犬山市・飛騨木曽川国定公園・東海自然歩道
・・・ 継鹿尾山273m&鳩吹山314m ・・・
Mar 5. 2002


鳩吹山姿
日本ラインと呼ばれる木曽川左岸に位置する継鹿尾山と鳩吹山の縦走です。 名鉄の犬山遊園下車で、登山口の寂光院を目指します。木曽川の流れに目を奪われて 肝心の継鹿尾山の勇姿を撮り忘れてしまいました。鳩吹山は亀の甲型で 山頂からの展望は360°で抜群です。 写真右:可児川駅前で撮影


山歩きマップ & コースデータ

@名鉄犬山遊園 9:08発
A登山口、寂光院参道石段 9:30着
B継鹿尾山 10:10着・10:25発
C休憩舎 12:00着・昼食・12:30発
D鳩吹山13:10着・13:20発
E大脇口下山 13:55着
F可児川駅 14:15着
 



寂光院/登山口
登山口は寂光院への石段です。寂光院は645年建立、山号は継鹿尾(つがお)で尾張最古刹 のようです。この石段を登りつめると本堂で、大変に見晴らしのよいお寺です。当日は近郷の 善男善女が大勢お参りしていました。この参道には沢山のもみじがあり秋には紅葉がりで賑わう ようです。



継鹿尾山からの眺望
山頂のあずまやからの展望は西側に開け、眼下に犬山遊園・日本最古の犬山城・ 木曽川を見下ろします。 晴れた日はその奥に鈴鹿山脈・養老山地さらに伊吹山が一望できる天然の展望台でした。



継鹿尾山登頂記念


鳩吹の尾根
継鹿尾山から鳩吹山へは直線で3Kmで4.5Kmほどのアップダウンコースです。 3Kmほど進むと”休憩舎”があり、ちょうど12時で弁当です。 その先は以前の山火事で山林は焼失したようで、 さえぎるものは無く目前の鳩吹を見ながら登ります。



鳩吹山頂の展望(北西)
鳩吹山の眺望はピカイチで頂上には360°の山名方位盤がありました。 当日は、あいにくの曇りで、われわれは眼下の風景を楽しみました。 快晴時の展望は、末尾のHPをクリックしてご覧下さい。



鳩吹山の堆積岩
鳩吹山の地層には右の写真のような層状の堆積岩が多く見られました。 この岩石を”チャート”というそうです。1.5億年前に遡りその謎に迫って見たくなりました。 チャートの謎は、下記のHPを覧下さい。
《鳩吹山のチャート》


鳩吹山登頂記念


鳩吹山頂の”あずまや”
鳩吹山にもご覧のような”あずまや”があり、家族連れのハイカーが休憩していました。 このハイキングコースは中高年の山歩きにピッタリのようです。皆さん天気の良い日に 是非お出かけ下さい。



鳩吹山頂の展望(東)
これは東方の展望です。大きな工場は”名古屋パルプ”です。 その手前を名鉄”広見線”が走っています。今、電車の止まった駅が”可児川駅”のようです。 一行は、その駅の方向を目指して下山です。下山後、川沿いに少し進み国道41号をくぐります。 そして山頂から見定めた駅を目指しました。道すがら良く見ると所々に古の道標があり、旧飛騨街道と思われました。 そして、旧家の横の川辺りには猫柳が大きな蕾みをつけ春を告げていました。




当日は曇りで残念でした。そこで晴天の鳩吹山頂からの展望は下記のHPでご覧下さい。

《鳩吹山の展望》

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