岐阜県飛騨市河合町
籾糠山 1744.3m・飛騨高地
Jun 9. 2009

籾糠山麓のブナ林

籾糠山は、飛騨高地の中央部に位置し、R360の天生峠南域の原生樹林帯のピークで、 山麓一帯は、湿原とブナ・ダケカンバ・シラビソなどの豊かな原生林でハイカーを魅了する。

やまびこ会としては、昨秋に続き2回目の山行で、今回は、ミヅバショウとブナの新緑を楽しみます。 参加者は、会員11名とFriendさん1名です。

それでは、一行が感激した、”万緑の天生県立自然公園”をお届けします。

写真説明、 ミヅバショウ群生地近くのブナの原生林・標高1400m 9:11撮影



マップ&タイム

@天生峠登山口 9:10発
A湿原入口休憩所 9:35着
Bカラ谷分岐 10:05着
C籾糠分岐 11:15着
D籾糠山頂 11:45着・昼食
E籾糠山頂 12:25発下山
F籾糠分岐 12:49着
G木平分岐 13:11着
H木平湿原 13:39着
Iカラ谷分岐 14:17着
I天生峠登山口 14:50着

・総所要時間
 5時間40分/往復 約9Km




←登山口 9:02
天生峠P奥の入山管理テント小屋です。昨年同様500円の入山料を支払います。 豊田6:00発の効果で、早めの入山者となる。管理人は、これから、続々来ると言う。
バイケイソウ 9:43→
湿原探勝路を進むと、バイケイソウ群生が出迎えます。


←天生湿原 9:46
約10分程の散策コース(木道)を巡ります。

天生湿原 9:51→
湿原を一望できる休憩所、


←ブナの巨木9:56
新緑にブナの樹皮が冴え、見飽きることは無い、

木道 10:03→
散策路の多くは、このように整備され歩きやすい、




←ニリンソウ? 10:05
足元には、清楚な花々が密生する。名前を聞くのに忙しい、
トチの巨木 10:07→
おとぎの国に迷う込んだ?



← ミズバショウ 10:13
が群生するという湿原へ

天生湿原 10:16→
淡路島形の湿原にて、ミズバショウ最盛期を楽しむ、



←ミズバショウ 10:17
クリックして、ご覧くださいね。

ブナ林 10:29→
このような、ブナの感激が1.5Kmも続く、




←ヒデコブシ 11:02
が、ブナ林に花を添えます。

アカバナエンレイソウ 11:4→
花びらの形が風車のようで面白い、赤も、白もあるようです。



← 籾糠分岐 11:17
標高は1620m、ここより休憩所を経て山頂へ、森の主人は、ブナからシラビソへ、

残雪 11:31→
北斜面の残雪、ここより急な登り、



←あと僅か 11:43
ありがたい情報、昨年あった、”山頂は狭いすぐ下山”の忙しい標識は撤去、良いことだ
山頂展望(北) 11:50→
前の山が、木平湿原のある丘か?、目前は、シラビソとブナなどの原生林、



←山頂展望(南) 11:51
御前岳?北斜面に残雪ちらほら、

登頂記念 12:26→
団体一番乗り、山頂での昼食終了時に、後続部隊が到着し、明け渡しを迫る。 何処も忙しい、親が死んでも食休み というのだが、



←白山連峰 12:33
少し下がった展望エリアにて、

ダケカンバ 12:37→
妖精の如く、美しく艶かしい、



←ザゼンソウ 12:55
少し前まで、雪の重みに耐えていたのだ、

木平分岐 13:11→
山頂からの標高差224m下った地点、。ここから、再び90m登り木平へ、



←籾糠山ピーク 13:27
木平登り尾根の肩にて、振り返ってピークを確認、

ニリンソウ?の小径 13:34→
登りきると、このようなプロムナード、



←ダケカンバ巨樹 13:41
見上げると、その迫力に感激し、

ダケカンバ巨樹 13:42→
根回りの太さも数メートル以上?



←木平湿原 13:46
標高1610mの地溏です。

ブナ林 14:05→
木平探勝路の下り500mは、ブナのプロムナード、 カメラマンのMさんも驚く光景、今秋撮りに来るという。



←天生湿原 14:36
あちらこちらで、癒してくれたミズバショウにお別れです。ありがとう、

下山記念 15:02→
河合町の自然公園管理人に全員無事下山を報告し、記念の写真です。
彼は、各地を巡ったハイカーが、ここのブナ林は最高と口をそろえるという。 私も同感と告げ、日々の公園整備に感謝を告げ、天生峠を後にしました。 参加の皆さん、お疲れさんでした。


おまけ


←白山連峰眺望 15:25
R360を下る途中の白山ビューポイントの案内板、当日はガスで見れず。

中滝 15:36→
R360の名瀑




←白山アップ 15:53
白川郷展望所から白山連峰を望む、

白川郷 15:56→
白川郷展望所にて、

帰路は、R156で、道の駅・飛騨白山の 大白川温泉・しらみずの湯で疲れを癒し、白川そばの土産を買い、御母衣ダム湖を眺め家路につく、



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