長野県下伊那郡平谷村
高嶺山 1599m
May 16. 2010

高嶺山・平谷高原

高嶺山は、平谷村のR153の西側に長者峰(1574m・展望台)と並んで座す平谷村自慢のハイキングコースです。 しかし、何故か登山のガイドブックでの紹介記事は見かけない。

取材者は、以前、友人から平谷村発行の『let's高嶺山ハイキング』マップを入手していたので、 この度、Friendを誘って安近鍛コースに適さないか下見登山を行ないました。

写真説明、
平谷高原スキー場からの高嶺山風景、中央のピーク(長者峰)に展望台があり、左肩のピークが山頂(1599m)、 14:59 撮影


@コース案内: 平谷村発行のコースマップ
A登山口:道の駅『信州平谷』P
B総所要時間: 5時間/約8Km・標高差669m


・登山口P 8:30

道の駅『信州平谷』P(標高930m)の左側から、橋を渡り、諏訪神社を参拝し、川沿いに約800m先の登山口を目指す。



・登山道入口 8:43

川上に進み、この標識を確認し林道を進む、



・順路標識

”こちら”の標識が出たら、沢を渡り、登山道を進む、



・登山道 9:33

雑木林、唐松林の古道をどんどん登る、笹は刈り込まれ歩きやすい。



・尾根に出る 9:38

1時間ほど登ると、展望のきく尾根に出る。南に平谷村を一望し、一息入れる。

左奥に、茶臼山を確認、



・牛馬供養搭 9:56

持参の高度計を見ると、1310m、ここは牛馬が荷を背負い進んだ塩の道か?そのバイパスか?

平谷・高嶺・大川入山・あららぎルートを想像する。



・林道出会い 10:25

ここは、3回目の林道出会いです。 出会いの所には、良く探すと、”こちら”を見出すことが出来る。

・展望台P 11:00

高嶺山林道(立派な車道)は、標高1,574mのPまでOKです。ここを長者峰という。 R153から車で約20分、登山道を歩くと2時間30分、

ガラス張りの展望台からの眺めは360度ですばらしい。

・記念碑

長者峰には、村と山の歴史を刻む記念碑が建つ、

クリックすれば、背面に刻まれた平谷村の歴史を知ることが出来る。

南方遥かに、茶臼山、

・高嶺自然プラネタリウム

長者峰は、星座ウォッチの名所のようです。

晴れた夜に、2人で車で上がり満天の星を眺める若さがあるか?

大川入山の上に北斗七星が輝くと思う。

・恵那山&大川入山

展望台から北方の眺め、大川入山を間近に見る。

左奥の恵那山は、三河高原の最高峰であり、木曽山脈に属する山ではない、と村役場は紹介する。

・恩田大川入山(左奥)
大川入山(1908m)の奥に、恩田大川入山(1941m)のあることを知る。
恩田大川入山は、恵那山から尾根続の山で、この尾根は信州と美濃との境界で、山名は恩田川の源流 からつけた。

この山頂からは、天竜川水系の阿知川と和知野川、矢作川水系の柳川、木曽川水系の中津川が流れ出て行く。 いわば、本州中央高地の尾根を造る山、と平谷村は紹介する。

・茶臼山

南方眼下に平谷村、遥かに三河高原の茶臼山が美しい。

・南アルプス

東方遥かに、左から仙丈ヶ岳、北岳、塩見岳から南端の黒法師岳まで一望する。

老眼でもかなりくっきりですが、写真は難しい。

・平谷CC

目前の山塊の天辺に平谷CCを確認する。

ゴルファーは、R153から車でここへ上がる。ガスが出てボールを見失う環境がうなづける。

・大船山&風の森

西方に、上矢作の大船山と風力発電機群を望む。

そこは、2010.3.17に走破した20kmコースであり山域のイメージも湧いて感無量、

・高嶺山頂上へ

長者峰から、展望台下の道を左へ約1km進む、



・迫る高嶺 11:34

最後の急登が迫る、あと500m、

・高嶺山頂 11:45

山頂域は、笹の原と唐松林で二分される。

東、南、西側の展望は素晴らしい。

足元は、笹の切りっぱなしのため、長者峰へ引き返し昼食とする。

・下見記念 14:45

左、超健脚さん、
右、取材&編集者



・下山 13:17

長者峰Pにある管理棟を見学し、村役場編集の『let's高嶺山ハイキング』マップ&山頂展望図をいただき、 12:45下山開始、

登りは、厳しいが、下りは歩き易く、木々の芽吹き、草花、ワラビ採りと楽しいハイキングとなる。



・諏訪神社 14:18

登山口の諏訪神社に無事を告げる。

鳥居左側の栃の巨木をながめ、道の駅『信州平谷』Pへ、


・芝桜

道の駅『信州平谷』P前の芝桜です。日曜日のR153は、大変な賑わいです。

そこは、茶臼山の芝桜祭りに誘われ、プりウスの新車に乗ったシニアーが行き交います。





《取材メモ》
編集者は、天候に誘われ、二日連続の山歩きで、正直かなり疲れました。 前日(5/15)の松平ウォークBBQ&10kmウォークもあり、過負荷のようであった。 しかし、この程度でダウンなら、山小屋泊の登山は出来ませんよね。

今回の下見より、高嶺山の難易度は、松平ウォーク全員には厳しすぎ、やまびこ会の健脚向きの山と思われました。 したがって、安近鍛コース健脚向き としてお勧めします。

安 近 鍛 川 柳

” 安近鍛 下見でバテル 編集者 ”

皆さん、お元気で




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