南沢山
5/8の予定日が雨で、1周間遅らしての山行である。
その甲斐が有って雨の予報が晴れとなり清内路は初夏の装いで一行12名を大歓迎です。
ルートは何時も世話になっている飯田街道(155号線)です。
新緑のまぶしい稲武・根羽・平谷・治部坂
そして昼神温泉を左折して清内路を北進です。清内路はいつのまにか”アベリア街道”です。
ほどなくして”ふるさと自然村”の看板を左折、そこが登山口でした。
会長の大塚さんが高度計付きの時計を見て現在地高度は約700mと言う。
これから約900mの登坂である。一行は晴天無風のコンディションに合わせて薄着でのスタートです。
登山道はやまびこ会にピッタリの新緑ウオーキングです。白樺林を抜け、落葉松の新芽を、
花見月の花を楽しみながらの2時間程での登頂です。
山頂からの眺めは、目前の恵那山と北には南木曾の山々を一望できました。
そかし、春霞みのためか残雪の御嶽山は確認できませんでした。
横川岳
横川岳ヘは昼食後一息いれてからアタックしました。南沢山の南面尾根を一旦下り、
そして熊笹の草原の尾根を再び登ります。その尾根は遠くから見ると牧場の様に見えましたが
一面の熊笹でした。北斜面の窪地の白いものは残雪と思われました。そこを30分ほど登ると山頂です。
展望は360°です。このルートを更に進むと、富士見台高原キャンプ場・神坂山(1684m)です。
そのまた先が恵那山(2190m)です。ここまでは日帰りでは無理の様に思われました。
アベリアの花
この花は何と言う花?不思議なことに一本の木に紅白の見事な花を付けています。
飯田街道も平谷峠辺りから気になっていた花です。
清内路に入ると道の両脇でぎっしり大勢でお出迎えです。
登山口の”ふるさと自然村”にも沢山植樹されていました。しかし、この不思議な木の名前は誰も
知りませんでした。そこで下山途中に立ち止まり公園の案内板を見つけて
確認すると”アベリア”と書いてありました。しかし、想像も出来ないような名前です。
何時頃からこんなに増えたのか分かりません。私は、きっと下伊那郡の村おこしの花ではないかと
勝手に想像しています。
素敵なカップル
バックの老木に見守られて幸せそうなやまびこカップルです。
お猿さんのこしかけ
3分の1程登るとこのような大木に猿のベンチです。ここまで来ると鹿や熊などもいるような感じがしました。
やまびこレディー
南沢山の頂上での昼食後のひと時です。
横川岳を目指す
ルートはこのような熊笹街道でした。
南木曽の山々を望む
向うの山の麓が妻籠の宿?
横川岳
南沢山から横川岳を望む。ぽつんと白い物は残雪?その向うの雲の中が恵那山です。
君の名は?
と度々たずねるも、帰宅すれば名も無き花で済みません。
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