長野県下伊那郡大鹿村
大西山・1741m
Jul 22. 2008

大西山風景

大西山は、東面の山裾を赤石岳の伊那谷側登山口に落としています。 稜線上からは、塩見岳・荒川三山・赤石岳・聖岳などの主峰群を間近に望めるという。

一行11名は、豊田市を6:00に出発し、松川IC・小渋ダム経由で大鹿村の中央構造線博物館近くの登山口から入山し、 猛暑と戦いながら標高差960mの往復登山に挑戦しました。

登路は、つり天国(畑の奥)から中央のピークを目指してジグザグに登ります。

写真説明、 大鹿村下青木の集落からの大西山風景、9:05撮影



マップ&タイム(クリック拡大・コピーフリー)
@登山口・下青木集落 9:10発
A尾根直登地点 10:55
B稜線分岐 11:40
C三角点 12:38
D手前のピーク 13:00着・昼食・13:15発
E山頂 13:45着・記念写真・13:50〜下山開始
F登山口・下青木集落 16:50着

・総所要時間7時間40分/6.8Km

登山ルート断面図



←登山口 9:00
バスは”つり天国”まで進入困難となり、民家の奥さんのアドバイスで、ここから出発

入山 9:14 →
橋を渡り、草道を分け入ります。ここは、かっての生活路



←巨大キノコ 9:47
直径は20cm以上、君の名教えて!

尾根直登地点 10:55→
ここから、真っ直ぐに尾根へ上がることも可能? 我々は左側の斜面をジグザグに進む、


登山道 11:40
このような斜面を何回もトラバースするもなかなか尾根至らず。

唐松林 12:27→
夏の日差しが下草を照らします。



三角点 12:38
1630mの三角点を確認、時既に12:37、 一部の隊員が遅れ始める。




←手前のピークへ 12:50
この急坂を上りきると展望が開ける?

南アルプス展望所 13:20→
正面に荒川三山を確認するも、稜線は白雲の中、



←昼食 13:00
木陰で昼食をとる隊員

標識→
昼食後、直ちに山頂を目指す。途中の標識は、山頂にあらず。



←登頂 13:50
全員なんとか登頂、予定より1時間以上もオーバー。 シニアーには、真夏の大西山は過酷なり。

下山 14:19→
熊の爪跡あちこちに出現!



←下山 14:53
自然休養林?隊員も休養が必要なのだ、

下山 15:29→




段々畑 16:32
山里の畑の末路を眺めながら無事に下山、

総てが、夏草で覆われ、かっての石積がさびしく覗きます。



←桑畑 16:46
桑の実を食べた在りし日が偲ばれる。

大西観音 17:01→
S36豪雨の崩壊地一帯は、大西公園となり、犠牲者数十名の慰霊碑と集落を見守る観音様。
”S36災害説明”



←大西山の沢 17:03
崩壊壁の右側の急峻な沢の様子

大鹿村風景 17:06→
大西公園の桜広場風景



今回は、猛暑の中の登山でしたが、自然林の木陰に助けられて、時間はかかりましたがなんとか全員の登頂に成功しました。 尾根の展望所からは白雲たなびく南アルプスを眺め、滴る汗を拭きながら体力の限界に挑戦できた充実の山歩きとなりました。

反省点としては、大西山登山の好機は、紅葉の頃がベターであり、夏期はシニアーのグループ登山には厳しすぎるように思われました。

帰路は、南アルプス登山基地の塩の里”鹿塩温泉”経由となりました。  皆さん、お疲れさんでした。



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