滋賀県犬上郡多賀町・鈴鹿山脈北端
霊仙山1084m
Nov 18. 2003

←霊仙最高点からの展望

霊仙山は、やまびこ会にとって2回目の挑戦です。
昨年の5月は、悪天候に悩まされましたが、 今回は小春日和の中をマイクロバスで醒ヶ井養鱒場から林道を進み”榑ヶ畑登山口”に横付けです。

この写真は、霊仙最高点からの展望で、 霊仙山1084mと経塚山右の避難小屋と中央遥かに伊吹山、 左の前方に琵琶湖の長浜湖岸です。

それでは、霊仙の秋をご覧下さい。


山歩きマップ & タイム

@榑ヶ畑登山口P 9:10発
A汗拭き峠 9:32着
B近江見晴らし台(5合目)
  10:10着
Cお虎ヶ池 10:55着
D経塚山 11:26着
E霊仙山 11:50着(昼食)
 12:40発
F最高点 13:00着/13:08発
 下山
Gお虎ヶ池 13:50着
H榑ヶ畑登山口P 15:30着

・所要時間:6時間20分


←榑ヶ畑登山口→
林道終点の登山口には、真新しい標識です。そこを少し進むと、立派な『霊仙山登山道案内板』と『休憩小屋』です。 滋賀県の自慢の霊仙山は、装いも新たに我々を迎えてくれました。



←汗拭き峠
榑ヶ畑の廃村跡を過ぎ汗拭き峠にかかります。 その先の5合目付近までの雑木林帯は紅葉のピークでした。

近江見晴台(5合目)→
北西遥かに琵琶湖の長浜湖岸です。



←お虎ヶ池
池の前には、古びた鳥居が立っています。 池を眺め、両手を合わせて登山の無事を祈ります。

霊仙山登頂記念→
快晴下の登頂で360°の大展望を満喫しました。
鈴鹿山系の御池岳・藤原岳を眺めながらの昼食です。



←食休み
コーヒー持参で至福の一時です。

下山→
霊仙山頂から10分ほどの最高点1098mを巡り、下山です。

山頂一帯はカレンフェルト(墓石石灰岩)の点在する笹の原です。しかし、天候が悪化すれば進路を見失います。 昨年は、そこでガスに巻かれて前途を阻まれました。


←紅葉
霊仙山の中腹は見事な紅葉でした。

そこを過ぎると、S32年に廃村になった榑ヶ畑集落跡です。 石垣は苔むし、屋敷の杉は鬱そうと茂り、崩壊寸前の廃屋が一軒放置されていました。 戦前は、約50戸・260人の村人が生活していたそうです。 石油が炭焼き村を一瞬の内に消滅させたことになります。

一行は、往時を偲び榑ヶ畑を後にしました。



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