南アルプスの仙丈岳風景
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戸倉山は、伊那山地の北端近くの天竜川左岸にあり、地元の人は
”伊那富士”(20065.9撮影)と自慢する。
今回は、3度目の登山ですが伊那谷の桜の好機に計画し、お花見を兼ねてのツアーです。
一行15名(内ゲスト2名)は、天候にも恵まれ、戸倉山キャンプ場からの往復登山を楽しみました。
帰路は、天竜川左岸を下り中川村自慢の望岳荘(温泉)&南向(みなかた)桜を巡ります。
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写真説明、
戸倉山頂(東峰)から、東方12Kmの仙丈岳風景、11:28撮影
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@コース案内:
マップ(出典:名古屋周辺200山のコース):
A登山口:戸倉山キャンプ場
C総所要時間: 4時間45分(2006.5.9と同タイム)/距離5.2Km・標高差±640m (往復10,000歩)
・馬止めの松 9:47
戸倉山キャンプ場から入山して47分です。
山道は急登もありますが、腐葉土で歩きやすい。
・6合目ベンチ 10:31
6合目にはベンチがあり、アルプスを眺め一息入れる。
・オッパイ松 10:37
松、杉、カラ松の混合林を進む、
松にこのようなふくらみは珍しい。
・あづまや 10:50
山頂近くのあずまやです。
このあずまやには、近郷のハイカーが使う大きな鍋釜が常備される。
当日は、地元の芋煮会幹事が下見に来ていた。
彼らは、金名水の湧き具合を確認に来た模様、
聞くと、毎年4月下旬に仲間で楽しむという。
・戸倉山、西峰登頂 11:18
2時間18分で登頂、2006年は、1時間56分
高齢者もなんとか無事に登り、アッパレ
・戸倉山、東峰標識 11:30
西峰から5分程の東峰を覗く、
旧長谷村自慢の”伊那富士”の文字、
・東峰展望 11:31
東に赤石山脈、仙丈岳の雄姿が迫る。
直線距離を調べると12Kmと以外に近い、
・美和ダム湖 11:32
旧長谷村のダム湖を見下ろす、
・中央アルプス、千畳敷アップ 11:56
西峰に戻り、中央アルプスの千畳敷カールを覗く、
快晴であるが、3000mの稜線から絶えずガスが湧く、
・昼食風景 12:03
西峰展望も素晴らしい。
ガスが抜ければ、御嶽、槍、白馬岳も見えるのだ、
・登頂記念 12:17
木曽駒ヶ岳を背に、15名全員収まる
・下山 13:08
12時20分下山開始、後半は雨雲にせかされ、”下りは早い”やまびこ会の本領を発揮、
13:40全員無事に下山、所要時間は1時間25分、
お疲れ様、
・水芭蕉 13:51
登山口の戸倉山キャンプ場脇に咲き誇る、
・水芭蕉 13:52
やや小柄ですが伊那谷の春を告げる、
・戸倉山(伊那富士)2006.5.9撮影
秀麗な伊那富士をご覧くださいね。
彼女は、中央高速道の駒ケ根付近の東側から行き交う旅人を何時も見つめる、
南向(みなかた)の桜を訪ねて
・望岳荘&花見 15:48
帰路、天竜川左岸の県道R18を下り、中川村の望岳荘へ、
・望岳荘&花見 15:49
南向小学校の跡地に咲く南向桜を愛で、望岳荘の湯に浸かり、
・望岳荘&花見 15:49
当日は、7から8分咲き、雨も上がり桜と残雪のアルプスを眺め、帰路につきました。
南向學校跡
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《取材メモ》
今回の登山に参加し、取材して、
1、上伊那の戸倉山を3回登って
取材記者は、皆さんのお蔭で3回とも登ることができ感謝です。
・1回目:2006.5.9
・2回目:2010.10.19
・3回目:2012.4.17
そこで、6年前の登山記録と比べてみると、総所要時間は4時間45分と全く同じであり、
やまびこの行動力に劣化が認めれれないと言うことが確認されました。
参加者の皆さんは、自信をもって今後も参加することを願っています。
高齢化が進みますが、何事も継続が力です、日頃の散歩と安近鍛で健脚維持が大切と思いました。
2、南向(なみかた)の桜
この度の参加で、今年の3月20日に初訪問した望岳荘を再訪し、南向の桜を愛でることができました。
この地に立てば、国破れて山河あり、多くの人がこの桜を、学び舎跡を訪ね、故郷を偲んだと思われます。
私は、日本の故郷の源流を見る思いです。このような村々が幸せになる日本を願っています。
日本で、最も美しい村の過疎が進むということは、浪費を美徳とするランキング社会を進めた日本人全体の責任です。
皆さんも望岳荘を訪ね山に登ろう!
やまびこ川柳
”戸倉山 三度登りて 自信つけ ”・・・やまびこ会高齢者一同(含む、取材記者)
”南向の さくら残雪 最美村”・・・村の存続を願う村長と取材記者
皆さん、Friendさん、お元気で
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