答志島ハイキング(縦走) & 忘年会 Dec 20. 2016 |
・鳥羽港を出航 9:48 鳥羽市定期船で答志島の桃取港へ、 所要時間は、約20分、
海は凪、天候は曇り
港へは会長手配の定洋旅館の車が迎えに来るというので、 高齢者は乗せられると思っていたら最高齢者も歩くというにで付き合うことにした。
桃取港を眺めながら、1Km ほど海岸沿いを歩く、海岸を離れ車道R759(答志島スカイライン)を行く。車は少ないが登り坂で少し汗ばむ、 道路沿いに家庭菜園のような小さな畑、何れも古い漁網を使ったイノシシ防護柵、涙ぐましい。 見渡すと島の多くは自然林、島にはイノシシはいないと勝手に思っていたのでびっくりした。
島には昔からイノシシはいたか、海を泳いできたか調べよう。 早速、”答志島のイノシシ”で検索すると 農作物被害・イノシシ海渡る 三重・鳥羽の離島で繁殖確認 の毎日新聞記事
答え:
・神島は距離があり未確認(いない)
かなり歩くと、大きな貯水タンク、ポンプで汲み上げたと思うが、一体どこからか? 島のインフラを調べると、『電気は海底ケーブル』、「水は海底の配水管で送水されているので水道料金が高いです」と島民は言う。
貯水タンクから道は下り、答志中学校前を通り答志港へ、
島には、このような貯水タンクが複数あり、 島民の生活用水を確保しているようだ、
鳥羽市は、離島4島へ海底送水管で配水する。答志島へは一日6940立方メートル送るというから、タンクの水は非常用か、常用か?
海底が隆起してできる背斜地層(傾斜)を確認、それは、1.5〜2億年前?
常時先頭を歩く最高齢者のS さん アッパレ!
ハイカーも安心ですね。
このゴミはどこから来るか、イノシシのように海を渡る漂着ゴミ?島民のモラルの問題か?
桃取地区に清掃センターがあり、燃やすゴミは処理できるが、埋めるごみなどは本土へ船で送る。
離島の行政の苦労は、豊田市民は知らない。
答志町の海岸に出る、
海は凪、しばらく風景を楽しむ、
海辺近く、箱メガネの漁場です。タラコ? ウニ? サザエ、海藻?
自宅の作業場でせっせとさばく、干物づくり
路傍の掲示板です。
離島の思いがひしひしと、
到着すると、12:40から忘年会開始という。 温泉は5F の展望風呂、カラスの行水、開宴、乾杯とあわただしい。
宴もたけなわ、お姉さんサンタが登場、
余興グッズ提供とクリスマスプレゼントの抽選会、恒例のカレンダーの阿弥陀くじです。
続編は、下記をクリック、 PPAP(Pen-Pineapple-Apple-Pen Official)ペンパイナッポーアッポーペン/PIKOTARO(ピコ太郎)のYouTube をどうぞ!
ピコ太郎良かったよ
乾杯!
体型はトナカイにそっくり、来年も頑張ろう! Very Good!
カラオケはS さんから、後は続々と Nさんもかなりののど自慢、大トリは、鳥羽一郎の大ヒット曲 『姉妹船』?
取材記者一年振りの参加、デジカメ健在、 全員納まったと思ったら、運転手のK さんが不在、追加でごめんなさいね。
答志町内からは神島が良く見える。
その距離を調べると、約 6.5Km
忘年会も無事に終了、
町内散策前の一時、
漁は早朝か? 多くの漁船が停泊中、
ここは、答志と和具地区の氏神さん、 散策の目玉はこの神社、 何故か? 宴会部長が、以前訪問し面白い木があるという。
全員で確認すると、
近年になって、島民は境内にはこのような龍の形をしたシイの木があることに気付く、
『龍神さん』と呼ばれ、今では島のパワーポイント、
見れば見るほど龍の頭のように見える。
しかし、知らずに参拝したら誰も気付かないそうだ、
何事も、言わなければわからないのだ、
答志町を歩けばあちこちで神島に出会う。 かって巡った三島由紀夫の小説”潮騒”の舞台が思われる。
宴会部長は、島民に龍神さんは何時頃どうして気付いたか尋ねる。 島民は、7〜8年前に文化保存会の人が気付き話題にしたことが始まりという。
新聞記事にもなり、現在は、答志島のウォーキングマップのチェックポイントとなり観光の名所となる。
海岸線を歩くと何回も顔を出す神島、
良い眺めだ、
ここは、町民の軽四置き場、 自宅へ続く路地は狭く車は入れない、 入口に『車検切れ厳禁』の看板、 離島でも、2年ごとの車検 悩ましい、
現在、島の軽四は793台、日常行き来するフェリーは無いので、島限定使用のようだ、
家々に”墨のマルハチ記号” 調べると、八幡祭・島の八幡神社の例大祭で、『八幡さん』、『神祭』と呼ばれる祭りあり、 祭の要である弓引き神事では、若者たちが担ぐ『お的』の墨を島民が奪い合い、 その墨で家の戸口や船に八幡神社の神紋であるマルハチを書き、
大漁満足や家内安全を祈願します。
帰路は、時間の都合でノンストップの海上タクシーを手配、
デッキに上がり、島々を眺め、 かもめに見送られ鳥羽港へ、
潮風に吹かれ若返る。
後部デッキからの答志島の眺め
帰路は、 参拝終了時間の午後5時となり、 一行は、おかげ通りの赤福本店詣でとなった。 歩数:20,000歩 お疲れさま、
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