静岡県榛原郡中川根町・赤石山脈南端
三ツ星山1159m・大札山1374m
May 8. 2007

大札山風景

三ツ星山へのアクセスは、中川根から林道南赤石線を進み、 大井川に注ぐ深い谷を登り、大札山中腹を縦走し『大札山肩登山口』までマイクロバスを進めます。 所要時間は、豊田市から3時間30分です。
そこは、奥大井県立自然公園エリアで沢山のハイキングコースです。 一行15名(内ゲスト1名)は、三ツ星山のスリーピークスを散策し、午後は、希望者で大札山往復を楽しみました。 一行の足取りを報告します。

写真説明、 三ツ星山の富士山展望広場からの大札山の峰、11:12撮影



マップ&タイムアクセスマップ)
《三ツ星山》
@大札山肩登山口P 10:05発
A1185mピーク 10:22着
B最初の林道合流点 10:30着
C1162mカシの木小広場 10:50着
D1088m富士山展望広場 11:20着
E三ツ星山山頂 11:42着・昼食・12:30発、林道経由下山
F大札山肩登山口P 13:35着

《大札山》
@大札山肩登山口P 13:50発
A大札山頂 14:25着・14:55発
B大札山肩登山口P 15:30着



三ツ星山1159m


←大札山肩登山口P
標識・P完備の立派な登山口です。トイレの出口にはカラフルなハイキングマップが置いてありました。

入山→
車止めのゲートをくぐり、山頂近くまで続く奥山林道を進みます。 登路は、雑木林の尾根筋とこの林道が平行し、何れを進んでもOKでした。


←カシの木小広場
このカシの木が中間地点の目印です。

林道合流点→
このように林道との合流は3箇所あり、入ったり出たり、



←富士山展望広場
山頂間近で林道の東斜面が伐採されており、すっきりとした眺望が開ける。深い谷を挟んで対峙する大札山、その右肩に富士山が楽しめるという。当日は見えたような見えないような靄の中、

アセビ→
林道脇のアセビの若木です。燃えるような芽吹きでした。




←三ツ星山頂へ
ここから数分で1159mの山頂でした。潅木越しに、岩岳山・竜馬ヶ岳が見え隠れします。

林道脇の標識→
この尾根の標識は総て中川根町立です。



←境界見出標
三ツ星山の尾根は、左側(林道側)が中川根町、左が春野町です。このような境界見出標が沢山あり、 尾根ルートの道標です。

山頂の標識→
11:42到着、1時間37分でプロムナードの終点となりました。 山頂は狭く、展望は効きません。新緑のなかでのんびりランチです。




←登頂記念
山頂は狭く、ご覧の通りです。

下山→
下山は、左手に岩岳山(最初に予定した山)を眺め、林道脇のコシアブラの芽を眺めながら 奥山林道の散策です。所要時間は約1時間。




大札山1374m


←大札山肩登山口
正面のこんもりした山の奥が大札山です。

岩岳山→
中腹から見た岩岳山です。




←ヒメシャラ
登路は丸太止めの階段で整備されていました。 樹木は、ブナ・ツガ・モミ・の他に大きなヒメシャラが目立ちました。 この時期は、アカヤシオがピンクの花を付け、シロヤシオが白い蕾で待機していました。

山頂の標識→
1373.6mの展望所です。




←山頂のパノラマガイドマップ
伊豆半島から赤石山脈まで見渡します。拡大してご覧ください。

寸又三山→
北側の眺めです。寸又三山(朝日岳・前黒法師岳・沢口山)と寸又峡温泉が呼んでいました。




←山頂風景望
木陰もベンチもある憩いの場所でした。

登頂記念→
大札山を楽しんだのは、女性隊員4名全員、男性隊員は11名中6名でした。



←シロヤシオ
ツツジ科、開花時期は5月中旬

アカヤシオ→
ツツジ科、開花時期は4月下旬




←アカヤシオ
五月晴れ、ピンクの花も爽やかに

大札山森林公園→
林道南赤石線の大札山肩登山口にある案内板です。 アカヤシオ・シロヤシオ・マンサクの植生分布と開花時期を知らせます。

今回は、やまびこ会にとって1ヶ月振りの足慣らしです。 奥大井の山岳プロムナードは一行を五月晴れで歓迎しました。 参加者は、無理せず疲れもなく、まばゆい新緑と満開のアカヤシオを思い出に林道南赤石線を後にしました。 皆さん、お元気で




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