静岡県榛原郡金谷町
八高山832m
Mar 1. 2005


八高山頂の展望(北東)


弥生に入りましたが、安全第一で、通年ハイキングが楽しめるという 大井川下流域の八高山です。 お茶どころの金谷町福用駅が登山口で、そこから茶畑をぐるぐる巡り、 4Km奥の頂上を目指しました。
駅からの標高差は710mで、 麓の白光神社からいきなり急登で、中腹の茶の木畑まで続きました。 天候もよく、東南面の陽だまりの登山道の気温は15℃です。 汗を拭き拭き、山頂からの富士山を楽しみに登りました。
山頂からの富士山は、伊豆方面から沸き上がる雲間に隠れていました。 しかし、展望は爽快で、南アルプスは、聖岳と周辺の山々が確認できました。

一行は、行きも帰りも金谷町自慢の『お茶の郷・博物館』を訪問し、茶所も満喫し楽しいハイキングとなりました。

写真説明:
山頂から北方の眺めです。 左奥から聖岳と南アルプスの山々(写真では確認し難い)、 中ほどに大井川と家山の町並、手前が前山です。



マップ&コースタイム(マップはクリックすると見易くなります)

@福用駅(登山口海抜122m) 9:34発
A小文道との合流点 10:56着・
B馬王平 11:08着(海抜580m)
C山頂(三角点) 12:00着・昼食・13:05発
D馬王平 13:38着(海抜580m)
E小文道との合流点 14:00着・
D小文集落 14:38着
F福用駅(登山口海抜122m) 15:06着

・総所要時間: 全コース 5時間32分/約8.3Km/標高差約710m(昼食・休憩含む)


駅前の鳥瞰図

福用駅前には、立派なルートマップとご覧の鳥瞰図です。
八高山は、駅からは見えません。図のようにその前の山を三つ越えて、四つ目を目指します。





登山口の福用駅

大井川鉄道の福用駅です。今でも、休日はSLの観光列車がここを通ります。




駅前風景

福用(北五和地区)はどこも茶畑でした。

この突き当りが、麓の白光神社です。



駅前風景

八高山への案内は、金谷町観光協会・福用(北五和地区)の皆さんが、 このような標識をたくさん立ててお出迎えです。




中腹の茶畑

空を目指し進みます。八十八夜の頃に、また歩きたい山ですね。



小文道との合流点

ここまでが、2時間32分で、”あとすこし”の標識です。

そこは、放置された茶畑で、背丈も3mほどの”茶の木林”でした。
この中に、迷い込んだら出口は見つかりませんよ。



馬王平・海抜580m

ここからは、山頂が一望できました。

馬王平のいわれ:
山頂の修験者が、里に用事があり、その帰途ここでうとうとしていると、 白馬に跨った王様が出てきて、修験者をしっかり修行せよと一喝した。 そこで、馬王平と命名したという。



頂上手前

反射板と、白光神社奥の院もやり過ごすとこのような風景です。 左手のラクダのコブのような山が気になりました。




登頂記念
18名全員が余裕で登頂しました。

アップすると、登頂直後の隊員の様子が分かりますよ。



アカガシの大木

山頂域は半分が自然林です。

登山路には、このようなアカガシ・イヌガシ・ケンポナシや モミの大木などの樹木名の標識が目立ちました。




麓の”河津桜”?

里に降りると、五分咲きの河津の若桜が一行の疲れを癒します。
家々は茶畑の森林浴です。その庭の梅が見事に満開でした。



逆光

河津桜を太陽に逆らって覗くと。



お茶の郷・博物館

相良牧之原ICを出て、472号線を約10分北上すると『お茶の郷・博物館』です。
今回は、行きも帰りもこの郷に立ち寄りました。
ここに入ると、先ず、緑茶の試飲です。そして、思い思いにお茶の土産を買って帰路につきました。



お茶の郷・博物館湯

博物館の奥には、立派な庭園と茶室です。

金谷町にお出かけの時は、下記へお立ち寄り下さい。

『お茶の郷・博物館』




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