長野県木曽郡上松町
風越山・1699m
July 1. 2008

風越山風景

風越山は、中央アルプスの三ノ沢から西へ延びる山稜の末端のピークです。 旧中山道上松宿の東にどっしりと構え、山頂エリアからは御嶽山・木曽谷・中央アルプスを一望します。

一行13名は、豊田市を6:00に出発し、中津川IC経由、R19号で上松の吉野集落登山口を目指しました。 木曽古道を抜け、コアジサイ・ニッコウキスゲの小径を進み、雨上がりの急登と戦いながら、カヤトの尾根に上がり、 木曽谷と御嶽山を眺めながら山頂を目指しました。

往復5Kmのシニアー向き登山の状況を報告します。

写真説明、 R19寝覚ノ床レストラン前からの風越山風景、後左のピークは、木曽前岳で、その奥の雲の中が木曽駒ヶ岳、 8:09撮影



マップ&タイム(クリック拡大・コピーフリー)
@吉野集落登山口(古道標柱) 8:35発
A鷹鳥屋登山口 9:10
Bカヤトの丘 11:05
C風越の頭 11:13
D山頂 11:32
E展望所 11:40着/昼食・休憩/12:25〜下山開始
F山頂 12:37・記念写真
G吉野集落登山口(古道標柱) 14:50下山

・登山総所要時間6時間15分/5Km




←登山口 8:30
吉野集落の直進路終点の古道標柱を目指します。

出発 8:35 →
その奥にバスを止め、地点を確認し出発しました。



←吉野集落の奥の細道 8:40
雨上がりです。立派なワラビがにょきにょきで気になります。

標識完備 8:41→
木曽古道は、このように標柱完備です。 この、1Km先が風越山の登山口でした。


←風越登山口 8:49
ここから、1.8Kmの急登が始まり、この先も古道です。

木曽古道 9:03→
古道は、くねくねと山腹をぬい、往時を偲ぶ。




←コアジサイ 9:56
このような小径が続く、

オダマキ 10:11
この花を調べると、色とりどりです。 これは、天然のキバナノオダマキのようです。



←御嶽山 10:15
鷹鳥屋登山口より等高線に直角に高度を200mほど稼ぐと、御岳が顔を出していました。

上松町 10:18→
木曽川べりの、上松の家並と寝覚ノ床ドライブイン、



←カヤト境 10:56
ここから、カヤト(茅葺の材料)の丘が始まります。

共生 10:42→
一帯は、カヤト・ニッコウキスゲ・アヤメの共生地、



←カヤト 10::56
かっては、カヤトを刈取り、束ねて降ろし、ねんごろに干した。

上松発電所 11:00→
この少し下流に、福沢桃介の『読書(よみかき)発電所』が現存。 福沢桃介記念館へどうぞ!



←カヤトの丘
木曽谷の展望良好、汗だく、休憩。山頂は、後ろの山のそのまた奥なり。

糸瀬山1867m 11:11→
ゲストのSさんが登ったというが、往復11Kmの健脚向き、



←木曽杉?
立派な杉が聳えます。樹齢は、江戸末期か?

ギンリョウソウ(銀竜草)11:28→
別名、ユウレイタケともいう、





←山頂間近 11:30
尾根を涼風が越していきます。

登頂 11:33→
展望が良くないので、数分先の『中央アルプス展望エリア』へ直行。





←展望所 11:42
ここが、中央アルプス展望所です。

中央アルプス 11:50→
沢の上部に雪渓、その上のピークが『牙岩』、その右の雲間が木曽駒ケ岳。
”快晴時の展望”をどうぞ!



←登頂記念 12:37
全員満足のようです。

下山風景 12:55→
左奥が糸瀬山、中央が木曽谷、その奥が南木曽岳、





←カヤトの丘 13:08
休憩、山開き日和となりました。後方雲間が御岳です。

無事下山→
ひのき号の吉野上バス停へ、全員無事に下山しました。


時刻表を見ると、週2日運行で、3便/日、年末年始運休とあり、過疎の財政難が思われました。



←吉野上風景
バス停前の風景です。風越山はこの山の奥の奥、

今回の登山は、ガイドブックの短縮コースでしたが、雨上がりで、滑りやすく、 急登も多く、やまびこ会としては少しハードな登山になったと思われます。

帰路は、寝覚ホテルの温泉,、福沢桃介記念公園経由となりました。

皆さん、お疲れさんでした。



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