・・・ 経ヶ峰819m ・・・ Mar 19. 2002 |
経ヶ峰山姿/高野出口付近から望む 経ヶ峰(きょうがみね)は、伊勢と伊賀を分ける布引山地の西端に位置する。津ICから車で 15分程で登山口です。この峰は、安濃町(あのうちょう)の最高峰で町自慢のハイキングコースでした。この峰には数々の伝説があり、山頂には、長野家の家臣が埋めた『大般若経百巻』が 眠っているという。我々は平尾登山口(写真左側)から登り、経ヶ峰口(写真右)へ下り、 道中約11Kmの安濃の春を満喫しました。 写真のピークは、経ヶ峰の先峰で実際の経ヶ峰は、このさらに奥のずんぐりむっくりの尾根です。 そこに展望台とベンチが整備されていました。 山歩きマップ & コースデータ @平尾登山口 (比佐豆知菅原神社) 9:10発 A分岐(標高580m) 10:15着 B経ヶ峰山頂 11:15着 昼食・12:05発 C魚止めの滝 13:30着 D経ヶ峰口 14:10着 @平尾登山口 14:47着 ・全行程 約11Km/歩行時約5時間
←アオキの花実 登山道はしばらく平尾大谷林道を進みます。アオキが赤い果実と白い花を付けています。 アオキは雌雄異株で、雌株が実、雄株が花を付けるようです。 経ヶ峰確認→ 片道4.3Kmの半分程進むと目指す尾根が現れました。 古道並の登山道 町自慢のハイキングコースだけあって、ご覧のような立派な山道です。 ここなら引率の先生も安心して良いでしょう。この後、0.3Kmの少々の急登で山頂です。
経ヶ峰の展望 360°の展望です。快晴でしたが、春霞で伊勢湾はぼんやりで確認出来ません。 左の写真は、展望台から東の方角で、この先は津市街と伊勢湾です。 山頂一帯は、アセビの群生地です。その花見にちょうど良い時期でした。
登頂記念写真 山頂はご覧の通り広々としています。学校の遠足向きでした。 ←山頂の緯度・経度 展望台に安濃アマチュア無線クラブの標識です。G.LOC(グリッドロケーター)の番号は、 PM84ESです。この記号をコンピューターに打ち込んで、ミサイルを発射すれば、この山頂を 正確に破壊できると思われます。 自衛隊のレーダーサイト→ 約7Km南西の笠取山?のレーダードームこのG.LOCは極秘です。 ←休憩所全焼 山頂で、別のパーティーが休憩所が焼けたという。下山途中にその焼け跡見物です。 中央に大きなタイル張りの”いろり”のあとが確認出来ました。 魚止めの滝→ 下山半ばのレストポイントです。どこからとなく集まった涌き水のお披露目です。 ←枇杷ガ谷地蔵 一刀彫りの仏像が7体で、登山者の無事を祈っていました。 山出地区の民家→ 麓の民家の長閑なたたずまいです。生垣の年代物の椿に雪柳が花を添えていました。
比佐豆知菅原神社 下山後、平尾登山口に有る菅原神社にお参りしました。 山歩きの無事と孫の成長を祈ります。神殿前には”祝皇孫誕生”の祝詞です。 長閑な山村の皇国日本の伝統がほほえましく感じられました。 一行は、体をほぐしてくれた安濃の経ヶ峰を背に帰路につきました。安芸ICから入り、御在所サービスエリアでコーヒーブレイクのあと無事に帰豊でき感謝です。
経ヶ峰は安濃町HPに自慢のハイキングコースとして紹介されています。 下記をクリックして、MAP⇒登山口(山出)で、 ”Let's try 経ヶ峰ハイキングコース”へお出かけ下さい。 |