福井県越前市
日野山 794.5m・伊吹山地北端
Apr 7. 2009

越前富士風景

日野山は、武生盆地の南に位置し、端正な山容から越前富士と呼ばれる。 白山を開山した僧、泰澄によって開かれたと言う信仰の山で、現在も山頂の奥宮へ詣でる人が多いという。 その昔、北国街道を往来した万葉歌人の歌や、芭蕉の奥の細道のなかにも登場する歴史ある山です。

参加者は、会員17名とFriendさん2名、天気予報は快晴、麓の桜も満開です。 一行は、コブシ咲く越前富士の比丘尼(びくに)ころがしを上り詰め、奥の院詣でを楽しみました。 ご覧ください。

写真説明、 南越前町北国街道(R365)からの眺め 14:13車中から撮影



マップ&タイム

@登山口・日野神社P 8:47発
A室道 9:58着
B山頂 11:50着・昼食・12:05下山
C室道 12:40着
D登山口・日野神社P 14:00着

・総所要時間
 5時間13分/往復5Km・林道は6.2Km

・蛇峠山コース断面図




←日野神社P 8:40
三好池Pからの所要時間2時間40分、 登山者用Pは、社から250m離れた田んぼの中で既に3台の登山者、

出発 8:47→
朝もやの中、行く手のピークを目指す。



←参拝 8:54
徳川家の葵の紋が誇らしげ、境内のケヤキの大木も拝見、 社の左から登山道が始まる。

弁慶の三枚切り岩 9:42→
焼餅岩、石の唐戸と続き、三枚切り岩へ、


←室道 9:59
山小屋、水場、石像などがあり、中間地点の休憩場所、

比丘尼ころがし→ 10:21
比丘尼(びくに)ころがし という尼さんが転げた参道の入口です。




大比丘尼ころがし 10:32
岩盤状の直登コースで、小から始まり、ここから大(急傾斜で長い)、 今は登山靴のお陰で女性がロープを使わずに軽々と登り、じちゃんは、汗だく、




←山頂(昼食) 11:36
立派な奥宮と社務所が建つ、山頂域の北端にも北の宮があり、村ごとの信仰が伺われる。

登頂記念 11:57→
全員無事になんとか登頂!



←地元の登山家 12:02
昼食が終わる頃、自称mont・bell会員・75歳という青年が出現、 登山ノウハウの講義を受ける。山頂では、mont・bellのTシャツを着替える。

武生盆地 12:06→
北の宮からの眺め、山頂からは、能郷白山の白銀の嶺もうっすらと確認、



←日野山トンネル12:07
尾根直下を北陸自動車道が貫く、

下山標 12:08→
3.1Kmは、林道経由と思われる。登山路は神社から2.5Km、



← 長命水12:19
何時までも生きたら困ると言い、飲む人もまばら、

林道下山 13:08→
コブシに見とれるやまびこカップル



←林道記念 13:10
室道下から9名が、のんびりと林道経由で下山、後方は日野山ピーク、

日野川 13:17→
コブシ咲く 日野川流れ 霞み立つ




←コブシ 13:19
麓で満開、峠で蕾

下山 14:07→
下山時の中平吹町風景です。皆さお疲れさん、



今庄町の新羅神社・カタクリ観光


カラクリ 14:45
新羅神社のカタクリ、昨年と同じ場所に白いの見つけ、社務所でコーヒーを頂く、

水芭蕉 15:06
神社下の民家の庭で、藤倉山の湧き水を引いて育てていました。




←座禅草 15:07
神社下の民家の庭で、

今回の登山の目的は、
越前富士に登り、帰路、新羅神社のカタクリを眺め、敦賀市の魚広場での買出しです。 何れも、順調にこなし、早朝からのデイケアーとなり、家族は喜んだか?

皆さん、お元気で、お疲れさん、



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