長野県伊那市(旧上伊那郡長谷村)
戸倉山1681m
May 9. 2006

戸倉山風景


戸倉山は、赤石山脈と木曽山脈に挟まれた、伊那山地北端にあります。 中央高速の駒ヶ根IC付近からの眺めは秀麗な山容で、『伊那富士』とも呼ばれ、やまびこ会山行時にもよく見る風景です。
当日の参加者は、難易度が一般向き、3時間コースということもあり、最多レベルの23名で人気の程が伺われます。
出発時は、雨模様でしたが、北麓の戸倉山キャンプ場に到着すると初夏の様な陽射しとなり、 汗を拭き拭き山頂を目指し、東西に聳える両アルプスの山岳風景と木々の芽吹きを楽しみました。

写真説明、 駒ヶ根IC付近の中央高速道路上から眺めた戸倉山姿です。


マップ&コースタイム
(クリックすると見易くなります)

@戸倉山キャンプ場P 8:45発
A 二本松 9:08着
B馬止の松 9:21着
C6合目ベンチ 9:55着
Dあづまや 10:15着
E西峰 10:41着
F東峰 10:51着
G西峰 11:10着・昼食・12:20発
Hあづまや 12:30着
I6合目ベンチ 12:40着
J馬止の松 13:04着
K二本松 13:10着
L戸倉山キャンプ場P 13:30着

 ・登山総所要時間:4時間45分/約5km



←登山口
戸倉山キャンプ場から入山すると、山吹とイワヤマツツジが見頃です。木々は芽吹き、まばゆく、初夏の陽射しです。

唐松林→
高度と共に変化する唐松の芽吹きを楽しみながら進みました。 この写真は山頂近くで芽吹きはこれからです。


←あづまや&金明水
8合目辺りのあずまやです。そこには、金明水という名水が湧き出していした。

鍋釜→
あずまやには、このような『芋煮会』用の鍋釜です。 紅葉の週末に登れば、ご馳走にありつけるかも。



←春リンドウ
路傍に一輪

東峰(山頂)→
山頂域は双耳峰で、西峰と東峰です。何れも南アルプスと中央アルプスの展望が可能です。
山頂には、平成14年10月付けの『長谷村』を刻んだ石柱と、真新しい薬師如来の石像です。 村の消滅前に、村人が刻んだ心の内が伝わってきました。



←美和ダム湖
東峰から北東に、旧長谷村の集落とダム湖、その下流が旧高遠町。

登頂記念(東峰1681m)→
ここから、東方に残雪の南アルプスを楽しみました。



←1等3角点(東峰)
拡大して確かめてくださいね。

西峰・昼食→
伊那谷を眼下に昼食です。中央アルプスの尾根は雲間に一瞬チラリ。



←南アルプス
唐松越しの北岳・甲斐駒ヶ岳方面?の素晴らしい眺めです。

南アルプス→
塩見岳が鮮やかでした。



←登頂記念標識
お馴染みの、川瀬さんの作品です。登頂日は、2002.10.30

美和ダム湖→
下山後、女沢峠(1290m)越えで、『高遠花の丘』を目指しました。 途中、ダム湖越しに戸倉山方向の風景です。



←道の駅
”南アルプスむら”で小休止。

高遠花の丘→
高遠城址公園の少し奥の八重桜が見頃という。 そこは、『高遠花の丘マレットゴルフ場』でした。 桜が終わる5月の中旬までは、マレットのプレー中止で、お花見優先とクラブハウスの方が言います。

今春の、やまびこ会観光登山では、3/21の奥浜名から、各地の桜を楽しみました。 しかし、今回の高遠八重桜が見納めと思われます。

早朝発の観光登山の締めくくりは、駒ヶ根高原の『こまくさの湯・早太郎温泉』です。 そして、夕日に映える”伊那富士”を眺めながら帰路につきました。 お疲れさん。



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