奈良県御所市金剛山地
大和葛城山・959.2mm
May 18. 2004

大和葛城山/御所市R-30より

万葉の歌が偲ばれる葛城山です。

奈良盆地から朝夕見るこの山は、万葉の時代から、そして、今なお人々の心と深く結びついているような風景ですね。

今回のハイキングは、水越峠から近畿自然歩道を2.5km直登し、ツツジの咲き誇る ”一目百万本”を目指しました。

しかし、今年の開花時期は早く、残りちらほらでしたが、 雰囲気を堪能し、山頂から奈良盆地を眺め、万葉の古を偲び、新緑の”自然研究路”を散策しながら楽しみました。


マップ&コースタイム

《登り》
@登山口・水越峠 9:36発
A中間点 (2.5Km/2)10:30通過
B国民宿舎前 10:45通過
C大和葛城山頂 10:53着
D一目百万本(ツツジ園上)
11:20着・昼食
D自然研究路散策 11:51〜12:56

《下り》
E葛城天神社前 13:05発
Fくじら滝 14:10着
Gロープウエイ葛城登山口駅
14:20着・休憩
H登山口駅駐車場 14:30着

・所要時間:4時間54分/約7Km


←登路
中腹からは、金剛山を背にし、山ツツジを左右に見ながら進みました。

登頂記念→
山頂からの展望は、360度良好です。奈良盆地には、大和三山の香久山・耳成山・畝傍山が確認できました。そこは、1300年前は、日本の中心であったそうです。
従って、ここは、都の展望所ということになりますね。そんな分けで、ここは1300年前から遮るものは、何もないと思われました。


←”一目百万本”
自然ツツジ園の眺めです。1から2週間前は、大勢の観光客が押し寄せていたと思われます。

残りちらほら→
観光客は、ロープウエイで登ってきます。皆さん、ツツジ桟敷で、弁当を食べていました。


←金剛山
ここから、4.5Km南方の金剛山を眺めながらの昼食です。

”自然研究路”→
山頂の北側に1.5Km程の”自然研究路”が設けられいました。高低差が200mのアップダウンのコースで、所要時間は約60分。



”くじらの滝”
下山は、深谷道です。”行者の滝”を経て、葛城山ロープウエイとクロスすると、 間もなく”櫛羅(くじら)の滝”に出ます。 弘法太師が天空のくじらに似ているので付けたとか書いてありました。

手前の花は、ウツギの花です。



←新緑
大和葛城山の名物、ツツジの花は、ほぼ終わっていましたが、すがすがしい新緑が見事でした。 そこは、関西の人のとっては身近なハイキングコースで、金剛山への縦走路でもありました。

しかし、三河の地からは、往復7時間の道程です。日帰り登山の限界のように思われましたが 、参加者17人はさほど気にすることもなく、無事に帰豊しました。




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