三重県伊賀市伊賀町
油日岳698m・加茂岳720m
Dec 20.2005

余野公園付近からの油日岳風景


油日岳(あぶらひだけ)は、鈴鹿山脈の最南端に位置します。 今回は、やまびこ会の2005年度を締めくくる忘年登山です。 半日コースで、雪を避けての計画でしたが、前日は、12月としては、 58年ぶりの大雪で、登頂可否は現地判断ということで出発しました。

一行21名は、通行止め解除後の伊勢湾岸道路の雪景色を楽しみながら進みます。 途中、車中から見る鈴鹿の主峰は相当な積雪です。
現地、草津線の柘植駅から入った奥余野森林公園の積雪は10Cm程度です。 前回の納古山程度と判断し、一先ず、油日岳を目指して入山しました。 中腹からは、雪の急登です、数名が持参のアイゼンを装着し、スパイクの感触を確かめながらの楽しい登山となりました。

しかし、雪山です、登頂はしたものの30分れとなり、当初計画を短縮し、油日岳・加茂岳まで(三国岳省略)のショートカットで下山することになりました。 一行の足取りをご覧ください。

写真説明、 林道入口の余野公園付近から油日岳(左から)・加茂・三国岳を望む


マップ&コースタイム (クリックすると見易くなります)
・図は、『北打山生活環境保全林整備事業』の説明版です。
@奥余野森林公園P 9:13発
A三馬谷橋・海抜416m 9:45着
B油日岳・海抜693m10:46着・11:10発
C加茂岳・海抜720m 11:20着・昼食 11:47発
D三馬谷橋・海抜416m 13:03着 E奥余野森林公園P 13:30着

 ・登山総所要時間:
 4時間17分(昼食・休憩・写真撮影含む)




←奥余野森林公園P
ここから、余野公園林道を徒歩で進み、三馬谷橋を目指しました。 P・WC完備
三馬谷橋→
これが三馬谷小家で、ここから登山道に入ります。海抜416mの標識あり。


←急登
山名に岳が付くだけあって、結構な急登が続きました。

沢渡り→
踏み跡も雪で不確かです。慎重に進みました。



←山頂風景
西北は、滋賀県で、甲賀の山地と思われます。
登頂記念→
油日岳の山頂には、伊賀町の古社油日神社の奥宮の祠があり、信仰の山です。 展望は、北西の方向にのみ開けていました。



←加茂岳
油日岳のすぐ隣の加茂岳で海抜720m。南に開けた陽だまりで昼食です。
樹氷→
弁当を食べながら頭上を見上げると見事な樹氷です。



←油日岳
加茂岳からの下山ルートで初めて油日岳の山姿を確認しました。

油日岳→
奥余野森林公園Pから見た油日岳です。



←上野城
忘年会までの時間調整で、上野城公園を一周しました。
忘年会→
2005年度の締めくくりは、伊賀盆地で300年続く『本陣・こんにゃく屋』です。会長のOさんの挨拶、副会長のNさんの乾杯で開宴です。


忘年会記念
無事故で終了できたことが一番の成果です。しかし、今年はやまびこ会OBの黒川さんがお亡くなりになりました。謹んでご冥福をお祈りします。

来年は、新会員を迎えます。万博も終了し、出席率も向上すると思われます。 やまびこ会の一層の発展をねがっています。

皆さんお元気で、良いお年をお迎えください。


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