長野県県木曽郡木曽町町
御嶽山3067m (飯森高原駅〜剣ヶ峰往復)
Aug 5. 2014

御嶽ロープウエイと山麓風景

御嶽山は、我が国第14位の高峰である。やまびこ会としては過去数回、取材記者の参加は3回目で、このコースは初参加です。

今回の参加者は19名、飯森高原駅から剣ヶ峰往復は、長野県が設定したグレーディングでは、 体力レベル:3、難易度:B、コースタイム:4.5Hr です。 会長の判断で、剣ヶ峰グループ・12名と九合目グループ・7名の2班編成です。

山頂の天候は雨、強風の予報下(午後の晴れ間を期待し) 飯森高原駅から慌ただしい入山となった。

結果は、剣ヶ峰グループが九合目、九合目グループが女人堂で、それぞれ撤退となった。

それでは、取材記者が同行した、剣ヶ峰グループの足取りをお楽しみください。

写真説明、
下山後、御岳ロープウエイP(鹿ノ瀬駅)から御嶽山頂へ延びる尾根を仰ぐ、14:33撮影


@コース案内: マップルート断面図(カシミール3D)黒沢口ルート解説(昭文社御嶽山マップより)
A登山口:飯森駅・御嶽ロープウエイ上
B登山総所要時間(九合目往復):5時間45分/距離:6.7Km・累積標高差 ± 780m(12500歩)


・御嶽ロープウエイ・センターハウス 8:19

豊田市発 5:00、3時間19分で現着、

この、センターハウスで、三日間有効・インターネット割引の往復券をゲットし鹿ノ瀬駅へ、

・気象情報 8:20

ロープウエイ下:1570m, 18℃、
ロープウエイ上:2150m, 14.5℃、視界 X



・到着記念 8:21

花園に祝福され、いよいよ出発、



・鹿ノ瀬駅 8:22

数名乗りのゴンドラで上がる。



・鹿ノ瀬駅前 8:22

案内板が山頂へ誘う。

駅の標高は、1570m、

・飯森駅 8:39

約15分で、標高2150m へ、リフトアップ、



・ルート確認 8:44

剣ヶ峰グループ、果して、剣ヶ峰まで登れるか?、



・行場山荘通過 8:53

脇目もふらず前進あるのみ、



・女人堂 9:55

どんどん進む、

江戸時代は、女性は、ここまで、
現在は、ここから上は女性が元気、

ここから上は、濃霧、強風、やがて雨、撮影困難、



・九合目・石室山荘 11:18

取材記者は、11;12到着で、所要時間2時間28分、登山マップの標準時間は2時間45分、

早速、昼食、コーヒーをいただく、

この先、風雨強く、剣ヶ峰アタック断念、撤退という。

九合目登頂記念 11:45

撮影後、全員、レイン、バックカバーのフル装備で早速下山開始、

梵鐘 12:28

小休止、鐘を鳴らし頑張る。

この梵鐘は、最近、信者の寄進のよるもの、

この他に。鳥居、石碑などの寄進も所どころに、

登りも、下りも、多勢の御嶽講の登山者に出会う。
彼らは、何れも山頂で一泊後の下山中であった。 白装束、地下足袋のかなりの高齢者も目立った。

駐車場で大型観光バスが彼らの下山を待つ。

・女人堂 12:50

雨も上がり、少し明るくなってきた、やれやれ、



・女人堂 12:52

小休止、

一行に、笑顔がこぼれる、

・杖洗の石 12:56

本来は、ストックを洗ってから神域を目指す。

取材記者は、下山時に気付く、最近は、何事も後で気づく、


・行場山荘 13:56

Oさん、ちからもち を食べる。



・チップの小路 13:58

間伐材のチップと思うが、足にやさしく素晴らしい。

疲れもやわらぐ、

・飯森駅 14:03

雨も、すっかり上がり明るくなってきた。

・飯森駅到着 14:07

下界は、青空のよう、お疲れ様、



・小熊? 14:20

ゴンドラから、スキー場、原生林を眺める。

同乗者が、熊だという。早速、ゴンドラ支柱下の熊にカメラ向けるも焦点合わず残念、

しばらく、うろちょろしていたが、ゲレンデ横の樹林へ消えた。

・鹿ノ瀬駅へ下山 14:28

全員、無事に下山、一息入れる間もなく、展望台へ、



・花園 14:29

展望台からの素晴らしい眺め、



・花園 14:31

ここを歩けば、若返ったかも、



・マイクロバス 13:33

かくして、慌ただしい、登山は終わった、皆さん、お疲れ様、

リュックを車へ納めた後で、Oさんの差し入れの『良く冷えた大きな銀スイカ』をいただく。おいしかった。

最高の贈り物ありがとう!

帰路は、御岳直下の 『ホテル木曽温泉』で、足をほぐし帰豊、

ごきげんよう、おわり、



《取材メモ》
今回の登山に参加し、取材して、

1、山の天気
今回の御嶽山行では、天気予報の不確かさを痛感した。

一般の、天気予報では、2日前までは、現地の8/25の天候は晴れ、前日になって雨、当日の朝になって回復の予報となった。

しかし、近年、予報もいろいろ、山名をクリックするとピンポイントで、山頂付近の温度、風速、雨の強さを示し、登山の適否を判定し予報する。

一例、

『てんきとくらす』 では、下記の3段階で予報する。

A:登山に適しています

B:風または雨が強くやや登山に適していません

C:風または雨が強く登山に適していません

山の天気の見方、 『てんきとくらす』を開く

クリック手順:

・行楽地の天気 ⇒高原・山 ⇒高原・山の地域 ⇒各県の山名

この予報では、御嶽山天候は、4,3,2日前までは、"C" であった、しかし、前日に"B" となったが、当日は、 山頂域は、”風雨強し”下界は”くもり&晴れ”であった。


2、飯森高原駅から剣ヶ峰ピストン
取材記者は、過去3回剣ヶ峰ピストンを体験したが、何れも田の原ルートです。

しかし、飯森高原駅から剣ヶ峰ルートは、初体験です。
今回は、九合目で折り返したが、その難易度は、何れも同等で、長野県のグレーディングでは、”体力レベル 3、難易度 B と思えた。

これは、木曽駒ヶ岳より、ワンランク厳しい。

4、やまびこ川柳

”御嶽の とんぼがえりは 忙しい”・・・取材記者

”シニアーは、お花畑と お湯がよい”・・・取材記者

”お遍路は 山小屋泊り 超スロー”・・・お遍路リーダー




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