御在所岳ロープウエイと鎌ヶ岳風景
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御在所岳は、鈴鹿を代表する険しい山である。やまびこ会にとっては通算4回目、
今回は、中道・山頂周回・裏道コースで難易度は中級です。
登山日の中日新聞朝刊は、山頂のアカヤシオの満開を告げる。
一行14名(内ゲスト2名)は、天候にも恵まれ、お花見気分で中道登山口からロープウエイ直下を潜り、急峻な絶壁から奇岩を眺め
、キレットに挑み山頂を目指した。
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写真説明、
中道登山道の富士見岩からの展望、手前から展望台、岩壁、ゴンドラ、大黒岩、鎌ヶ岳、11:40撮影
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@コース案内:
マップ &
コース断面図
A登山口:中道登山口(御在所山の家手前)
C総所要時間:7時間40分(人命救助1時間含む)/距離6.8Km
・累積標高差 +752m,-831mm (往復14,500歩)
・中道登山口P 8:12
登山口Pは、鈴鹿スカイラインの御在所山の家手前の路肩のふくらみです。
8時に到着しましたが、平日ですが既に満車状態、中日朝刊の影響と思われます。
・入山 8:17
参加者は、概ね健脚揃い。 取材記者兼編集者は最高齢者となる。
・登山道 8:24
入山直後からかなり険しい、初参加のゲストもいる、後続のパーティーに先をゆずる。
・ロープウエイ 8:33
ロープウエイ直下を潜り、汗ばむころに白鉄塔と山頂を望む、
・裏道分岐 8:43
この分岐標識で、ここから裏道経由でも登れることを知る。
・渋滞発生? 8:44
近づくと先行パーティーに事件発生の模様、確認すると男性登山者が転倒し横たわる。
携帯で救助を要請中、どうも心肺停止らしい、
やまびこ隊ゲストで元看護師が、心肺蘇生(胸骨圧迫)、人工呼吸(呼気吹き込み)、気道確保、
などの応急処置に献身的行動開始、取材記者じっと見守る。
・救助隊到着 9:20
救助隊2名到着、AED開始、人工呼吸継続実施、
・救急医療隊 9:40
救急医療隊2名到着、元看護師解放される、急患を移送用ソリへ拘束、ヘリ飛来するも樹木多く釣り上げ困難、
急患を広場まで移送開始、やまびこ隊おばれ石から登山再開、停滞時間約1時間、
・おばれ石 9:54
救助活動もあり、やまびこ本隊は、ここで1時間足止めとなった。
・展望岩 10:07
地蔵岩手前のコル、
かなり険しい山域に入る、この先にキレットがあるという。
・地蔵岩 10:15
岩上の石を、サイコロ石と呼ぶ、うまく納まったと思う。
・キレット下 10:37
地蔵岩の西側が鋭く落ち込む、ロープ、鎖もあるが慎重に下りる。
キレットとは、何語か? ドイツ語かと思ったが、調べると『切戸』がなまったという。
”登山用語”でキレットを検索すると、
・【きれっと】【きれと】【切戸】{日本語}
・【ギャップ】gap{英語}
・【シャルテ】Scharte{ドイツ語}
・【ブレーシュ】breche{フランス語}
山稜がV字型に深く切れこんで低くなっているところ、割れめ。風隙(ふうげき)。一般にまどよりも幅が狭い。
【キレット】とも書くが日本語。Scharte/breche[刃こぼれ、割れ目、城壁の銃眼]
”切戸”の日本語の意味は、扉などに設けた小さなくぐり戸、
明治初期、日本の近代登山の黎明期にGapを切戸と翻訳? おもしろい、
・7合目 10:54
中道の7合目は、ロープウエイに並行して登る急で険しいところです。
高齢者には、奨められません。
・富士見岩手前 11:13
頑張る隊員、足場は、こんな感じです。
・大黒岩 11:41
岩上の大黒様をご覧くださいね。
我々は、ロープウエイの勾配を登ってきたのだ、このすぐ先が朝陽台で山頂エリアです。
・石仏とアカヤシオ 11:42
石仏を拝し、アカヤシオを見つけほっと一息、
・中道終点 11:43
ここから先は、おなじみの観光地です。
・アカヤシオ(1)11:47
・アカヤシオ(2)11:48
・アカヤシオ(3)11:49
観光客は、リフトで花見、
・アカヤシオ(4)
そこを、中日新聞のカメラマンが狙います。
この写真は、今朝の中日朝刊のコピーです。クリックすれば一層きれいです。
・登頂記念 12:00
急患事件もあり、一時はどうなるかと思いましたが、全員無事に納まった健脚諸氏と取材記者。
・昼食 12:46
あづまやの南奥で風を避け、鎌ヶ岳を眺めながら
・望湖台 13:04
昼食後、御在所の最高点1212mへ出かける、
快晴ならば、ここから琵琶湖が見えるのだ、左奥の山は、かって登った雨乞岳です。
・タテヤマリンドウ 13:17
山頂公園のあちこちに咲く、
・ミズバショウ 13:24
水芭蕉園地に密生する、
・裏道・下山開始 13:38
下山は、裏道です。裏道は歩きたくないですよね、しかし、表道があるので裏道もあるのだ我慢しよう。
・国見峠 13:52
御在所から国見岳へのルートはシロヤシオ街道ですが開花の気配は全くありませんでした。
今年は、例年よりも遅いというので6月になると思う。
参考:9年前の懐かしい記録!
