岐阜県下呂市・飛騨山脈
御前山1646.3m
Oct 17. 2006

錦秋の御前山と御嶽山風景

御前山は,古来より下呂御前山と同様に御嶽山遥拝の山として知られています。
当日の予定は、川上岳でしたが、Nさんの事前調査で登山道が荒れていて自動車でのアクセスは危険と判断し、 急遽旧萩原町の”御前山”に変更してのアタックです。

一行は、快晴の山頂から東方間近に霊峰御嶽山を、さらに、乗り鞍岳、北アルプスの山々から白山までの 雄大な展望と飛騨山地の紅葉最前線を楽しみました。

写真説明、 左:御前山(中央のピーク)/旧萩原町桜洞の林道から撮影、  右:御前山山頂からの霊峰御嶽山の眺め、



マップ&タイム(地図をクリック拡大)
《上り》
@水洞口登山道P(4合目) 9:16発/800m
A6合目 10:10着/1100m
B7合目 10:27着/1260m
C屏風岩 10:50着:/1370m
D9合目 11:35着/1500m
E御前山山頂 12:08着・13:35発/1646m

《下り》
F御前山山頂 13:15発/1646m
G9合目 13:41着/1500m
H屏風岩 14:12着・14:20発:/1370m
I7合目 14:42着:/1260m
K6合目 14:52着/1100m
L5合目 15:10着/
M水洞口登山道P(4合目) 15:27発/800m


・登山総所要時間:6時間14分/標高差846m/往復5Km
・時速換算(昼食67分除く)=0.8Km/h

御前山へのアクセス情報(pdf)⇒ 不思議な隠れ山『御前山』を探るみち



←水洞口登山道P/800m
かなり広い駐車場がある水洞平Pから少し荒れた林道を登り、その終点が水洞口登山道Pです。 車は数台OKで、標識もあり安心して入山できました。

癒しの道→
癒しの道のいうけれど、山頂までは結構厳しい登山となりました。
そこは、下呂市がお勧めの、 『癒しの道・南飛騨森林浴回廊21』の認定コースでした。


←入山
入山は4合目からです。山頂まで3時間/2.5Kmの標識を確認し、この橋を渡ります。

沢越え→
このような木橋を幾度となく渡りながら、飛騨川に注ぐ桜谷の源流へと分け入ります。
険しい沢伝いの登路には地元の方の努力の跡が感じられました。ご苦労さんです。



←5合目付近
30分も登ると鬱蒼とした深山の香りです。

桜谷→
この谷へは沢山の沢筋から豊富な湧き水が音を立てて流れこみます。
その源流は9合目辺りのようでした。



紅葉ウオッチング
7合目付近の、シダ類が鬱蒼とした原生林?の中で見事な紅葉に見とれる隊員です。




←屏風岩
7.5合目付近では柱状礫岩?の大岩壁を仰ぎ見ます。

8合目付近→
快晴下の錦秋の中を汗ばみながら高度を稼ぎます。




9合目
合目毎に、このような道標と菩薩像です。




←山頂間近
岩石路の急登も元気をだしてどんどん登りました。

隣の峰→
山頂付近の紅葉は見頃のようでした。



←登頂成功
4合目の登山口から2時間52分での登頂です。 山頂の祠の前の岩峰に数名づつ交代で登りアルプスを眺めます。

記念写真→
後方の御嶽山を背に、快晴下でもフラッシャーの合図でハイポーズ。



霊峰御嶽山
御前山の東方17Kmの御嶽山です。素晴らしい遥拝所でした。 しかし、拝んだ隊員は何名いたか?




下山
少し下ると桜谷の源流です。足元を湧き水が音を立てて流れます。 途中『屏風岩』で休憩し、沢沿いの傾斜みちを滑らないように慎重に折り返しました。

右は、山麓の桧林です。戦後の植林と思われましたが豊富な湧き水に恵まれて立派に成長していました。






お疲れさん
下山時間は、2時間12分で何とか全員生還しました。 しかし、急坂のヘアピンカーブで転倒し1回転半のショートカットで着地した隊員もいました。 これは、大変な重大ヒヤリで、下山時の転倒事故の恐ろしさを再認識しました。 次回からは、より一層の慎重なゆっくり下山が望まれます。
御前山?→
御前山を地元の人は『不思議な隠れ山』という。里からはみれなのか、見にくいのか分りません。 そかし、林道を下る途中で御前山?を確認しました。我々は、中央のピークが御前山と判断しました。 どなたかご存知の方は一報お願いします(JA2TKOのトップページのMailより)。

・・・下呂市観光課PDF資料・開くのに少し時間がかかります・・・

・御前山登山記念に、下呂市お勧めの登山コース、 『癒しの道・南飛騨森林浴回廊21』をご覧ください。




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