鎌ヶ岳1161m&御在所山1212m May 6. 2003 |
←鎌ヶ岳 鈴鹿セブンマウンティンズ最南端の主峰です。写真左奥がその鎌ヶ岳です。 手前の岩場を登り、更に急斜面の礫岩(風化花崗岩?)帯をよじ登ります。 その鎌ヶ岳は、やまびこ会にとって思い入れがあります。 それは、会の発足前の中高年山歩き講習会での研修登山で、 講師と共に体験した山です。 講師は、この山が登れれば、日本の山はみんな登れるよ、と励まし、 そして、やまびこ会の発足に弾みがついたようです。 今回は、鈴鹿スカイラインの武平峠からの最短コースの往復です。新緑の尾根に、シオヤシオ・アカヤシオが映え、鶯の鳴き声を聞きながら、武平峠で鎌ヶ岳と対峙する御在所山の往復も楽しみました。
山歩きマップ & コースタイム ・登山口 鈴鹿スカイライン武平峠トンネル手前 8:05出発(813m) ・武平峠古道 8:17休憩、8:33発 ・中腹岩峰 9:00発 ・三ツ口谷 9:12通過 ・鎌ヶ岳山頂 9:37着(1161m) ・武平峠古道 11:05通過 ・御在所山6合目(鞍部)休憩 11:31 ・八大龍王神社・長者池 12:04着 ・御在所山頂 12:15着(1211.95m・昼食) 13:07発 ・武平峠古道 13:55休憩 ・登山口 鈴鹿スカイライン武平峠トンネル手前 14:20着(813m) ←鎌ヶ岳の岩峰 この岩山のもう少し奥が山頂です。峠からの標高差は399mです。 ピンクのアカヤシオと対照的な岩山でした。 ←鎌ヶ岳頂上→ 山頂には、伊藤冠峰漢詩人の冠峰の歌の一節が刻まれています。
美ナル哉冠峰長ヘニ悠々タリ、(冠峰とは鎌ヶ岳の事) ←鎌ヶ岳登頂記念 今回は、特別企画の山行で、参加者7名です。
アカヤシオ(ツツジ科) 鎌の新緑に映えるアカヤシオです。見頃は4月下旬から5月上旬のようでした。 当日は、散り初めでしたが結構楽しめました。
←鎌中腹の岩峰にて 中腹の展望岩で、レストポイントです。北に御在所山の全容が迫ります。しかし、当日は 半分ガスの中でした。
雨乞岳を望む→ 鎌尾根の下りは、鈴鹿の山並が一望です。眼前にかって登った雨乞岳です。 ←シオヤシオ(ツツジ科)
鎌尾根では、シオヤシオが咲いていましたが、御在所山ではまだ蕾みもなく、
5月下旬から6月が見頃の標識です。樹形も異なり、種類が異なるようです。
長者池→ 御在所山頂の少し手前の長者池です。このあたりまでは、ケーブルカー観光客の散策コースで良く整備されていました。 池の中には、イモリがチョロチョロ。
←タテヤマリンドウ この花は、登山路の足下にちょこちょこです。 この写真は、長者池の奥の笹原の群生地で撮影したものです。
御在所記念→ 山頂は、1等三角点で、なんと明治18年設立です。 その精度は1秒/100単位で、私の計算では、地球の0.01秒=0.5cmです。 一行は、武平峠へ下山後、湯ノ山温泉の(協)三重県勤労福祉センター”希望荘”の素敵な露天風呂に浸かり、第2東名のトリトン経由で引き上げました。 |