。
しばらくは、階段と木道が続く、 旧火口の周辺と思われるが、シラビソ、落葉樹などの立派な林、
樹林帯を抜け、旧火口壁に出ると展望が開ける。 そこは、コマクサの群生地だ、 行き交う地元の方は、7月が最盛期でもう終わったというが、まだまだご咲き誇る。 そうなったのは、地元のボランティア(小学生高学年)がせっせと植えたという。
旧火口壁の砂礫地帯に、このように分布する。 何故、コマクサというか?・・・花が、馬(駒)の顔に似ているため、 何故、砂礫帯で生息できるか?・・・根が非常に長いため、
ローマ皇帝の円形劇場(コロッセオ)を連想する火口である。 大きな溶岩も残るが、ハイマツやコケモモも繁茂する。 そのヘリを巡りながら本白根山を目指す。
一筋の、長い火口壁ルートは、コマクサ街道でもある。
このような、一高一低の周回散策路が続く、
R292が通行止めの場合は、万座温泉から約 2Hrで、この地点を目指す計画であった。 万座と草津の位置関係が良く理解できた。
白根山は、絶頂を極めて感激するという山ではない。 この標識の前のピークが、本白根山で、地図上の最高地点、 現在は、立ち入り禁止? そこへのルートの標識も見当たらない。 したがって、ここから眺め、百名山の一座を征服したことにしよう。
地点の正式名称は、本白根山遊歩道・最高地点 2,150m ハイカーは、ここを確認し引き返す。 お昼が迫るが、あわてることはない、我々は、バッグの中の行動食(スナック)を分け合い、お昼のおやつとした。
を進み、溶岩を眺め、本白根山展望所へ、
標高は、2076m、 ここは、旧火口ヘリの最高地点で、白根山全域を眺める。 遥かに、逢ノ峰、白根の骨立無膚、
ここで、太田市から来たという、シニアーのカップルに、Friend S が、白根山の謂れを聴いた。
周回路西半分の樹林地帯に入る。
峠から湖面を覗くと、白いもんもんが、 その訳を記す標識です。 ここから、湖面まで降りて、謎を確認する。
湖底を覗き、周辺を眺め、その謎が解けた、 ここも、旧火口の一つと思う。 周辺に積もった膨大な雪解け水は、地下水となり湖底から吹き上げる。 その湧水の数だけもんもんが出来るのだ、
白根山にも、 このような落葉樹林帯が、 ハイカーにやさしい木道が、 黄葉の季節の再来を誘う。
右下に、湯けむりを望む、アップし、草津の温泉街を確認、
・標識 ・12:55
周回路の後半は、右に膨らむ、急な下りの落葉樹林帯です。 あと、1Km でGoal の山頂駅、
・ダアケカンバ受難 ・13:05 この摩耗は、何人に踏まれたか? 彼女は、何人をサポートしたか? 私は、彼女を踏まずに跨いだ、
途中、大雨で崩れ修復中の振り子沢を渡り、 ゲレンデを横切って山頂駅へ、
到着すると、駅舎の裏手の展望が素晴らしいという看板、、 そこには、ベンチもあり先客が弁当を食べる、 草津温泉街を眺める。草津の湯が楽しみだ、
・散策道一周の所要時間は、2時間40分、
運転手が、名物ガイドで、白根山の裏話を見事に語る。 お疲れ様、
この湯釜は、レストランの観光用エンドレスビデオの一コマ、 好物の、醤油ラーメンが五臓六腑にしみわたる。 レストランのご婦人に、人生最高のおいしいラーメンの謝辞を述べ、山頂駅を後にした。
・ペンションみとも ・8/24 草津温泉は、町中に共同浴場が沢山ある、そこで、こじんまりしたペンション泊となった。 もちろん、ペンションにも草津の湯があふれる。 草津は、共同浴場を、 ぐるぐる廻ってからの夕食となった。 夕食のメインは、旦那が揚げる串カツを奥さんがその都度運ぶ、究極の揚げたてと生ビールで乾杯、 《草津温泉珍道中》
この機会に、草津の湯めぐりを楽しむことになった。 事前の準備不足もあり、聞くこと、見ること、珍事事件のか数々、
温泉街には、このような共同浴場が19あるという。 この湯は、湯畑の前にある。 何も知らない一行は、ドアを開け。出てきたご婦人に外湯は何処かと尋ねる。 まんじゅう屋の手前の路地を右に下がるとあるという。 この出会いが、温泉まんじゅう事件のはじまり、
白旗の湯の右隣に行列が、その先は『湯もみ会館』 後尾に並び、入館し、湯もみを体験、チケットは500円、100円割引券を持っていたが誰も気付かず。 気付かないのは、ボケの始まりか、
湯畑通りは、朝から観光客で賑わう。 露店では、”湯の花”を売り、人力車が客を待つ、
湯量は減ったというが、相当なものだ、 流れ出る湯は、ポンプで汲み上げ再利用される? すぐそばにポンプ室、
温泉まんじゅう屋の路地を曲った奥の”凪の湯(なぎさのゆ)” 温泉まんじゅう屋は沢山あるのだ、そこを探せば、朝夕、まんじゅうの試食を迫られる。 つい、味くらべ、また食べる。 やっと、たどり着く、定員は4人、その日の初湯か、熱くて入れない、さんざんさまして、やっと浸かったが、超酸性で顔は洗えない、 聞くと、この湯は、江戸時代は、花柳界の女が好んで入ったという名湯、 この後は、まんじゅう屋を避けての散策となった。
この公園の奥に、有料の大きな露天風呂がある。 朝の散歩にちょうど良い。
河原は、すべて温泉か、結構の熱さ、 朝風呂の後は、朝の足湯、片岡鶴太郎美術館でケーキを食べ、モーニングコーヒーを飲み、草津温泉を後にした。 帰路は、軽井沢、浅間山麓の鬼押し出し公園経由で、PM7:00帰豊、
Friend S さん、Nさん、運転ご苦労様でした。ありだとう、
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