高見山風景
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高見山は、300名山で、奈良と三重の県境に連なる台高山脈を代表する山、ハイカーは関西のマッターホルンと呼び、
冬季は、多くのハイカーが樹氷を楽しみに登るという。
冬季の登山口は、三重県側からの山道は閉鎖され、奈良県側の奈良交通の高見登山口バス停と下平野バス停となる。
今回は、やまびこ会員15名とFriend1名、計16名で、アイゼン持参で樹氷見物です。
当日の天気予報は、薄曇ですが午後から雨。一行の雪山歩きをお楽しみ下さい。
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写真説明、
東吉野村・R166から眺める関西のマッターホルン、9:37車中から撮影
マップ&タイム
@高見山バス停 9:53発 (標高 460m)
A小峠 10:53着 (標高 830m)
B大峠 11:27着 (標高 893m)
C山頂 12:25着・昼食・13:16下山
D分岐 13:48着 (標高 1027m)
Eたかすみ温泉・道の駅 15:00着 (標高 460m)
・総所要時間
5時間07分/一周8Km
注記:マップ&標高データは、カシミール3Dによる
高見山コース断面図
←登山口 9:47
奈良交通の高見山バス停から出発、
近鉄の榛原駅からバス7便とガイドマップにあり。WC完備
旧伊勢街道 9:53→
民家横の石段が入口、WC完備
←登山道 10:09
暫らくは、
旧伊勢街道の歩きやすい石畳が続く、
標識 10:36→
このような案内が各ポイントに建つ。
←小峠 10:55
旧伊勢街道と後の車道が交差する。
旧伊勢街道入口→ 10:59
小峠から車道を少し歩き、ここから再び古道へ、
←大峠 11:33
ここから、急斜面をジグザグに登る。
伊勢へのR166の旧車道、昭和時代はここを越えて、
展望所 11:56→
大峠 から26分登る。南面は、まだ残雪もない。
この前方、台高山脈の南27Kmが大台ケ原、
←山頂間近 12:26
大峠から53分で山頂へ、
山頂 12:26→
高角神社と国定公園の標識、標高は、1250mと刻まれる。
←山頂避難小屋 12:31
外気温0℃、北面から吹き上げる風、体感温度は-3℃?
昼食 12:44→
小屋の中はシニアーの熱気で2℃、昼食後直ちにアイゼンを付け下山、
山頂の樹氷 12:42
北面の積雪と美しい樹氷
山頂の樹氷 12:54
北面の積雪と美しい樹氷
←登頂記念 13:09
アイスバーンと風で三脚は立たず、小屋の前にたてアップで撮影、
下山 13:17→
稜線は、アイスバーンです。全員アイゼンを付けて一目散に下山開始、
北面の樹氷 13:18
美しい樹氷をゆっくり眺めたいのだが、山頂をガスが覆う、健脚の先導者の足は一層早い。
←揺岩 13:32
ゆるぎいわ、触る余裕はない、
下山路→13:32
丸太止めの階段、歩幅が合わず苦労した隊員も、
←杉の間伐 14:11
彼らは、切られ、朽ち、そして生存者を育てる。
高見杉→14:17
樹齢1000年を仰ぎ見る。休憩、
←下山 14:57
下平野の丹ノ浦橋を渡る。
たかすみ温泉Pへ→14:59
ガスに追われての早足下山、難儀な隊員もいましたが、お陰でレインを着ずに全員無事に
道の駅へ下山できました。
今回の登山は、
夕刻から雨の予報下の登山で、しかも山頂はアイスバーン、降りだす前に北斜面を下りたい。
コースアウトは許されません。そこで、一年前に体験したFriendさんが先導し、歩行時間はマップ歩行時間通りとしました。
隊員の心が一つになり、予定通りに、この難行を果たしました。
皆さん、お元気で、山歩きを続けましょう!
お疲れさん、
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