長野県南安曇郡安曇村・飛騨山脈
焼岳・2455.4m・100名山
Aug 3. 2004



焼岳山頂の大展望・パノラマ写真

夏山シーズンといえば北アルプスです。そこを日帰り登山で堪能しようというのが、 今回の焼岳登山で、その山頂から上高地と、北アルプス連峰を全部眺める作戦です。
豊田市を早めの5;00に出発、R-19号薮原経由で、旧安房峠の中の湯温泉上から入山し、山頂を目指します。当日の天候は、予想に反して、現地は快晴となり、台風一過の抜けるような青空の下、登山靴を締め上げる手にも力が入ります。一行の足取りをご覧ください。

写真は、 左から、笠ヶ岳・槍ヶ岳・西穂・奥穂・前穂・明神岳・上高地・霞沢岳そして、右端が焼岳山頂です。 (12:50焼岳山頂より撮影)



マップ&コースタイム(マップはクリックすると見易くなります)

《登り》
@中の湯温泉上登山口 9:34発/1450m
A下堀出会 11:15着(中間地点)
B2200m地点 12:00休憩着
C北峰山頂 12:38着/2343m

《下り》
D北峰山頂 13:00発
E北峰山頂下尾根 昼食・13:38発
F下堀出会 14:29通過
G下堀出会下広場 14:35着・休憩・15:00発
H中の湯温泉上登山口 15:57着

・所要時間:
登り:3時間04分+昼食33分+下り2時間19分
=6時間23分/往復約7Km/標高差893m



←登山口・中の湯温泉上P
安房トンネル手前を右折し、旧安房峠のつづら折れを暫く登り、 新中の湯温泉の少し上のPが登山口で、9:25到着でした。 豊田市から、4時間25分の道程でした。





原生樹林帯→
入山まもなく、このような原生樹林帯が暫く続きます。木陰の行軍で大助かりでした。

←胸突き八丁
2000m程登ると、森林限界です、乗鞍岳を背にあと一頑張りです。




カルデラ湖→
焼岳は、北アルプスで唯一の活火山です。 尾根に上がるとカルデラ湖と吹き上げる硫黄ガスがお出迎えです。



←ルンルンのやまびこレディー
ここが、焼岳の北峰ピークです。クリックすれば、雰囲気は更に鮮明になりますよ。




登頂記念→
穂高連峰を背に至福の一時です。


←大正池
梓川の流れも、焼岳の噴火に翻弄されて、現在の流れです。 山頂からは、か細い小川のように見えました。



穂高連峰→
北峰の肩附近からの穂高の眺めです。雲がかかっているのが槍ヶ岳です。


←北峰の噴煙
北峰のピークは、この尾根から、硫黄ガスの噴出する岩場を巻いて左上になります。 一行は、登頂後、この尾根で昼食を済ませて下山しました。




登山記念→
下堀出会の少し下の広場で休憩です。先ほど登った焼岳はここから見ると双耳峰のように なっています。実際に登ると、左が南峰2455mで、入山禁止、 巨乳の中程の尾根の直ぐ奥が北峰で、現在開放されています。

下山後は、登山口直ぐ下の”中の湯温泉”へ直行です。本物の湯で足の疲れをほぐします。 夕食は、R-19号木曽福島の車屋で、創業300年の秘伝の信州ソバです。

帰豊は、22時を過ぎ、出発から、17時間を経過していました。しかし、入山総時間は、6時間23分です。バスでの往復と炎天下の登山、早朝出発の寝不足と重なり、 メンバーの多くは疲労限界に達したり、近づいたりした模様です。お疲れさんでした。



焼岳の噴火について知りたい方は、『活火山”焼岳”ってこんな山』をご覧下さい

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