愛知県藤岡町 & 岐阜県山岡町
天狗岩 & 小里川ダム
Dec 7. 2004


天狗岩(540m)からの展望/南南東

今回は、近場のハイキングです。12/7のやまびこ会の山行は。週間天気予報のいたずらで、 中止です。しかし、前日になると、予報は快晴となり、急遽、賛同者で出動しました。

そこは、近場ですが、素晴らしい展望の藤岡町の『天狗岩』で、 町村合併前の、藤岡町を鳥瞰します。

午後は、懸案の、日本一大きい水車の検証に、 岐阜県山岡町の『道の駅(おばあちゃん市・山岡)』と2004.3.20竣工の小里川(おりがわ)ダムサイトを散策しました。



写真説明、 天狗岩の頂上から、豊田市・岡崎市方面の展望です。 後方の山並みは、左から、焙烙山・六所山、そして、右端遥かに三ヶ根山に至る三河の山々です。 眼下には、藤岡町飯野地区、右側の緩稜は、猿投山麓です。



マップ&コースタイム(マップはクリックすると見易くなります)

@天狗岩登山口 P 9:02発/海抜350m
A不動の滝 9:12着
B御岳神社経由天狗岩山頂 9:35着
C天狗岩山頂 10:00発
D烏天狗経由登山口 10:32着

・総所要時間:
1時間30分標高差約190m



小里川ダムへのルートマップ

小里川ダムの情報は、マップをクリックしてWebsiteをご覧下さい。


天狗岩登山口

天狗岩の登山口Pへは、飯野の信号を左折し、R-33を約4Km進み、 林道を確認し、右折します。そこから、約2.5Kmの山中に、ご覧のような天狗岩の標識と 駐車ペースがあります。






展望台

約30分の登りで、藤岡町自慢の展望台に到着しました。展望は、東から南に開けます。 快晴なら、渥美半島まで見通せると思われました。 天狗岩はこのすぐ上にありました。




天狗岩

このような岩の上に、石彫りの天狗様が下界を見下ろしています。 彼は、まだ若いですが、こらから先ずっと藤岡を見つめていきます。




山頂風景

ここからの、眺めが一番です。




登頂記念

展望台の入り口には、天狗様の言い伝えが、日本語と英文で記述されていました。 藤岡町も国際化に気を使っているようです。
前列の黒い物は、天狗のウチワ(鋼鉄製)です。



三国山山頂散策

下山後、郡民の森経由で、隣の三国山の様子を見に行きました。

そこは、マイクロウエーブの中継基地で、デジタル通信時代を支えていました。




日本一の水車

午後は、 『道の駅・おばあちゃん市・山岡』と小里川ダム散策です。

そこには、直径24mの確かに日本一の水車が回っていました。 動力源は、ポンプで水を汲み上げて中ほどから落とします。

《日本の水車ランキング》
1位:2004.3 岐阜県山岡町 おばあちゃん市・山岡
 直径24m スギ
2位:1997  埼玉県寄居町 川の博物館
 直径23m ヒノキ
3位:1994.5青森県深浦町 みちのく温泉
 直径22m 青森ヒノキ
4位:1993.11大分県本匠町 匠の里
 直径18.18m 広川スギ




道の駅全景

ダムサイトを散策し、対岸から見た道の駅です。
写真をクリックして、道の駅に立ち寄って下さい。



小里川ダム

ダムのPRホール『ふれあい館』に立ち寄り、最新鋭のダムの学習をし、 ダムの中ほどのエレベータールームから、ダムの底に降りて発電所を見学しました。 無人ですが、総てが分かるように標識があり、誰でも見学が出来ます。

このダムの目的は、
@洪水調節(下流の庄内川まで)
A河川環境の保全(流量の安定確保)
B発電(1800Kw)




噴水の目的は?

噴水の付け根には、照明ランプがありましたので、観光用と思われましたが、 第一の目的は、『ダム表層の水を攪拌し、湖内でのアオコの発生を防ぐ』ということでした。 他に、もう一箇所それらしい装置が浮かんでいました。




苔の花

ダムサイト散策で、気に留まった苔の花です。

小里川ダムには、一周約5Kmの散策路が設けられています。 今回は、時間の都合で一周は出来ませんでしたが、再訪時は、是非一回りしてみませんか?

今回の、天狗岩と小里川ダムは、豊田市からの気軽な散策コースとして、お勧めです。 皆さんも機会をつくって是非訪問してください。



『藤岡町の公式サイト』にもお立ち寄り下さい。

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