明星ヶ岳より錫杖ヶ岳を望む
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明星ヶ岳と筆捨山は、鈴鹿山脈南部で、R1の鈴鹿峠を見下ろす山域です。冬季登山に格好な山と思われます。このプランは、一般コースということで、参加者はゲスト3名を含めて多目の21名です。
本命は、午前の明星ヶ岳で、東西二つのピークをもつ双耳峰を全員で挑戦します。
午後は希望者18名で筆捨山を縦走しました。
低山ですが、アップダウンも多く、一日二山は隊員にとってかなり厳し山歩きとなりました。その中高年登山を報告します、お楽しみ下さい。
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写真説明、
明星ヶ岳の西峰から、筆捨山(画面中央)と錫杖ヶ岳(後方のピーク)の眺め。
明星ヶ岳650m
マップ&コースタイム
(クリックで拡大)
《明星ヶ岳》
@登山口・石灯篭 9:10発
A国分寺 9:45
B東峰 10:40
C西峰(明星ヶ岳ピーク560m)11:05着・昼食・11:35発
D谷コース分岐 12:00
E国分寺 12:54着
F登山口・石灯篭宮 13:08着
・登山総所要時間: 3時間58分/昼食・休憩・写真撮影含む
←入山
登山口はこの石灯篭が目印です。
国分寺→
中腹に奈良時代は天平年代の建造という古刹です。
石灯篭から35分、後半はかなりの急登で、汗びっしょり。
←立ち枯れ杉
放棄林の末路でしょうか?
錫杖ヶ岳→
東峰手前の展望尾根で、
←東峰
アンカーのSさん。奥の白い石が三角点。
西峰到着→
西峰から展望を楽しむ隊員。その先は、錫杖ヶ岳などの布引山地。
←登頂記念
21名全員無事に西峰に到着しました。久々の快挙です。
西峰展望→
眼下にR1、その向こうに布引山地が始まります。
←杉山を育てる
杉山は誰が管理すべきか?
そんな話をしながら谷コースを下ると。
奮闘中の大先輩に出会いました。お話を伺った若林正規さんです。
80歳を過ぎた彼は、1人で守ってきた自分の山に入るのが日課です。
息子は後を継がないし、孫も静岡の大学へ行ったら帰ってこない。奥さんは危ないから入るなと、でも、山に入れば、60年前に植えた自分の子供と一緒に元気いっぱいでした。その若さに一行はビックリ仰天。先輩も杉もお元気で!
常緑巨樹→
国分寺の境内です。この巨樹は天平の名残か?
樹木の名前?
一行は、寺の境内で小休止して全員無事に下山しました。
筆捨山285m
《筆捨山》
@国民宿舎関ロッジP 13:45発
A展望台 14:11
B羽黒山分岐 14:41着
C筆捨山頂 15:10着・15:23発
D沓掛・みんなの森林(もり)P 15:50着
・総所要時間: 2時間05分/休憩・写真撮影含む
←関富士
筆捨山へは、国民宿舎関ロッジPから入りました。
ロッジの奥の池と関富士を眺めて進みます。
入山→
山頂へは、ここから、観音山歩道・羽黒山歩道を進みます。
←羽黒山歩道
あと1.2Kmと出ましたが、厳しいアップダウンでした。
最後の急登→
標高差100m程の階段を一気に登ります。第2ラウンドとしては厳しいですよね。
←登頂記念
筆捨山への挑戦者は、21名中18名でした。
砂防堰堤→
林道出会いの沓掛フィールドの砂防堰堤は、
間伐材と砕石の組上げ方式で機能していました。
←旧関町沓掛フィールド入口P
挑戦者18名は、途中まで出迎えの2名と合流し、無事に下山しました。
しかし、低山といえども、一日二山は隊員にとってかなり厳しかったと思いました。
一般コース ×2は健脚コースですよね。お疲れさん。
関町は、H17.1.11から亀山市に合併しました。関町消えて”関宿”栄えるか?
山行の記念に、
東海道五十三次・関宿へどうぞ!
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