毘沙門岳風景
-
毘沙門岳は、白山の南約30Kmの豪雪地帯にあります。そこへのルートは檜峠(写真の右上)をへて、
白鳥高原スキー場(夏は、白鳥高原CC)下のPから入山し、写真左上の山頂を目指します。
檜峠は、かっては、豪雪で孤立する石徹白(いとしろ)地区への入口です。
一行は、豪雪に耐えながら生き抜く樹木の姿に感動し、
周辺の高原風景、かって登った山並(荒島岳・経ヶ岳・大日岳・鷲ヶ岳等)を眺め、
見ごろのウツギの赤い花に励まされ、いい汗を流しました。
帰路は、檜峠近くの”満天の湯”、白山登山口にある”石徹白の大杉”と白鳥スキー場東下にある
”阿弥陀ヶ滝”経由となり、充実の登山観光となりました。
-
写真説明、
帰路、”阿弥陀ヶ滝”見学後、白鳥町内のR314附近から撮影。
右中央は、ウイングヒルズ白鳥リゾートスキー場?
毘沙門岳は、毘沙門天王に因んだ山名です。
毘沙門天王とは、七福神のなかでも福随一といわれ、商売繁昌、家内安全、開運 長久、
心願成就の福の神として有名でひろく全国の人々によって信仰されています。
マップ&コースタイム(マップはクリックすると見易くなります)
@登山口(白鳥高原CC下のP) 8:33発/標高約1000m
A登山標識 8:46着
Bリフト終点 9:15着
C1201mピーク 9:41着・休憩
D毘沙門岳山頂 10:25着・昼食・11:28発/標高1385.5m
E1201mピーク 12:09着
Fリフト終点 ? 着
G登山口(白鳥高原CC下のP)13:04着
・総所要時間: 3時間31分/約6Km/標高差385m(昼食・休憩含む)
←白鳥高原CC下P
ここから、林道を700mほど進むと、右の写真の標識が出てきます。
登山口→
ここから、2時間の道程です。
豪雪に耐えて
入山すると、樹木は皆曲がっています。雪の重みに耐え、撓いながら生きた証しです。
毘沙門の峰→
支尾根合流点(中腹)から、谷を隔ててピークが確認出来ました。
ここから、ぐるっと左回りで進みます。
←登頂記念
山頂には、三角点と懐かしい川瀬さんの山頂プレートです。
当日は、薄曇で、控えめな白山と北西に広がる両白山地の峰々を楽しみました。
奥大日岳→
下山時は、真正面のスキー場越しに奥大日岳を眺めます。
←タニウツギ(後日BBS入信情報)
登山道は随所で、タニウツギ(谷空木)の花が楽しめました。
いとしろの杉→
この巨樹は、特別天然記念物に指定されています。
←美女と大杉
クリックするとどうなるか?
阿弥陀ヶ滝→
この滝は、霊峰白山の峰を源とした、
日本の滝100選で東海の名瀑です。
写真をクリックして、
”新緑へ、しぶきをおろす、阿弥陀滝”をご覧下さい。
←アワフキムシの卵
滝の霊水は、渓谷となり、豊かな自然を維持します。
この泡の中にアワフキムシ(後日BBS入信情報)の卵が入っているらしい。
近くには、小さなホタルの赤ちゃんも確認されました。
このような、両白山地へのアクセスも、今年開通した”東海環状道路”
のお陰で、豊田市から2時間少々です。
便利になりましたが、ホタルの生息域が縮小されないことを願いつつ帰路につきました。
****《2005年度 山行プラン&記録 へ戻る》****
|