静岡県沼津市
須津川渓谷&愛鷹山・1187.5m
Jan 8. 2008

愛鷹山風景

愛鷹連峰は、富士山南麓にあり日本二百名山という。 一行は、通年登山適期という最南端の愛鷹山(あしたかやま)1187.5mを目指しました。

当初の計画は、須津山荘(つどさんそう)から山頂往復の予定でしたが、 現地に着くと、冬季は”大棚の滝”から奥は通行止めです。 急遽、須津川渓谷・滝めぐり経由で山頂を目指しました。一行の足取りを報告します

写真説明、 富士市R1からの愛鷹連峰と霊峰富士。連峰の右端が愛鷹山1187.5m、その左が越前岳1504mです。



マップ&タイム(クリック拡大・コピーフリー)

@”大棚の滝”橋上東詰P 10:53着/11:00発
A須津山荘 11:40着/11:48発/海抜590m
B第一展望台 13:15着/昼食・14;00発 /海抜1000m
  (時間切れで登頂を断念し下山開始)
C須津山荘 15:04着
D”大棚の滝”橋下P 15:30着 /海抜370m
・マップは、カシミール3D、海抜は、携帯高度計

・登山総所要時間4時間30分/往復約6Km

登山ルート断面図



←須津川渓谷橋、東詰P 10:53着
ここは、須津川峡を跨ぐ高架橋の東詰です。川沿いを直進できず(通行止め)、止む無くここへ来ました。 お陰で、橋の上から”大棚の滝”を堪能できました。 須津川渓谷橋は、平成15年3月完成で林道兼観光用か?

”大棚の滝”→
橋の中央、数十メートル上空からからの眺めです。


滝めぐり

橋上から、階段で急降下します。吊り橋を渡り、滝を眺め早足で進みます。




←須津川峡散策マップ
滝を起点に、周辺のガイドマップです。シニアーはここを一周するのも良さそうに思われました。

標識 →
滝入り口にある標識です。どうやら、ここが登山口で、登山届ボックスとトイレ完備です。 しかし、愛鷹山の文字は見当たらず。この先の林道は通行止め、




←通行止め
須津川沿いの林道は、冬季は落石、凍結を気にし富士市は侵入を拒みます。

須津山荘 11:40着→
やっと、須津山荘です。無人の山荘ですが、ここを起点にした 周辺の案内図が掲示されていました。



←愛鷹山登山口 11:48発
手元の高度計は、590mを表示します。

標識→
須津川渓谷の左岸、この標識を確認し右へ進みます。 この先が、杉林経由で苦難の登りがあり、第1展望台に至ります。



←第1展望台 13:15着
尾根筋に上がると、少しばかりの切り開きがあり、ご覧の標識がありました。 快晴無風、気温16℃で春の日差し、早速昼食なり。

Mt' Fuji→
笹藪をかき分けて覗くと、越前岳の肩越しに白銀の嶺が輝きます。



←第1展望台到達記念 13:50
笹原をかき分け、富士をバックに思い出を残します。

山頂へは、ここからまだ2時間はたっぷりかかります。 従って、登頂を断念し、全員下山となりました。

下山 14:00→
ここまでの登山路は、昨夜の雨の影響もあり、足元が悪く、滑り易く、るんるんとはいきませんでした。 下山は、一層の注意が必要でした。





←登山口到着 15:04
登山口から第1展望台までの歩行時間は、新・分県登山ガイド”静岡県の山”(山と渓谷社)は、 登り45分・下り35分と記します。
一行は、登り1時間27分、下り1時間04分でした。 そこで、ガイドブックを再確認すると、
●歩行時間:登山の初心者が無理なく歩ける時間を想定しています。ただし、休憩時間は含みません。
やまびこ隊の過去の実績で、これほど乖離したことはありません。 その原因は、山と渓谷社とやまびこ隊の双方にありそうですね。

須津川林道→
夕陽が須津川渓谷橋を照らします。撤退の後でしたが、ゆったりの林道散策も良かったですね。





←須津川林道
今日、この橋を利用したのは”やまびこ隊”のみか?

通行止め→
今朝は、ここで足止めされた。冬季は、ここが登山口なのだ!





←登山口P
ここに、立派な駐車場とWCあり。

《山行反省》
豊田市からの遠征日帰り登山では、通行止めがなくても無理なコースであった。 事前の調査不足なり(提案者=編集者)

皆さん、お疲れさんでした。


愛鷹山頂展望写真(おまけ)






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