只木コース中間点の幡教寺跡園地
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富幕山(とんまくやま)と尉ヶ峰(じょうがみね)は、奥浜名自然歩道で、静岡県自慢の安全・安心シニアー向けハイキングコースです。
山頂からは、遠州灘、浜名湖、浜松市街を一望する奥浜名の景勝地です。
やまびこ会にとっては、いづれも2回目の登山です。
今回のルートは、富幕山は初の只木コース、尉ヶ峰はあづま屋(獅子落し手前)からの短縮コースとなりました。
当日は快晴下、参加者17名は前夜の降雪の名残を踏みしめながら、みかん畑の奥山のんびりハイキングを楽しみました。
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写真説明、
富幕山、只木コースの中間休息地点(幡教寺跡園地)風景、中央に楠木と立派なあづま屋 14:19撮影
写真をクリック:尉ヶ峰山頂から北西に聳える富幕山風景 2004.2.17撮影
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@富幕山コース案内:
富幕山コースマップ・
富幕山コース断面図
A登山口:只木バス停奥のみかん畑
B富幕山総所要時間: 4時間25分/7.2Km(只木バス停からの片道0.8Km短縮)
・登山口 9:00
只木バス停から、0.8Km奥のみかん畑です。
ここからは、目指す富幕の頂は確認できません。しかし、立派な道標に導かれ、みかん畑を眺めながら進みます。
・立派な道標 9:07
辻ごとに、このような真新しい道標です。(西伊豆の達磨山と同じ仕様)
クリックして、よく確認してくださいね、
英文併記で外国人にもやさしい、
・車止め 9:14
林道を進み、ヘアピンカーブ地点が車止め、
ここからが山道で、道標、英文併記のコース案内板が迎える。
そこには、静岡県知事が発注した、H22年度、自然歩道整備工事の看板が立ち、工事費4,980万円と県知事名、請負業者名、
只木コース案内図
・ミニアーチ橋 9:38
軽四も通れそうな遊歩道、
・標識柱 9:47
只木コースの入り口から2.5Km地点を示す、
・幡教寺跡園地 10:14
只木コースの中間地点が幡教寺跡園地で、中央に立派なあづま屋と楠木が立つ、休息地点
鳳来山幡教寺跡の説明版と記念碑が建つ
快晴無風、気温も上昇
・五輪塔? 10:28
幡教寺跡園地前の林道奥に、
このような供養塔が複数、ガイドマップの五輪塔?
・道標・案内板 10:46
安心・安全の案内は続く、
・雪路 10:48
昨夜の雪がハイカーを楽しませます。奥浜名での雪路は貴重です。
・山頂風景 10:54
みかん畑から、1時間54分で、全員登頂、快晴、
そこには、山頂標識(クリック拡大)、あずま屋、日時計、展望案内板、Docomoのパラボラアンテナ、一等三角点などが建つ、奥浜名の景勝地、
・日時計 10:57
中央のお立ち台に上がり、11時前の登頂を確認、
隣に、展望絵図、奥浜名自然歩道説明図、
・一等三角点 14:10
明治18年埋標の一等点本点と自慢する。
詳しくは、
《点の記》
・遠州灘 11:33
浜松市街、アクトタワー、浜名湖大橋そして遠州灘が光る、
・登頂記念 11:48
参加者17名、昼食後、出発前に撮影、
・気になる看板 13:13
登山道入り口の車止めです。下山時間は、1時間25分、
そこに建つ看板の、自然歩道整備工事費4,987万円が気になります。
22年度(3月15日まで)に使うという。続編は、取材メモで、
・只木風景 13:25
富幕山の頂は、只木のみかん畑からは確認できません。
どうやら、写真中央の山の奥山のようでした。
全員みかん畑へ下山、お疲れ様、
・尉ヶ峰山頂 14:19
富幕山下山後、まだ陽は高く、バス登山で、尉ヶ峰の獅子落とし下のあづま屋へ、
そこからの短縮コースで山頂へ、所要時間26分
獅子落としの直登ルートを進むと、自然歩道整備工事の最中であった、請負業者の親方にいろいろ尋ね、
工事請負のあらましが少し理解できた。富幕山は、昨年済ませ、年度内に佐久米コースを整備するという。
この続きは、取材メモへ、
・奥浜名自然歩道とは 14:24
尉ヶ峰山頂の案内板によると、
@只木コース(富幕山 4.1Km
A奥山コース 4.7Km
B佐久米コース(尉ヶ峰) 5.7Km
C細江コース 10.8Km と説明する。
総延長 25.3Km
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《取材メモ》
今回の富幕山は、天候に恵まれ、楽しいハイキングとなりました。
しかし、コース半ばで、Sさんが、工事看板の”自然歩道整備工事費4,987万円”に気付き、
工事費が書いてあるのは目面しいという。
当初、立派なあづま屋が2500万円とか、道標と歩道整備などが2500万円などのうわさが出た。
静岡県は国際的な観光立県を目指すのか?
そこで、後日、工事の発注元の静岡県観光政策課へ電話し、素晴らしいトレイルのお礼をいい。
工事費4,987万円の内訳を聞いてみた。
発注内容:
22年度は、奥浜名自然歩道は、前記@ABの3コースで、延べ14.5Km
整備範囲は、道標、案内板更新、歩道路肩、階段、水吐け整備など、
と観光政策課は説明した。4,987万円/14.5Km=344万円Kmとなる。
単価の金額は別にして、伊豆箱根の国際観光立県を、奥浜名まで拡大し、
工事費を公開し、同じ仕様で差別なく進めている静岡県の観光行政にエールをおくりたい。
今後は、日本中の工事現場の看板に、工事期間だけでなく、工事費を記載し、市民が確認出来ることは有益と思う。
静岡県は、その先駆か?われわれが無知なのか?皆さん、看板を良く見ましょう。工事費が書いてなかったら、発注部署へ聞いてみよう!
チュニジア、エジプトの革命は、フェイスブックから、日本は、やまびこのHPから、行政の刷新となるか、
やまびこ川柳
”山歩き 短縮ルートが ちょうど良い”・・・やまびこ長老
”東名の 渋滞事故を 無事回避”・・・やまびこ参加者一同(2/15夕刻・東名下りの3名死亡事故と同時刻走行)
”バス席は いつも同じだ 10年間”・・・後部座席の参加者
皆さん、Friendさん、お元気で
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