三重県鳥羽市
答志島ハイキング(縦走) & 忘年会
Dec 20. 2016

答志島風景・16:04 撮影

答志島(とうしじま)は三重県鳥羽市にある離島、鳥羽港から北東 2.5K の沖合に浮かぶ、

東西約6キロメートル、南北約1.5キロメートル。面積約7平方キロメートルで、鳥羽湾および三重県内では最大、 鳥羽市の無形民俗文化財に指定されている 寝屋子制度が残るという。

山歩き やまびこ会の忘年ハイキング参加者21名は、豊田市駅をマイクロバスで6:30 に出発し、鳥羽港経由で答志島桃取港を目指した。

桃取漁港から宴会場がある答志漁港へは、県道R759・答志スカイライン全長7Km のハイキングをコースを歩き、 宴会後は、答志漁港界隈の散策を楽しみました。

帰路は、登山の安全祈願に伊勢神宮内宮に立ち寄ったが、参拝終了時間の午後5時となり、一行は、おかげ通りの赤福本店詣でとなった。

写真説明、
答志島風景、答志漁港から海上タクシーで鳥羽港への帰路船上にて、16:04 撮影


@mapion map URL”答志島マップ検索”

A答志島縦走ハイキングコース(Mapion検索Copy)

B答志島縦走(R 759)所要時間: 2時間/縦走7.4Km・累積標高差±250m・取材記者歩数:16,000歩



・鳥羽港を出航 9:48

鳥羽市定期船で答志島の桃取港へ、

所要時間は、約20分、

海は凪、天候は曇り

・答志島桃取港へ入港 10:08

港へは会長手配の定洋旅館の車が迎えに来るというので、

高齢者は乗せられると思っていたら最高齢者も歩くというにで付き合うことにした。



・県道 R 759 10:47

桃取港を眺めながら、1Km ほど海岸沿いを歩く、海岸を離れ車道R759(答志島スカイライン)を行く。車は少ないが登り坂で少し汗ばむ、

道路沿いに家庭菜園のような小さな畑、何れも古い漁網を使ったイノシシ防護柵、涙ぐましい。

見渡すと島の多くは自然林、島にはイノシシはいないと勝手に思っていたのでびっくりした。



・イノシシ捕獲ケージ 11:10

島には昔からイノシシはいたか、海を泳いできたか調べよう。

早速、”答志島のイノシシ”で検索すると

農作物被害・イノシシ海渡る 三重・鳥羽の離島で繁殖確認 の毎日新聞記事

答え:
・近年、鳥羽から近い坂手島、菅島、答志島は、近年海を渡る姿が度々確認される。

・神島は距離があり未確認(いない)

・大きな貯水タンク 11:13

かなり歩くと、大きな貯水タンク、ポンプで汲み上げたと思うが、一体どこからか?

島のインフラを調べると、『電気は海底ケーブル』、「水は海底の配水管で送水されているので水道料金が高いです」と島民は言う。

貯水タンクから道は下り、答志中学校前を通り答志港へ、

・貯水タンク前の鳥羽市標識 11:13

島には、このような貯水タンクが複数あり、

島民の生活用水を確保しているようだ、

鳥羽市は、離島4島へ海底送水管で配水する。答志島へは一日6940立方メートル送るというから、タンクの水は非常用か、常用か?

・島の地層 11:13

海底が隆起してできる背斜地層(傾斜)を確認、それは、1.5〜2億年前?



・S さん独走 11:29

常時先頭を歩く最高齢者のS さん アッパレ!



・R 759 標識 10:59

ガードレールに表示

ハイカーも安心ですね。
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・R 759 不法投棄 11:38

答志島スカイラインを歩くと、所どころにゴミの不法投棄があり気になった。

このゴミはどこから来るか、イノシシのように海を渡る漂着ゴミ?島民のモラルの問題か?

桃取地区に清掃センターがあり、燃やすゴミは処理できるが、埋めるごみなどは本土へ船で送る。 離島の行政の苦労は、豊田市民は知らない。

・答志町風景 11:46

答志町の海岸に出る、

海は凪、しばらく風景を楽しむ、

・答志町風景 11:48

海辺近く、箱メガネの漁場です。タラコ? ウニ? サザエ、海藻?

・干物づくり 11:58

自宅の作業場でせっせとさばく、干物づくり

・ご当地ソング 12:04

路傍の掲示板です。

離島の思いがひしひしと、

・定洋旅館到着 12:14

到着すると、12:40から忘年会開始という。

温泉は5F の展望風呂、カラスの行水、開宴、乾杯とあわただしい。

・忘年会 13:42

宴もたけなわ、お姉さんサンタが登場、

余興グッズ提供とクリスマスプレゼントの抽選会、恒例のカレンダーの阿弥陀くじです。

・余興・ピコ太郎登場 13:46

続編は、下記をクリック、

PPAP(Pen-Pineapple-Apple-Pen Official)ペンパイナッポーアッポーペン/PIKOTARO(ピコ太郎)のYouTube をどうぞ!



・余興もビールもいいね 13:54

ピコ太郎良かったよ

乾杯!

・余興・トナカイ登場 13:56

体型はトナカイにそっくり、来年も頑張ろう!

Very Good!

・宴会部長 14:09

カラオケはS さんから、後は続々と



・宴会副部長 14:16

Nさんもかなりののど自慢、大トリは、鳥羽一郎の大ヒット曲 『姉妹船』?



