霧ヶ峰(100名山)車山1925m Jul 15. 2003 |
←八島ヶ原湿原 写真は、霧ヶ峰高原エリアで最大の八島ヶ原湿原の眺めです。 ”気持ちのいい場所があれば寝ころんで雲を眺め、わざと脇道に入って迷ったりもする。(中略) 霧ヶ峰はその代表的なものの一つである。” と深田久弥さんお勧めの日本一の高原です。 今回のハイキングは、幸運にも梅雨の晴れ間で、総勢24名です。
そのコースは八島高原Pから車山高原Pまで6.9Kmのイージーコースです。
山歩きマップ & タイム @八島高原P 9:00発・海抜1646m A鎌ヶ池キャンプ場 9:22・1640m B喋喋深山 10:45・1836m
C車山 12:00 (昼食)12:40発 D車山高原P 14:00・1560m
・所要時間 : 5:00
←八島ヶ原湿原入り口 ビジターセンター近くの散策路入口です。久々に参加の体操のお姉さんのリードで入念なストレッチを済ませました。 今日は、出発前にポーズをとるゆとりのスタートのようです。
八島ヶ原湿原は、
霧ケ峰の北西に、南北620m、東西1050mにわたって広がるハート型の湿原。
日本最南端の高層湿原としても知られ、国の天然記念物にも指定されている。
厚さ8mに及ぶ泥炭層はミズゴケなどの植物が腐葉土にならずに堆積・泥炭化したもので、
約1万年をかけて形成された。湿原内には八島ケ池、鬼ケ泉水、鎌ケ池など水をたたえる池があり、
これらを巡る約1時間40分の散策コースも整備されている。
周辺にはヒメシャクナゲやツルコケモモ、ニッコウキスゲなど約300種類の湿原植物や高山植物が自生し、
7月上旬から8月下旬にかけて1年で最も美しい景観を見せるといわれています。 湿原の浮島→ 湿原の左側の木道を足取りも軽く進みます。浮島をゆっくり眺められない速さです。 最後尾のカメラマンの特権を活かして、左の浮島の付け根に水鳥を見つけました。 しかし、なかなかこっちを向いてくれません。
↑カルガモ?
その水鳥をすばやくアップしました。
作詞・作曲者の米山正夫さんが逗留し、 思いをめぐらしたという”奥霧の小屋”がこの碑の近くに現存していました。
霧ヶ峰ハイキングの記念に、青春の思い出をお聴き下さい。
《山小舎の灯》
(2) 暮れ行くは白馬か 穂高はあかねよ
(3) 山小舎の灯は 今宵もともりて 足取りも軽く→ 一行は、八島ヶ原を一望できる物見石を目指しました。
←日本一の高原で→
正真正銘のやまびこカップルと遠足気分のやまびこ隊です。
物見石1838m→ 八島ヶ原を一望できるビューポイントです。この物見石に登れば最高!
←勇敢で賞 さわやかな高原を喋喋が舞うような気分で歩いて来ると第一目標地点の”喋喋深山”です。
皆さんいつもより元気なようです。
←車山1925m 山頂には富士山から移設したという”レーダーサイト”が頑張っています。
そこは、360°の展望です。 ←車山乗越→ ここはスキー場のリフトの中継地点です。 ここまで下ると白樺湖と蓼科山がセットで楽しめました。
←蓼科山とニッコウキスゲ お気に入りのワンショットです。 霧ヶ峰高原は、年間の平均気温が北海道並みという。 さわやかハイキングは、咲き始めのニッコウキスゲが盛り上げました。 蓼科山がハイカーに呼びかけているようです。 そこを少し下ると、観光バスがどっと押し寄せている車山スキー場の駐車場です。 一行は、特別仕立てのマイクロバスで、白樺湖畔の”すずらんの湯”を目指すました。
参加者全員充実のハイキングであったと思います。
←ニッコウキスゲ(写真をクリックすると拡大します) 夏の訪れを告げる高原の花で有名。一日花だが、次々と咲く集団美は魅力的。 ・別名 ゼンテイカ ・科名 ユリ科の宿根草 ・花期 6〜8月 ・自生地 本州中部以北の山地 ****《2003年度 山行プラン&記録 へ戻る》**** |