比叡山 848.3m Dec 7. 2010 |
・登山口・日吉大社 9:51 日吉大社を出発し東搭本坂を進む。 今回のコースは、比叡鉄道(ケーブルカー)の南路を登り、 北路を下る。 入山の前に、 ”比叡山概要”を読んでください。
日吉大社脇の石段を上り、琵琶湖を眺める。
かって登った、近江冨士が偲ばれる。
南禅坊の横を一直線に登る。 延暦寺の参道は下半分が石段、 上半分が概ね荒廃した林道となる。
随所に石碑やお堂が出現するも誰も見向きもしない。
やまびこは、歩くのが得意なのだ、
入山して1時間30分で延暦寺の山門へ、 ここも素通りで、取材者は忙しい。 眼下に延暦寺の本堂・根本中堂、
さすがに立派な本堂です。ここだけは、石段を下り立ち寄る気配となる。
拝観したい人、そうでもない人、どうするか? 見かねた、拝観所の方が、登山者は拝観料不要とそっと告げる。 お陰で、全員仲良く、登山靴を脱いで、本殿を拝観できました。
本殿の仏像は、一段と下がって鎮座し、拝観者の座位の目線と同レベル、
『一隅を照らす』を教えとする天台宗の謙虚な心を思う。
境内は、2400h(2400町歩)で、かつ1200年の歴史が多くの堂搭、伽藍を配し、重要文化財も多い。 しかし、登山者がそれに付き合う余裕はない。
早々に、杉木立を進み大比叡をめざす。
NTTコミニケーション鰍フ比叡無線中継所のアンテナ群
朝日放送、関西テレビ 比叡山中継所のパラボラアンテナ群
一等三角点を囲んで、15名全員でハイポーズ、
山頂は、杉木立が囲み展望は効かない。
山頂には50mプールのような構築物が座す。 これは何だ、皆さんで想像したら、防火用水となった。 登山マップを見たら、大きな文字で防火用水槽とある。 上へ登って取材、空気抜きのパイプとマンホールの蓋を確認、
用途は、延暦寺の重要文化財の防火、根本中堂で火の気が上がれば、
20気圧の水が飛び出す。
杉木立の登山道を暫らく下ると鹿発見と騒ぐ、かなり下の方に確認、
更に急斜面の尾根を下り、ケーブルカーの延暦寺駅を目指す。
駅からは琵琶湖の眺望は素晴らしい。休憩、
比叡登山は往復10Kmです。標高差800mは高齢者としては健脚向きです。
隊員の3名が、ケーブルカーで下山し、12名が自分の足で急な登山道を下りた。
延暦寺は、1200年の昔、伝教大師(最澄上人)により開かれ、後に、法然、親鸞、日蓮、道元・・・等の賢人が学んだ。 その教えを、一言で顕すと、写真の文字となり、人づくりに貢献している。 現代社会は、このような慈悲の心が一層必要と思う。 答: クリックして読む
お疲れさん、
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