三重県亀山市
明星ヶ岳650m & 筆捨山285m
Feb 21.2006

明星ヶ岳より錫杖ヶ岳を望む


明星ヶ岳と筆捨山は、鈴鹿山脈南部で、R1の鈴鹿峠を見下ろす山域です。冬季登山に格好な山と思われます。このプランは、一般コースということで、参加者はゲスト3名を含めて多目の21名です。

本命は、午前の明星ヶ岳で、東西二つのピークをもつ双耳峰を全員で挑戦します。 午後は希望者18名で筆捨山を縦走しました。

低山ですが、アップダウンも多く、一日二山は隊員にとってかなり厳し山歩きとなりました。その中高年登山を報告します、お楽しみ下さい。

写真説明、 明星ヶ岳の西峰から、筆捨山(画面中央)と錫杖ヶ岳(後方のピーク)の眺め。


明星ヶ岳650m

マップ&コースタイム (クリックで拡大)
《明星ヶ岳》
@登山口・石灯篭 9:10発
A国分寺 9:45
B東峰 10:40
C西峰(明星ヶ岳ピーク560m)11:05着・昼食・11:35発
D谷コース分岐 12:00
E国分寺 12:54着
F登山口・石灯篭宮 13:08着
・登山総所要時間: 3時間58分/昼食・休憩・写真撮影含む



←入山
登山口はこの石灯篭が目印です。

国分寺→
中腹に奈良時代は天平年代の建造という古刹です。 石灯篭から35分、後半はかなりの急登で、汗びっしょり。


←立ち枯れ杉
放棄林の末路でしょうか?

錫杖ヶ岳→
東峰手前の展望尾根で、



←東峰
アンカーのSさん。奥の白い石が三角点。

西峰到着→
西峰から展望を楽しむ隊員。その先は、錫杖ヶ岳などの布引山地。



←登頂記念
21名全員無事に西峰に到着しました。久々の快挙です。

西峰展望→
眼下にR1、その向こうに布引山地が始まります。



←杉山を育てる
杉山は誰が管理すべきか? そんな話をしながら谷コースを下ると。 奮闘中の大先輩に出会いました。お話を伺った若林正規さんです。
80歳を過ぎた彼は、1人で守ってきた自分の山に入るのが日課です。 息子は後を継がないし、孫も静岡の大学へ行ったら帰ってこない。奥さんは危ないから入るなと、でも、山に入れば、60年前に植えた自分の子供と一緒に元気いっぱいでした。その若さに一行はビックリ仰天。先輩も杉もお元気で!

常緑巨樹→
国分寺の境内です。この巨樹は天平の名残か? 樹木の名前?
一行は、寺の境内で小休止して全員無事に下山しました。


筆捨山285m


《筆捨山》

@国民宿舎関ロッジP 13:45発
A展望台 14:11
B羽黒山分岐 14:41着
C筆捨山頂 15:10着・15:23発
D沓掛・みんなの森林(もり)P 15:50着

・総所要時間: 2時間05分/休憩・写真撮影含む



←関富士
筆捨山へは、国民宿舎関ロッジPから入りました。 ロッジの奥の池と関富士を眺めて進みます。

入山→
山頂へは、ここから、観音山歩道・羽黒山歩道を進みます。



←羽黒山歩道
あと1.2Kmと出ましたが、厳しいアップダウンでした。

最後の急登→
標高差100m程の階段を一気に登ります。第2ラウンドとしては厳しいですよね。



←登頂記念
筆捨山への挑戦者は、21名中18名でした。

砂防堰堤→
林道出会いの沓掛フィールドの砂防堰堤は、 間伐材と砕石の組上げ方式で機能していました。



←旧関町沓掛フィールド入口P
挑戦者18名は、途中まで出迎えの2名と合流し、無事に下山しました。 しかし、低山といえども、一日二山は隊員にとってかなり厳しかったと思いました。 一般コース ×2は健脚コースですよね。お疲れさん。

関町は、H17.1.11から亀山市に合併しました。関町消えて”関宿”栄えるか?

山行の記念に、 東海道五十三次・関宿へどうぞ!



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