三重県鈴鹿市・鈴鹿山脈
入道ヶ岳・906m
Nov 21. 2006

入道ヶ岳風景

入道ヶ岳は,鈴鹿セブンマウンテンズ(末尾の注1)の一座です。 今回は、やまびこ会にとって久しぶりの鈴鹿山系の山遊びです。 参加者13名は、椿大神社を参拝し、神社奥の石段を登り詰め、北尾根コース・山頂・奥の院・入道新道経由で宮妻峡キャンプ場までの縦走です。
当日は快晴下、爽やかな空気の中、山麓のまばゆい紅葉と間近に見る鈴鹿の山々を楽しみながら 約5Kmの山岳プロムナードを満喫しました。

写真説明、 入道ヶ岳風景、椿大神社手前から間近に見る入道ヶ岳山姿、ここから山頂までの標高差は約700mです。



マップ&タイム(地図をクリック拡大)

《上り》
@椿大神社奥P 9:17発/海抜230m
A小広場(短山椿岳) 9:47着/435m
B避難小屋 10:26着:
C見晴らし場(北尾根No.8ポイント)11:20着
D北ノ頭 11:52着
E山頂 12:00着・昼食/906m

《下り》
F山頂 12:52発/906mm
G西ノ頭(奥の院) 13:03着
H砂防堤 14:25着
I宮妻峡キャンプ場P 14:38着/340m

・登山総所要時間: 5時間31分/標高差676m
・縦走距離 約5Km
・時速換算(昼食52分除く)=1.1Km/h




←椿大神社
椿大神社の駐車場に到着すると、親子ずれの猿の軍団が一行の様子を伺っています。 伊勢国一宮、猿田飛彦大本宮、椿大神社(つばきおおかみのやしろ)を参拝し、登山の安全を祈ります。

登山口の鳥居と標識(左)→
社の奥に、山頂の奥の院へ導く鳥居です。ここから入山し、石段を登り詰め北尾根を縦走する。


←避難小屋
小広場、キャンプ場分岐(未確認)を経て、中間点の避難小屋です。所要時間は、1時間09分。

山岳プロムナード→
錦秋の登山道です。結構厳しい上りが続きます。



天蓋燃ゆ

木の葉は赤く燃え尽き、そして大地に戻ります。素晴らしい生涯(人生)ですね。


←通報ポイント
登山コースには、このような通報ポイントNoの標識がコース毎に10ポイント建っていました。

アセビの大群生→
山頂に近づくと、一帯はアセビの大群生地です。



←見晴らし場(通報ポイント8)
北尾根のピークも近いようです。鎌ヶ岳と御在所岳の見晴らし場でした。

笹の原→
さらに進むと、ご覧のように開けて、鈴鹿の山岳風景が足を止めます。




←北ノ頭(通報ポイント10)
北尾根のピークで、山頂間近です。ここから90°左へ南下し、一旦下り、少し登ると山頂でした。

北尾根?→
この尾根が北尾根と思われます。この麓が椿大神社で、ここまで700mの標高差が確認できました。




←山頂到達
登坂時間2時間43分お疲れさんでした。 山頂エリアは、ミニ笹と草地の饅頭グリーン、その少し下がアセビの群生地で、 360度の大パノラマでした。

山頂風景(昼食)→
眼下は、四日市・鈴鹿市街、その先に名古屋駅のツインタワーが霞みます。 左の峰は、『雲母峰(きららみね)』です。



←登頂記念
鎌ヶ岳と御在所岳をバックに全員晴れやかに整列します。

下山→
下山は、イワクラ尾根ノ頭(915m地点)の椿大神社奥ノ院の祠を参拝し、 北ノ頭経由で、入道新道を下り宮妻峡キャンプ場を目指しました。




←入道ヶ岳山頂
奥の院の鳥居からの眺めです。

奥の院(915m)→
ここから、入道ヶ岳と椿大神社が望めます。奥の院に相応しいロケーションと思われました。




←鎌ヶ岳
素晴らしい入道新道の展望です。しかし、足場は急斜面で油断大敵でした。

御在所岳→
白い鉄塔がロープウエーの鉄塔です。その奥が釈迦岳のようです。




←迫り来る鎌ヶ岳
鎌ヶ岳の峰がどんどんと迫ってきました。これより急降下です足元注意!

雲母峰→
豊かな自然美、更け行く秋、谷の冷気の中をどんどんと下ります。




←雲母峰
左手前が、アセビの樹海です。この谷底が宮妻峡です。

入道新道・通報ポイント6→
このコースは、全域豊かな自然林で素晴らしいと思いました。




←山岳プロムナード
何処までも歩きたいような風景です。実際は、かなりの急斜面で、慎重に下ります。

宮妻峡→
この沢を渡ると、間も無く宮妻峡キャンプ場でした。




←宮妻峡キャンプ場P
下りの所要時間は、1時間46分です。全員事故もなく余裕を持って到着したように思われました。 湾岸道路の全面開通で、鈴鹿へのアクセスが良くなったことも助かります。

下山後は、宮妻峡の景勝地『もみじ谷』を散策し、紅葉が待たれる青々としたもみじを眺め、 長嶋SAの足湯でのんびりと疲れをほぐし、早めの夕食を済まして、高速代のETC割引時刻を待って帰路につきました。

(注1) 鈴鹿セブンマウンテンズというのは、北から
@藤原岳(1140m)・・・ A竜ヶ岳(1100m)・・・ B釈迦ヶ岳(1092m)
C御在所岳(1210m)・・・ D雨乞岳(1238m)・・・ E鎌ヶ岳(1161m)
F入道ヶ岳(906)
の鈴鹿山脈中の7つの山のことです。(鈴鹿7山とも言います)



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