烏帽子岳・1625.3m Oct 16. 2012 |
・出発 8:46
めいほう高原自然体験センター前Pを出発する先導の同センター所長のSさんとやまびこ会の一行、
めいほうスキー場を抜け、林道へ、 ゲートには、『社有林につき関係者以外の立ち入り禁止・三井農林株式会社』の標識、
一行は、マップを確認し、会長の判断で、烏帽子岳登頂(18名)と林道往復(2名)に分かれてスタートする。
沢沿いの林道をしばらく進む。
取材記者は、烏帽子岳登頂組(健脚と準健脚者)の後に続く、
分岐は多く、標識もないと聞いていたが、 中高年が大勢来ると聞いたセンター長は心配となり、 前日にこのような分かり易い標識をすべての分岐に設けた。 一行は、大助かり、感謝、感謝です。
しかし、折角準備した詳細地図も見ないでどんどん早くなる。分岐では、多少頭を使わないとボケが進むのだが、
私有林には、昭和27年植林の標識、カラマツ、杉、桧など半世紀余の成長を眺める。
当時は村営の山か、村民の私有地で村人が協力して植林をしたと思う。
林道を北周りで1時間30分程進み烏帽子の高嶺を確認、
前方尾根の左ピークが気良烏帽子岳、右が烏帽子岳という。
青い空に紅葉が映える、
標識のお蔭で、迷うこともなくすんなりと到着、標識さんありがとう!
ここから、山頂までの標高差340mを健脚先頭に突き進む、
登山者は、少ないというが、笹などよくの刈込んである。 露払いは、やまびこ会の健脚Sさん、その後に取材記者が続く、 どの様な速度で登るかを確認するのも取材記者の役目なのだ、 順調な足取りであったが、汗ばむ記者をヘボハチの集団が襲った。 被害は、左手の人差し指、右手の手の肯の2ヶ所刺された。
女性隊員が、すかさず塗薬を手渡す、お蔭でちくちくするが、大事に至らず取材を続行できた、ありがとう。
尾根の分岐に近づくとブナの黄葉も、 足元にネマガリタケ、仰げば烏帽子の秋
N さんは、写真撮影優先でマイペースで登った、お蔭で烏帽子の紅葉は素晴らしいのだ。
左、気良烏帽子、右、烏帽子
黄葉のはしりですが、結構美しいものも、
烏帽子岳の標識です。 何故か、山頂4m?ほどの高さの枝にかかる、積雪期に掛けたか?
山頂から、めいほうスキー場のコース上部を眺める、
烏帽子岳の山頂の様子です。
登頂希望者16名全員が無事に登頂、
烏帽子岳山頂には、三角点とその横に国土地理院の標識が建つ、 一行には、下山開始約束時間の13:00が迫る。
早々に、気良烏帽子経由での下山体制に突入した。
山頂のドウダンと周辺の紅葉、
気良烏帽子は、尾根の舳先で、見晴らしが良い。
当日は、天気も良く40Km 西北の白山が雲間に浮かんだ(トップの写真参照)
周辺の山々を眺め、 かって登った、石徹白から銚子ヶ峰、白山に続く尾根が思われ、 鷲ヶ岳が目前に迫る。 13:00の下山時間となる。高速下山開始、取材記者忙しい、
南に、郡上の山並み眺め、高速下山となる。
烏帽子の登山路は、概ね直線です。
その標高差340m を早足で一気に下りました。
気良烏帽子から約2Kmで、所要時間は41分、 皆さん、まだまだお元気のようです。
下山は、センター長お奨めの林道南回りです。
沢沿いの烏帽子山麓を颯爽と歩きます。林道も地道でハイキング向きです。
先を行くTさんが、シカを見つける。 山側のカラマツ林に大きな黒い物体、一瞬クマか?と思ったが、動き出したのではっきり見えなかった。
取材記者、数枚写真を撮り確認すると熊ではなさそう。黒っぽい大きなシカ、
明宝の森は豊かです。豊富な貯水は沢を潤し、みどりを育みます。
黄葉の時期に新緑のような風景でした。
この林道は”せせらぎ林道”と名付けたい。 センター長お奨めの下山ルートは登山の疲れを癒します。
お世話になった”めいほう高原自然体験センター”です。 責任者へのお礼のあいさつで、ところで、分岐の方向指示板は今後どうしますか? と聞いて見ました。当分残置して様子を見るそうです。
烏帽子への入山者はどのくらいいますか?、土日に少し登るといい、入山者はセンターに一言挨拶をしてほしいと言われました。
理由は、無事下山が心配となるためです。
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