三重県阿山郡伊賀町
旗山470m・小平山717m
Jan 18. 2005


旗山の雄姿


やまびこ会の寒中登山は、 鈴鹿山脈の最南端で、伊賀盆地に山裾を落とす旗山(はたやま)と小平山(こびらやま)です。

一行は、JR関西本線は伊賀盆地の柘植駅を振り出しに、旗山と小平山を巡り、 東海自然歩道経由で、奥余野森林公園に至る約7Kmの山歩きを楽しみました。
それでは、一行の足取りをお楽しみ下さい。

写真説明、 到着後、JR草津線を過ぎた頃に撮影した旗山です。

・今回の、山紀行は、
編集者欠席のため、M.Tさんの撮影した写真とコメントを基に編集しました。K.O


マップ&コースタイム(マップはクリックすると見易くなります)

@柘植駅 9.07
A旗山登山口(熊鷹大神) 9.40 スタート
B旗山頂上 10.37
B’旗山みはらし場(鉄塔下) 10.30〜10:40
C小平山 11:30〜11.40
C’コブ下 12:30(昼食) 13.00
Dゾロ峠 13.22
E奥余野森林公園 13.53 ゴール

・総所要時間:
全コース約5時間/約7Km(昼食・休憩含む)



スタート地点の柘植駅風景

ここから、写真後方の旗山と小平山を目指します。





登山口

熊鷹大神で旗山登山口の標識を確認。




樹氷

旗山山頂手前では樹氷も楽しみました。




旗山頂上

ご覧の通りの雪化粧です。




油日岳693m

旗山見晴らしより北方に油日岳を望む。



小平山登頂記念

雪を避けてのプランでしたが、ご覧の通りの雪景色です。



尾根道の雪景色

樹氷の尾根をしんみりと進みます。



旗山と霊山536m

分岐過ぎコブより、旗山(手前)と霊山を望む。




ゾロ峠

ここより、東海自然歩道を進み奥余野森林公園を目指します。



奥余野森林公園

ゴール地点の、よく整備された奥余野森林公園です。

皆さんお疲れさんでした。でも、雪山気分もちょっぴり味わえて楽しい寒中登山でしたね。

《あとがき》
当日は、天気に恵まれていたが頂上に登るにつれ樹氷と2.3日前に降ったと思われる雪があり 見ごたえのある山行きになりました。
でも、道は荒れておりあまり皆さん登っていない感じでした。 特に小平山から分岐点を過ぎゾロ峠までは雪と悪路で大変でした。ゾロ峠に通じる道は笹が背丈 まで伸び薮こぎ路でした。でも全員無事一日をたのしみました。

伊賀町は松尾芭蕉の生誕地であり、柘植駅前では次の一句がありました。

・・・以上、M.TさんからのMail文転記・・・

『手にとらば 消えん泪ぞ熱き 秋の霜』

句意: 『母の遺髪を手にとると、わが熱い涙のしずくで、それは秋の霜のように消え去るだろう。』
貞享元年(1684年)、芭蕉41歳の作。




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