愛知県北設楽郡富山村・天竜奥三河国定公園
・・・八嶽山1140.1m ・・・
May 21. 2002


八嶽山頂からの眺望/南南東方向
今回は、愛知、静岡と長野の3県境が接する奥三河の最深部にある八嶽山(やだけさん)に挑戦です。その南麓には源氏の落武者の末裔が住み着いたといわれる隠れ里があるという。 地形は急峻で村人は佐久間ダム湖から這いあがってのやっとの急斜面での暮らしです。 その営みを長い間支えて来たのが八嶽山です。現在は、昭和30年に出来た佐久間ダム湖と共に 天竜奥三河国定公園です。とみやま村のHPによると人口は221人/96世帯、就労は第3次産業64人、林業は5人という観光村です。富山村の94%が山岳エリアです。そこを5人で支えているのが 日本の山村の現実と知って驚きです。我々一行16人は村役場に挨拶をし、村の僅かな駐車場を占領し、ただひたすら八嶽山頂を目指しました。


山歩きマップ & コースデータ

右の案内図の富山村総合センターが登山口です。 駐車スペース3台(村役場に連絡要)・トイレあり。

@総合センター登山口(海抜300m) 9:20発(熊野神社経由ルート2.6Kmで登攀)
A小休止 9:50着
B尾根(ベンチあり海抜800m) 10:49着
C一本松 11:25着通過 
D1025m地点小休止 11:28着
E八嶽山頂 11:55着
(天候:晴れ、視界良好・昼食)
F八嶽山頂 12:45発(東又峠経由ルート3.7Kmで下山)
G小休止(東又峠通過後) 13:45着
H小休止(3本松) 14:50着
I小休止 16:05着
J総合センター登山口 16:35着

・全行程 6.3Km/歩行時約6時間45分


←八嶽山遠望
この写真は、下山後消防署駐車場からピークを仰ぎ見たものです。 かなりの仰角です。案内図から計算すると、登山口からの平均斜度は26°35′でした。
熊野神社→
保育園児に激励され、石段を登り、お宮の老杉をくぐり急登の杉山に突入です。 山腹は杉檜の人工林ががしぶとく続きます。尾根へ出てしばらくの間雑木林の稜線歩きが続きます。さらに登ると背後にダム湖・遠州の山々・南アルプス南部の山々へ眺望が開けました。

登頂記念写真
視界良好、風爽やかな登頂記念です。そこは、我々の遠来を知ってか展望確保の為に山頂一帯の檜・杉・ブナ・ミズナラなどが伐採されたばかりです。南東の方角は見事な山岳パノラマでした。記念の横断幕(半紙)の作成者Nさんが風邪で参加出来なかったのが残念です。

←間伐材の桟敷
山頂の伐採材で作った大舞台です。村人全員でのカラオケ大会もOKです。 我々は早速昼食用の桟敷に活用しました。
山頂の切り株→
年輪を数えてみると同年代。自分も大木かと思ったら、我々は老木だと訂正されてしまいました。 右上中ほどには以前からの人工丸太の展望台があります。

←ヘリポート
これはダム湖対岸にあるエアポートです。陸の孤島の命のルートのようです。

日本ヶ塚山1107.3m→
富山の峰NO2です。両者はダム湖をはさんで南北に対峙しています。


←緑の額縁
下山途中に安らいだ一服の絵。

隠れ里の跡?→
ここは南麓ですが高度は700m以上?と思われます。かなり奥地の急斜面です。 ここに源氏の落武者が居を構え、石を積み、畑をおこし生活したと思われます。 石積みの段段はかなりの数です、幾重にも幾重にも続きます。


シシ追いのかかし
痩せ尾根や急斜面を3Kmほど下る大変な難コースです。 やっと杉木立の登山道の脇に椎茸のホダ木が細々と出てきました。 生活の匂いです。
山里の出現→
突然直下にダム湖と村役場です。畑も民家も役場も学校も託児所もコンクリートの擁璧で守られていました。湖底に沈んだ旧村を取り戻したくなるほどの険しい地形です。村役場前を通る県道1号線に出ると”小さな村の大きなハート”の標識がお出迎えです。 到着から下山まで富山村のあったかい大きなハートに包まれて無事に山歩きができたように思われました。険しい登山道の整備は大変な労力です。5時閉店直前の村役場の皆さんにお礼の挨拶をして感謝感謝で帰路につきました。途中富山村営の湯の島温泉に行く予定だしたが、あいにく改修工事で閉店です。そこで売木村の”こまどりの湯”で疲れをほぐし、なんとか全員 無事に帰豊しました。


<八嶽山の山野草など/2002.5.21撮影>

ギンリョウソウ ヤマガクアジサイ 秩父ドウダンの花 イワタバコ


ガクウツギ(額空木) ヤブレガサ ユキノシタ ホオバの葉


お願い:花の名前に間違えがありましたら連絡してください。その都度訂正します。


日本一小さな村のさわやかなHPです。ぜひ入村して実感してください。
村のプロフィールのページに対岸から見たダム湖と八嶽山の写真が載っています。

《愛知県とみやま村》

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