岐阜県不破郡垂井町・・・南宮山419.2m・・・ Dec 4. 2001

コースデータ:南宮大社登山口9:40発⇒展望台10:40着・10:55発⇒山頂11:25着・11:35発
⇒展望台12:00着・昼食・12:50発⇒南宮大社登山口13:50着
⇒池田山/揖斐郡池田町へ移動(登山道舗装工事通行止めのため登山中止)
⇒ グリーンセラ池田温泉14:30着・13:30発⇒帰路
( 難易度:★ )


南宮山登頂記念
雨の豊田市を7時に出発し、関ヶ原の戦いで有名という南宮山を目指しました。 一宮ICを過ぎると雨も上がり雲間に伊吹・養老山系が浮かんできました。 どうやら天気予報を信じてよさそうです。南宮山は関ヶ原の東3Kmで、名神高速と新幹線に挟まれた独立尾根で、南濃の里山の親分といった感じの山でした。


案内板
登山口は南宮大社です。その境内をくぐり暫らく行くとこのような案内板です。毛利方が陣取ったと言う展望台までのハイキングコースの案内です。どういう分けか頂上までのルートはありませんでした。



南宮大社山門
境内は広く駐車場完備です。早速、登山の無事を祈り全員でお参りしました。 この山門は江戸初期の建立で重要文化財です。



鳥居のトンネル
スタートは境内左側の奉納鳥居列を通り進みます。



毛利家の幟
ハイキングコースは毛利家の家紋の幟が見守っています。関ヶ原の合戦ではこの幟は血にまみれることも無く不参戦で観戦し撤退したそうです。



展望台
1時間ほど登ると展望台が現れました。そこからは濃尾平野を一望出来ました。右から養老山、その向こうが多度山です。眼下におちょぼ稲荷・揖斐川、遥かに長良川と木曽川が霞んで見えました。左遠方には恵那山さらに御岳の丸い尾根が白く光って見えました。 西軍の毛利方はこのようなロケーションに陣取り、東軍を迎え撃つつもりが、事情により観戦に終始して引き上げたそうです。しかし、西の麓には東軍の徳川家康の本陣です。苦難の撤退であったと思います。



頂上を目指して
南宮山の頂上へのルートです。南濃の初冬の山は落ち葉で埋もれていました。そして、尾根を四つほどやり過ごすと頂上です。



黄葉
枯れ木の中に一際鮮やかな黄葉です。まわりの木々の葉が落ちるのを待ちわびていたようです。

南宮山頂上
頂上一帯はこのような雑木林で覆われていました。三角点とこの標識だけが目印です。

境内の椿
下山の途中で気が付いたのですが、山麓一帯に椿の花が見られました。神社の境内にもこのように大きな椿が咲き誇っていました。

池田温泉
一行は南宮山を後にし隣町の池田山(923.9m)へ向いました。 池田山はハングライダーのメッカです。 林道も整備されていて2時間ほどで征服する予定です。ところが、林道に差し掛かると舗装工事 のため通行止めでなんともなりません。そして全員一致で立ち寄ったのが麓の”グリーンセラ池田温泉”です。町おこしで数年前にできた温泉で、近郷の方々で大変な賑わいでした。 露天風呂も熱め・温めとなかなかの工夫です。そこは庶民の温泉です。福祉センターのマイクロバスが近郷を巡回して客集めです。裸の付き合いです。下呂まで行かんでも近場にこんな良い温泉が出来てと皆さんニコニコでした。




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