・記念写真 14:47

取材記者一年振りの参加、デジカメ健在、

全員納まったと思ったら、運転手のK さんが不在、追加でごめんなさいね。

・答志漁港風景 14:57

答志町内からは神島が良く見える。

その距離を調べると、約 6.5Km

・定洋旅館前にて 14:58

忘年会も無事に終了、

町内散策前の一時、

・答志漁港 15:10

漁は早朝か? 多くの漁船が停泊中、



・美多羅志神社 15:17

ここは、答志と和具地区の氏神さん、

散策の目玉はこの神社、

何故か?

宴会部長が、以前訪問し面白い木があるという。

全員で確認すると、

・龍神さんのシイの木 15:25 N 提供

近年になって、島民は境内にはこのような龍の形をしたシイの木があることに気付く、

『龍神さん』と呼ばれ、今では島のパワーポイント、

・龍神アップ 15:25 N 提供

見れば見るほど龍の頭のように見える。

しかし、知らずに参拝したら誰も気付かないそうだ、 何事も、言わなければわからないのだ、

・神島 15:28

答志町を歩けばあちこちで神島に出会う。

かって巡った三島由紀夫の小説”潮騒”の舞台が思われる。



・龍神さん取材 15:34

宴会部長は、島民に龍神さんは何時頃どうして気付いたか尋ねる。

島民は、7〜8年前に文化保存会の人が気付き話題にしたことが始まりという。

新聞記事にもなり、現在は、答志島のウォーキングマップのチェックポイントとなり観光の名所となる。

・離島風景 15:36

海岸線を歩くと何回も顔を出す神島、

良い眺めだ、

・軽四天国 15:43

ここは、町民の軽四置き場、

自宅へ続く路地は狭く車は入れない、

入口に『車検切れ厳禁』の看板、

離島でも、2年ごとの車検 悩ましい、

現在、島の軽四は793台、日常行き来するフェリーは無いので、島限定使用のようだ、

・家々に”マルハチ” 15:44

家々に”墨のマルハチ記号”

調べると、八幡祭・島の八幡神社の例大祭で、『八幡さん』、『神祭』と呼ばれる祭りあり、

祭の要である弓引き神事では、若者たちが担ぐ『お的』の墨を島民が奪い合い、

その墨で家の戸口や船に八幡神社の神紋であるマルハチを書き、

大漁満足や家内安全を祈願します。

・海上タクシー乗船 15:50

帰路は、時間の都合でノンストップの海上タクシーを手配、



・乗船記念 16:01 N 提供

デッキに上がり、島々を眺め、

かもめに見送られ鳥羽港へ、



・乗船記念 16:01

潮風に吹かれ若返る。

・さようなら答志島 16:03

後部デッキからの答志島の眺め



・赤福本店 17:10

帰路は、
登山の安全祈願に伊勢神宮内宮に立ち寄ったが、

参拝終了時間の午後5時となり、

一行は、おかげ通りの赤福本店詣でとなった。

歩数:20,000歩

お疲れさま、





《取材メモ》

1、答志島・初訪問雑感

@答志島の経済は、鳥羽市と同様に漁業と観光での振興を願っているよいうです。 鳥羽市への旅行者も大幅に減少しているようで、島の経済は厳しいと思えた。

鳥羽市観光課は、島の観光情報を盛り込んだウォーキングマップを発行し島民2.200人を支援する。

A島の食事は、自前の魚と野菜で十分まかなえると思えたが、近年、島民の僅かばかりの菜園がイノシシの被害に遭い困惑状態にあった。

調べると、近年イノシシが海を渡り繁殖することを知り驚いた。イノシシが離島へ出稼ぎにくるということは、本土での食糧難が考えられる。

日本人は、輸入牛肉をやめ、イノシシ肉を食べればこの問題は解消するのだが、安倍政権では無理だが、ドウテルテ大統領なら可能かも、

B答志島スカイライン・R759 を歩いて感じたことは、今回は、冬季であり少し汗ばんだが快適なハイキングであった。 しかし、島の観光シーズンの夏季にここを歩くとどうなるか、熱中症で倒れないか心配となった。

幸い、島には多くの自然林があり、木立の中の遊歩道を切りひらけばハイカーが増えないか、イノシシ退治にも利用できると思う。 県道R759を島のスカイラインと呼びたいのなら、路傍のゴミの不法投棄を解決してほしい。

島には漂着ゴミが押し寄せると思うが、それらを含めてゴミの回収はどうなのか思いを巡らせる。

鳥羽市は、桃取地区の清掃センターで燃やすゴミを処理知できるが、埋めるごみなどは船で本土へ送る。

架橋対策協議会は、島に橋を架ければ、ゴミ回収もしやすくなるという。しかし、観光客が車で押し寄せたらどうなるか?

忘年会に参加して、離島の現実を垣間見た、いい勉強になった、幹事さんありがとう。

編集者: JA2TKO

2、やまびこ川柳

”車道なら 先頭歩く 高齢者”・・・やまびこ会最高齢者

”離島まで イノシシ移住 ビックリポン”・・・取材記者

”山取材 Web up は 400回”・・・ボケ防止に役立った?取材記者

”忘年会 赤福食べて また太り”・・・参加者一同

皆さん、Friend さん、お元気で よき新年を!




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