2003.5.27山行時のシロヤシオ開花状況
・ヤマツツジ 14:30
沢すじの岩壁に咲き誇る
この下の沢は、先の豪雨で大きな石がたくさん流れ落ちた所です。」
・藤内小屋上 15:19
このような土石流が藤内小屋を襲った、
その惨状はNHK-TVでも時々紹介され、
山友の支援でなんとか修復された。
・Friend と再会
藤内小屋での休憩中に、大変に懐かしいFriend S さんに再会出来て嬉しかった。
彼女は、下山中に取材のために遅れた私を颯爽と追い抜いた。
その時、よく似た女性と思ったが、下山ルートを見失っていて取材するほどの余裕はなかった。
・四の渡し 15:35
沢を渡るが、その先のルートは修復中であり、再び山腹をジグザグに登り、下り、裏道登山口を目指す。
・鈴鹿スカイライン北谷橋 15:56
登山口近くの北谷橋越えに四日市市街を眺めるゲスト、
今回は、久しぶりの険しい登山であったが、初参加のゲストを含めて全員無事に下山できた。
取材記者にとっても結構厳しいストレステストであったが有意義でもあった。
帰路は、湯の山温泉・グリーンホテルで疲れを癒し、何時もの湾岸長嶋PAでの夕食です。
皆さん、お疲れ様、
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《取材メモ》
今回の登山に参加し、取材して、
1、やまびこ会の御在所岳登山実績、
取材記者は、皆さんのお蔭で2、3、4回目を皆さんと共にを登ることができ感謝です。
・1回目:2000.11.7 登山ルート 不明(取材記者入会前)
・2回目:2003.5.6 登山ルート 武平峠・鎌ヶ岳・武平峠・山頂・武平峠
・3回目:2003.5.27 登山ルート 武平峠・山頂・国見岳・裏道・蒼滝大橋
・4回目:2012.5.8 登山ルート 中道・山頂・裏道・北谷橋
この他に、急峻な昭和新道を下った記憶がありますが、記録がありません。どなたか知らせてくださいね。
2、山中での急患
この度の山行で、山中で倒れたらどうなるか知ることができました。
大都市近くの御在所岳入山25分後であっても救急隊員の到着は1時間かかりました。
したがって、今回の様な心肺停止などの救命処置には、現地にいる人の知識と処置がたよりです。
今回は、たまたま、やまびこ隊に元看護師がいて、献身的な救護処置を行いましたが回復に至らず残念でした。
当日の患者は、65歳の体格の良い男性で、救出後ヘリで県立四日市医療センターへ搬送されましたが、
10:32に死亡宣告となりました。一行は浜松からのシニアー10名のパーティーです。
事件後、5名が病院に残り家族を迎え、あとの5名は帰宅となりました。
早朝、浜松を出発し、8時に登山口到着、我々と同時のニコニコの入山です。
しかし、入山前に体調の異常はなかったか?
前日は、十分な睡眠がとれたか? 高血圧の持病はなかったか? などなど が思われます。
やまびこ川柳
”御在所は 健脚ばかり 参加する”・・・健脚でない取材記者のヒガミか、
”アカヤシオ 新聞読んで 見に来たよ”・・・朝刊を見てから登った登山者、
”キレットは シニアー登山に 似合わない”・・・遭難事故の未然防止を願う取材記者、
”キレットが あるからそこを 目指します”・・・健脚のシニアー山ガール、
皆さん、Friendさん、お元気で
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