岐阜県武儀郡洞戸村・両白山地
高賀山・1224m
Aug 31. 2004



高賀山(こうがさん)登頂記念
今年は、台風の当たり年です。前夜は、大型で強力は台風16号が猛威をふるい、 出発時点は能登半島沖を北上中です。一行は、台風一過の好天気を狙って出撃しました。 往路は、揖斐川の増水や板取川の激流にビックリです。
現地到着後、1時間ほどして、ようやく雨も上がり、9:15から豪雨直後の高賀山を目指しました。 高賀山は、江戸時代には円空上人も修行し、近年は、ハイキングコースで人気があるという。 一行の足取りをご覧ください。

写真は、 高賀山を背に、挑戦者全員の下山後の記念写真です。後方中ほどのピークが高賀山です。



マップ&コースタイム(マップはクリックすると見易くなります)

《登り》
@高賀の森自然公園P(登山口 ) 9:15発
A林道経由、あづまや 9:54着
B不動岩屋 10:56
C御坂峠  11:35着
D高賀山頂 12:05着・昼食

《下り》
E高賀山頂 13:00発
F御坂峠  13:15着
G不動岩屋 13:46
Hあづまや 14:30着
I直登コース経由、高賀の森自然公園P 15:00着

・所要時間:
登り:2時間50分(3,1Km)+昼食55分+下り2時間00分(2.35Km)
=5時間45分/往復5,45Km/標高差約800m



←登山口・高賀の森自然公園P
高賀神社から、700mほど急坂を進みます。腕時計の高度計は450mを示します。 ここからの入山は、直登コースと林道コースがあります。




林道から入山→
林道を1Kmほど進むと、直登コースとの合流点に『あずまや』があり、 ここから、高賀登山道の標識に従い進みます。 まもなくして、石段の登りで、山岳信仰が偲ばれます。


←増水の沢(御坂谷)
突如、激流が前途を阻みます。




増水の沢(御坂谷)→
今朝方の豪雨が襲いかかります。全員が無事に渡りきることができるか、不安がよぎりました。 結果は、シニアーの男性3名が大事をとって撤退、 しかし、ヤングレディーは、全員撤退しませんでした。いろいろコースも探し、見事にクリアーで、アッパレです。



←不動岩屋
中間地点に巨岩を二段重ねにした岩屋で、10名位は野宿も可能です。この写真は上段の岩屋です。




高賀山頂→
右側の石柱が一等三角点、左が、天宝12年の刻みのある『法華塚』です。 ガイドブックには、展望360°とありますが、ご覧の通り周囲の樹木が大きくなっていて、 展望台が必要のようでした。


←登頂記念
雨上がりで高温多湿の厳しい登りです。タオルもTシャツびっしょりです。 しかし、昼食後の様子は写真の通り爽やかでした。




山頂の展望→
北東に郡上八幡、下呂、高山市街を望む。


←山頂の展望
北西には、今年6月に登った、蕪山が目前です。その奥が、平家岳、さらに後方に荒島岳のようです。




激流を迂回→
下山時の沢越えです。水量は幾分減ってはいましたが、大事をとって迂回します。 そのルートも、ターザン顔負けのパフォーマンスが必要な危険なものとなりました。



←高賀神社
この度の登山は、門前の大鳥居(日本一の噂)をくぐり、さらに、この写真の鳥居をくぐり、 お宮で登山の無事と、雨の上がるのを祈ったお陰で、天候も回復し、全員無事に下山できました。




さるとらへびの伝説→
詳しくは、下記の『ほらど村の公式サイト』の観光→高賀神社→さるとらへびの伝説をご覧下さい。

かくして、台風で一週間延期した登山でしたが、前日の夜半に、また、台風に歓迎され、豪雨空けの湧き水が流れ落る山道を征服できました。帰路は、お馴染みの、武芸川温泉『ゆとりの湯』で、疲れを癒しました。



『ほらど村公式サイト』にもお立ち寄り下さい。

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