三河湾国定公園・・・三ヶ根山325.7m・・・ Dec 18. 2001

コースデータ:羽梨神社登山口9:20発⇒三ヶ根観音/スカイライン10:02着⇒山頂10:37着
⇒グリーンホテル11:23着⇒忘年会12:30〜⇒グリーンホテル発14:30帰路
( 難易度:★ )


三ヶ根山登頂記念
2001年の締めくくりは”三ヶ根山”です。三河湾を一望の三ヶ根山は、岡崎・豊田から南の方に 肉眼で見える皆さん馴染みのドライブコースです。今日は登山というより徒歩で忘年会会場を 目指します。近年、三ヶ根さんは行ったことはあるが歩いて登った人はまずいません。 我々は、ホテルの送迎バスでJR三ヶ根駅経由で北側の登山口の羽梨神社近くで下車し、 徒歩で山頂経由でグリーンホテル(三ヶ根温泉)を目指しました。


水車風景
三ヶ根駅から歩くのがちょうどよいのですが、時間の関係もあり、羽梨神社までバスで行きます。 神社前の三叉路を左折し里山道を少し行くと、目前を豚が数頭移動します。 その先にはかなりの豚舎です。なつかしい臭いの歓迎を受けながら進みます。 右手に水車が現れます。このルートは、三ヶ根観音の参拝路として古くから使われ道標の丁石が 往時を偲ばせます。大沢集落の最奥から少し登ると登山道の始まりです。



ウメモドキの花
農家の庭先のウメモドキが初冬の里山に花を添えています。



登山道
ここからが登山道らしい急登が始まります。しかし10分位進むと”三ヶ根スカイライン” のお出ましです。後はお馴染みの立派な舗装路と観光エリアです。



三ヶ根観音墓石
三ヶ根スカイラインを横切ると三ヶ根観音・比島観音エリアです。そこは先の太平洋戦争で 比島で戦死した戦友の立派な慰霊碑群です。日本各地から出征した各部隊の生存者が英霊を偲び、遥かに太平洋を望む尾根の南面に、それぞれの思いを形にした慰霊碑が立派さを競っていました。

三ヶ根観音:三河湾国定公園の中心地、三ヶ根山の山頂にある。商売繁盛の神様として知られ 、奈良時代の僧・行基が彫った聖観世音菩薩が安置されている。真言密教の道場として千余念の歴史がある。



山頂プレート
三ヶ根山は三つの尾根(ピーク)からなる長尾根の山です。その一番高いところと思われるところにこの山頂プレートがありました。眼下の三河湾の海面から325.7mの高さです。2001.9.11テロで焼 失したニューヨークのWTSビル/400m位か?よりかなり低いようです。 しかし三河湾を一望し、渥美半島 越しに太平洋を見下ろしています。相当な高さです。



パラボラアンテナ群
その山頂にはご覧のマイクロウエーブ中継用の見事なパラボラアンテナです。 東の方角に見える本宮山頂のアンテナからここを経由して伊勢の朝熊山か御在所方面へ 送信していると思われます。



真弓の木の実
ピークを2つ征服しスカイラインを散策しながら忘年会会場を目指しました。途中で三ヶ根山のシン ボルの円形の回転展望台が無いのに気付きました。いつのまにか無くなっていました。 山麓は紅葉も末期です。所々にご覧のような”真弓の実”が彩りを添えます。 やまびこレディーの説明では、この木の枝は大変によくしなうので昔は弓に使ったそうです。

マユミ(真弓): 山にはえるニシキギ科の落葉低木。材は,弓・こけし・印材などに用いる /集英社・広辞典


三ヶ根の尾根
グリーンホテルから北側の眺めです。三ヶ根山のピークが2つ見えます。もう一つは写真の左端を外れたあたりにありますがホテルの敷地のようで入る事が出来ませんでした。

グリーンホテル
忘年会を予約したグリーンホテルには11時23分の到着でした。入り口には”山歩き やまびこ会 御一行様”の立て看板です。ホテルのパンフレットには、”三河湾国定公園<三ヶ根温泉>グリーンホテル三ヶ根”とありました。お昼の忘年会は生まれて初めてです。 早速、やまびこ会のモットーに従い三河湾一望のビッグパノラマ温泉です。我々の会場は2つに 仕切られた大宴会場の右側です。左側には先客のカラオケ同好会の忘年会?が既に始まっていました。終始その歌声をまともに聞かされてのミーティング&宴会となりました。

西浦半島/三河湾
この写真はホテルのロビーのテラスから西浦半島を主に撮ったものです。 ここからの眺めは三河湾の島々をはじめ、渥美半島・その先の神島・左手の知多半島などが一望できてとてもワンダフルでした。




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